ビフォア・サンライズ 恋人までの距離(1995)
ジュリー・デルピー、イーサン・ホーク共演によるラブ・ロマンス。列車の中で偶然出会った一組の男女。二人は意気投合して列車を途中下車し、ウィーンの街をあてどもなく歩く。しかし楽しい時間はあっという間に過ぎ、やがてお互いの生活に帰る朝がやってくる……。 allcinema
出会ってから好きになって、たくさん話して、もっと一緒にいたいって気持ちが溢れる瞬間までの男女の変化を凄く丁寧に描かれています(´∀`)
とっても好きな映画の一つでロマンチック気分に浸りたい時にもってこいです!
基本的には、初めて会った人と街ブラする以外事件も起きなくて、夜の街をただひたすら喋って喋って歩いて過ごす。
なのに すんごくロマンチックなのです。
セリフやウィーンの景観のせいか。
二人のぎこちなさとかが伝わってきて忘れてしまいそうな感覚を思い出させてくれます ( ´艸`)
始まりは列車から。
隣の夫婦喧嘩にウンザリして移動したら運命の出会い!
セリーヌの読んでた本はバタイユの『マダムエドワルダ』。 私も読みましたが、眼球譚の方が分かりやすかったけどアレでした。
まだ読んでない(読めない)バタイユの本が本棚に潜んでいます。。いつかはセリーヌのように、さらっと読んでみたい。
今 こんな風に食事の出来る車両はあるんでしょうか? 七つ星とかスイーツトレインとか?
知らない人には、ついて行ってはいけないけど…。
この距離感!
レコードの試聴室。 ドキドキの目線が最高にカワイイ(>_<)
この距離感!
お金がないから町ブラしてるだけなのに絶対楽しい!
少しずつ夜明けが近づくにつれ2人のもどかしさに切なくなっていきます(´д`)
今夜だけ。
最高の夜だから二度と会わない。
路地でセリーヌが話すこと。
自立した強い女になることばかり望んできた。 男にかしずくだけの一生はイヤですもの。 でも、人を愛し、愛されることは何より大切よ。
セリーヌはジェシーの価値観を聞きながら。
もし神が存在するなら人の心の中じゃない。人と人との間の わずかな空間にいる。 この世に魔法があるなら それは人が理解し合おうとする力のこと。たとえ理解出来なくてもかまわないの。相手を思う心が大切。
しっとり話すセリーヌ、見つめるジェシー。とっても美しい場面。
そして朝がやってくる…。
この距離感!!
恋の始まる瞬間、忘れてしまいそうな瞬間。
純愛とかの恋愛映画はあまり好きじゃないですが、これは例外(○´∀`○)
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