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クラッシュ4K(2021)
過激な性描写で話題となったデヴィッド・クローネンバーグ監督の衝撃作が、4K無修正版として復活。自動車事故によって、性的興奮を覚えた男女の偏愛を描く。撮影を務めたピーター・サシツキー監修のもと本作を4K化。『セックスと嘘とビデオテープ』のジェームズ・スペイダーが主演を務め、『ピアノ・レッスン』のホリー・ハンターらが共演。 映画ナタリー
観てきました、4Kの大画面で!
以前の記事→クラッシュ
リバイバル上映が決まってからすごく楽しみにしていたんですが、私の地域ではようやく2月下旬に公開。しかも一週間のみ!
上映してくれた地域の老舗の映画館に感謝です。 この地域の映画館はいろいろと面白い作品を上映していていい感じの映画館。
もう何度も観ているのですが、せっかくなら観ておきたい!との想いにパートナーも予定を合わせてくれて、マニアックな作品に付き合ってくれました。
城下町の老舗の映画館、平日の昼、倒錯的映画、5~7人くらいの入りでした。
おじさん数名、若い男性1人、女性1人、カップルは私達だけ。
『ニンフォマニアック』を観に行った時もそうでしたが、性描写の激しめの作品を大画面で知らない人達と一緒に観るって不思議でおもしろい体験だと思います(^_^;)
不穏な旋律と車のライトの流れるようなオープニングからスカートの擦れる音に切り替わっていく。
映像はもちろんですが、何より音による効果は全然違う気がしました。
直接的なコトでの表現より、音や言葉、曖昧で示唆的な表現で醸し出す方が想像をかきたてて、私はより官能的な気がします。
誰かが書いていた「不在のエロス」的な感覚というのでしょうか。
そんな大満足のリバイバル上映で、帰りにパートナーが「最後の方、数十分はほとんどセリフがなかった…」と言っていて、初めてその事に気づきました!
すごく普通に受け入れて観ていたけどパートナーはまた違う視点で観ていたんだなって当たり前ながら少しびっくりでした。
映画館で一緒に観てた人達はどんなきっかけで観に来ていたのかな~と思いながら(内心きっとイイ変態さん達だったんだと思いつつ)帰宅しました。
何度観てもこのセンスにドキドキします。