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職場の多様性デザイナー

こんにちは。happy-na-dogです。

今回は「職場の多様性デザイナー」を紹介します。
職場の多様性デザイナーとは「職場の人事異動が適切に行われているか」「仕事をより良い方向に導く上で適材適所で人員配置されているか」を考え、職場のチーム構成をデザインする役割です。

職場の人事異動で疑問に思ったことはありませんか?
なんでこの人がこの部署なの?
全然専門外の部署でいきなり役職につく人がいるんだけど、、、?
みたいな、、、。もちろん会社の人事部がバランスを考えての判断だと思いますが、全てが納得のいくものではないと思います。それに、全員の人事異動について、明確な理由や目標を公表するわけではないでしょう。
そういう人事異動の判断や、それに伴う疑問をサポート・解消するのが多様性デザイナーです。(私が個人的にそう呼んでいる笑)
バランスよく人員配置し、各人について配置理由や目標も公表する。もし不満がでれば、カウンセリングを行い、別の選択肢を提案する。(もちろん最終決定は企業の人事部にありますが)それが多様性デザイナーの役割。

最近ではSDGsの観点から育休取得や時短勤務、男女活躍、LGBTQ、少子高齢化など複雑に絡み合った問題を考慮しなければなりません。そうなると収拾がつかないこともあります。同じ境遇の人だけで集まればいいじゃんという考えが出てきてもおかしくありません。ただ、同じ境遇の人(似た者同士)が集まって仕事したらどうでしょう?
凄まじい団結力になると思います。精神的にも安心。なんて楽しいんだ!となることでしょう。似た者と謎解きするか、赤の他人と謎解きするかみたいな違いだと思います。ただし、それって「トラブルなし」が前提ではないでしょうか?なんのトラブルもなければ似た者同士楽しくやればいいのです。というか、それが一番いいですし、満足度も高いでしょう。離職なんて考えないかもしれないですね(笑)
しかし、トラブルが生じた瞬間に天国は地獄へと落ちてゆきます。だって似た者同士というのは考えも似てることが多いから。
全員が同じ思考であれば出てくるアイデアは、、、だいたい同じ。
トラブルの対処法を一人が分からんければ、、、全員分からない。

よほど人間力ができてないと罪の擦り付け合いになると思います。もしくは甘やかし合って無責任になるかも、、、。
先ほどの謎解きの例に戻りましょう。似た者と謎解きすると楽しいんです。分かるとこと分からないとこが同じで共感できるから。けど、解決できないんです。赤の他人と謎解きすると、分からない問題をパッと解いてくれたりするんです。
もっと違う表現にしてみましょう。
同じ形のパズルピースだけ集めたって、綺麗なパズルは完成しません。
何種類ものパズルピースが必要なんです。どこかは喧嘩するけど、どこかは繋がり続ける。そして、パズルが完成する。


当たり前のことをカッコつけて言いましたが、多様な人材が揃うことはストレスであり、パワーでもあるということです。私はそう思います。
どうでしょうか。そう考えると多様性デザイナーが企業に居てくれる方が頼もしくないですか?ちゃんと考えがあって人事異動してるんだよって証明してくれることって凄く大切だと思います。意見が合わない人がいることを受け入れられるかもしれません。
ということで、、、誰か私の職場の多様性デザイナーやってほしい(笑)


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