傷ついた心の処方箋
前回・前々回と
「暴言を吐かれた時の対処法」
についてご紹介しました
この2つの記事で
暴言を発した「お相手」への
アプローチ方法をご紹介したのですが
肝心の「傷ついた自分」への
フォロー方法を書いてませんでした‼
大変失礼しました(´ω`;)\
なので今回は
「傷ついた心の処方箋」と題して
お相手の言葉に傷ついた心を
どう癒していったか
私の経験を交えながら
書いていこうと思います
私がこれまでに
一番衝撃を受けたのは
「お前みたいな奴は地獄に落ちる‼」
と電話で宣告された時です(笑)
今では笑い話ですが
当時は本当にショックで
しばらく動悸が止まりませんでした
そして何より苦しかったのが
お客様対応を終えた後もしばらく
・「お客様にここまで言わせたという事は
私は本当に地獄に落ちるような
ひどい人間なのでは…」
・「今まで気づいていなかっただけで
私は本当は性悪だったのかも…」
という考えに取りつかれ
自分が何者なのか
分からなくなってしまった事です
(アイデンティティが崩壊した感じでした)
この「地獄に落ちる」という言葉に対しては
「さすがに荒唐無稽では?」と
感じていたのですが
「もしかしたらお客様が正しいのかも…」
という考えがほんの少し芽生えたことで
急速に自信が無くなっていくのを感じました
99%荒唐無稽だと感じる事柄にも
1%「もしかしたら本当かも」
という疑いが生まれると
いとも簡単に「疑い」が
幅を利かせてしまうことに本当に驚きました
なんとかせねばという事で
「第三者に話を聞いてもらい
フィードバックしてもらった」のですが
これが非常に効果的でした
具体的には
会社の同僚や後輩、家族、友人などに
話を聞いてもらい
どのように感じたか教えてもらう
というものです
・「どんな事情があっても暴言は無しだよ」
と怒ってくれた人
・「怖かったよね…大丈夫?」
と心配してくれた人
・「出来る事はやったんだから自信持って」
と励ましてくれた人
・「地獄行きを宣告してくるなんて
相手が閻魔様だったんじゃない(笑)?」
と爆笑させてくれた人
人によって反応が様々で
面白かったのですが(笑)
不思議な事に
どんな反応をもらっても
心が落ち着き安らいでいくのを感じました
そして皆さんの言葉の端々から
「私」という人間の輪郭が見えてきて
見失っていた自分を取り戻せたような
感覚があったのです
本当にありがたい経験でした
他の方が居てくださるからこそ
自分が見えてくるという事を
身をもって実感した出来事でした
<まとめ>
心無い言葉に傷ついた時は
信頼できる周囲の人に相談し
フィードバックを得ると良い
本日もご覧くださり
ありがとうございました‼
ちなみに…
私が「地獄に落ちる」と言われたのは
「お客様に自社製品の販売店を
紹介したから」です
…何のことやら分からないですよね(笑)
実は
そのお客様と販売店様との間で
トラブルが起きたそうで
「トラブルになったのは
店を紹介したお前のせいだから
責任を取れ」ということでした
それをお断りしたことで
地獄行き宣告に至る訳です(笑)
販売店のご案内という
一見平和そうなお問い合わせから
このような事態に発展したので
暴言はこの世の至るところで
放たれているのでは…?と恐々としました
どうか皆さまが
心無い言葉に出合いませんように
そして
もし出合ってしまった時には
すぐに癒されますように
心から祈っています
私自身としては
暴言を口にしないのはもちろん
優しくてためになる言葉を使えるよう
これからも努力していこうと思います
今後ともよろしくお願いいたします(*^^*)