動きながら考える
片頭痛(群発頭痛かも)もちである、一個人の記録です。
頭痛にも種類があり、それぞれに対応の仕方が違います。
また、同じ頭痛でも、個人の体質、生活習慣などでその原因や改善方法も変わってきます。
同じ頭痛で悩む人の、何らかのヒントとなればということで、以下記していますので、薬などは、しっかりとお医者様と相談した上で、使用してください。
片頭痛経験の前後を振り返って・・・。
ロダン作の「考える人」という彫刻がありますが、考えている人は、だいたい動いていません。そして、多くは、行動して「自分が変わる」ことを恐れる(現状維持で安心したい)気持ちになるので、下を向いて、ずっと同じことばかり堂々巡りさせています。
「考え事に逃げ込む状態」という感じです。
私自身も、グズグズと考え、結局、行動をしないことが多いです。
厳しい言葉を自分にぶつければ、考えることだけで「よし」として、実際に具体的な対応、行動をとれていなかったとも言えます。
片頭痛の発作が起こるようになり、激しい痛みによって「考える」ことすらできなくなりました。
むしろ、リザトリプタンと言う薬の特性上、片頭痛を感じ始めたら、すぐに飲まないと効き目がないということで、「感じてすぐ動く」ようになりました。
これ、片頭痛の痛みかな?まだ、我慢で何とかなるかな?
等と、薬を飲むことを先延ばしにしていると、痛みが大きくなり(血管の拡張がひどくなり)、せっかくの薬も手遅れになります。
とはいえ、リザトリプタンも1日2錠までの制限があるので、少しの痛みであれば、ロキソニンを飲み、保冷剤で冷やし、とにかく脳を刺激しないように、暗い、静かなところで横になるなどの対応をとる必要もありました。
繰り返し片頭痛が起きたので、痛みを感じてからの、対処への動きが格段に速くなりました。
今までのような、グズグズ考えて、どうしよう、どうしようと先延ばししながら、結局何もしていない状態では、後で、自分が痛みで辛い状態になるので、とにかく、直感で、ぱっと動くようになりました。
片頭痛の発作が収まってきた今、この1カ月は、ひょっとしたら考えすぎで動けていない自分を見つめ直す、動きながら考える、感じてすぐ動く練習をさせてもらったのかなとポジティブに受け止めています。
辛い頭痛ですが、自分の体の事なので、何とか、いろいろと「研究」して、ただ、痛み(不幸)を嘆いてばかりにならないように、様々な見方を考え直す機会としたいです。
また、今は、周りの人のやさしさをしっかりと受け止めておきたいです。
皆様の心にのこる一言・学びがあれば幸いです