早起きって最高!
みなさん、おはようございます。
kindle作家のTAKAYUKIでございます☆彡
今朝は4時過ぎに目覚めました。そしてそのまま玄関のドアを開けます。
とても涼しい風が僕の頬に当たり、僕はちょっと嬉しくなりました。
今日も快晴で暑くなりそうだけど、だけどこの時間だけは気持ちが良い。
「蒼天よ………TAKAYUKIはまだ道半ばですが、どうぞ本日もよろしくお願いします。万歳、万歳、万々歳🙌」
「んにゃ」
野良猫たちが集まってきました。
「臭ッ。君たち、どこから来たんだい? 凄く臭うよ………」
って言いながら、僕はまさかと思い、自分を臭ってみた。
「ごめんごめん。僕だった。昨日食べた、たぬきうどんにサ、すり下ろしたニンニクを沢山投入したんだョ。何故かって? それはサ、ニンニクがサ、悪玉コレステロール値を下げてくれるからだョ。分かるかな?」
僕の独り言とニンニク臭により、いつもより野良猫たちとの距離が遠く感じる。まあ致し方が無い。あれだけのニンニクを摂取したのだ。中年男性の五臓六腑の処理能力だって、右肩下がりになっているのだから。
それにしてもなんて清々しい朝の時間なのだ。本当に気持ちが良い。
うれぴー。
こんな何気ない朝に幸せな時間が隠れていたなんて、全く気づかなかった。休日だからと言っていつもより夜更かしをしたり、昼前まで寝ているようでは、きっと身近にある幸せに気づかないのだ。
「嗚呼…勿体ない。日々の忙しさにかまけた結果、こんな幸せな時間を見過ごしていたとは残念無念。これからはもっと早起きをして、身近にある幸せを見つけていこう」
それから僕は庭に植えてあるミカンの木、さるすべり、柚子の木、雑草、芝生、銀杏の木、金柑の木などに対し、「おはようございます。いつもありがとうございます」と言いながら触れ合った。
一旦室内に戻ると、洗顔、歯磨き、高野山を済ませると、朝食を拵えた。
本日の朝食は白米、鶏卵、アジの干物、ワカメと高野豆腐のお味噌汁。そして香の物は野沢菜である。
「鶏卵さん、アジの干物くん、いつもありがとうございます。そして食物連鎖の頂点にいる僕を、どうぞお許しください。では、いただきまあすぅ」
僕はまず白米に醤油をかけて醬油ごはんを拵えます。そこに研いだ鶏卵を投入。混ぜたあとで野沢菜を乗せて完成。これぞ僕が一番大好きな卵かけご飯です。
あとは大いに喰らいながら、アジの干物を食べながら、お味噌汁を飲みながら、あっという間に完食してしまいました。
「嗚呼…朝から僕はなんて幸せな時間を享受しているのだらう。だらうって、旧仮名遣いを使ってしまうくらい、今の僕はお腹も一杯になって幸せなんだ。こうしてこのまま二度寝したいけど、それは頓馬の極み。まずは洗い物を済ませねばなるまい」
僕は椅子から立ち上がると、ちょっと面倒だったけど、何とか洗い物を済ませた。すると再び高野山へ行った。どうやら僕の五臓六腑も完全に目覚めたようだ。
お天道様がだいぶ強くなったけど、まだ涼しい。
僕は愛車からキャンプ用の椅子とテーブルを取り出すと、木陰に設置した。
そして椅子に座って読書開始です。それも久しぶりの読書。
「この良き日に読む本と言えばこれでしょう。烏賊の逆襲2。1も大変面白かったから、2も期待できるよネ」
そのまま僕はホットりんご酢を飲みながら、読書に耽りました。
「嗚呼…そよ風が気持ちいい。ちょっとだけ目を閉じようかな」
僕はテーブルの上に本を置いた。
どれくらい眠っていただろうか。
「えええええッ………」
目覚めた僕は愕然とした。
テーブルの上に置いてあった本、烏賊の逆襲2がびしょ濡れになっていたのである。そう、ホットりんご酢を入れていたマグカップが倒れていたのです。
僕の周囲には、すました顔でそれぞれの時間を過ごしている野良猫たちがいます。
「お…の…れ………さては君たちの仕業だな。覚悟しろ!」
僕は椅子から立ち上がると、僕は野良猫たちを追いかけ始めた。
3分後、僕は生命の危機を感じたので、再び椅子に座った。そして息を整えます。
「まあこれも全て天命。だけどこうして君たちを追いかけたことで、僕は運動をしたことになる。ありがとう。やはり人生に於いて無駄なことなんて一つもないんだね。どれ、君たちも朝ごはんにしようか」
僕は玄関に置いてある小皿とキャットフードを持って庭に出た。
「仲良く食べるんだョ。イイね!」
「にゃあー。わーん。みゃッ」
三者三用の鳴き声が聞こえたので、僕は彼らが了承したと判断。芝生の上に小皿を置きました。
喉を鳴らしながら食べる野良猫たち。この時だけ、僕は野良猫たちをモフることができます。
「時刻は7時15分。起床してからまだ3時間しか経過していない。うれぴー。とても有意義な時間を過ごせている僕は幸せ者だ。そしてこの幸せをnoteのクリエイターさんたちにも共有しようではないか」
思い立ったら即行動!
僕は部屋からパーソナルコンピューターを持ってきた。そしてテーブルの上をダスターで拭いてから、パーソナルコンピューターを置いた。
「君たち、ちゃんとお水も飲むんだョ。ほら、そこに銀色のカップがあるだろ」
このあと、僕はキーボードをパチパチ叩いた。そして時おり芝生の上で寝ている野良猫たちに癒されながら、そよ風に頬をくすぐられながら、僕は記事を書き上げました。
「ヨシ。これで毎日投稿が完了した。えっ………噓でしょ? まだ8時20分ぢゃん。何をして遊ぼうかな?」
僕は少年に戻ったかのように、心を弾ませながら部屋に戻って着替えます。青色のジーパンに白いワイシャツを着用しました。
玄関の鍵を閉ると、ガチャガチャと2回ほど施錠確認を行ったあとで、僕は愛車に乗ります。
「君たち、僕はちょっと遊びに行ってくるから、お留守番を頼むよ。ちゃんとお留守番をできた暁には、今夜はツナとささみのハーモニーをご馳走するよ。いいネ。頼んだョ」
僕はエンジンをかけると愛車を発進。
気の向くまま、心の赴くままに、ハンドルを握りアクセルを踏みます。
「早起きって最高!」
僕は蒼天のご加護を確かに感じながら、愛車とともに北上して行きます。
そして中華料理店の看板を見た時、僕は違和感を覚えました。
「あれッ………ガスの元栓は閉めたっけ? ん………思い出せない。まだ自宅から2キロしか進んでない。それに今朝は早起きをしたんだ。まだまだ時間は有り余っている。ここは安全策でいこう。一旦、自宅に戻ろう」
僕は次の信号を右折して自宅に戻りました。
自宅に到着後、ガスの元栓はちゃんと閉まっておりました。
ははははッ。良かったね☆彡
【了】