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BeatmaniaIIDXを始めてみたけど躓いた事について、解説をしたい(初心者向け記事)

今回は記事特性上目次先行です
分からない事柄を選んで見て行ってね


まえがき

皆様ごきげんよう
なんだかんだと最新作のpinkycrushが稼働してもうそろそろ1ヶ月ぐらい経っちゃうかな?って感じになるbeatmaniaIIDX

最新作になってから、割と親切なチュートリアルが追加されたり、有名vtuberやボカロPの名曲がそのまま版権曲で入ったりと、初心者に向けた間口を広げている様子が見られる

しかし!

このゲームそれを置いてももうめちゃくちゃ難解!

例えば、ゲームとして快適に遊ぶためのセッティングが、明らかにゲーム玄人に向けたような方法で行われたりするのだ!
これはよくない…と思う
実際、ハイスピ周り一つとっても全容を理解していてガッツリ調整しているのは中〜上級者ぐらいからな気がするし、「これから始めるぜ!」って感じの人にいきなり「NHSは〜FHSは〜」とか言っても頭に入る訳がない!

そして、案外最近始めた初心者さんは都市伝説ではなく存在する ということが分かったので、出来るだけ噛み砕いて分かりやすく説明する記事とか作ったがいいな!とおもい記事を作成するに至りました

わかりづらい〜!ってなったら頑張って修正したり、記事に追記したりするし、自分がわからないことでも出来るだけ調べたりして書くので、分かりやすく、でも機能についてはきちんとをモットーに、初心者向け備忘録として完成させていこうと思う

画像とかも逐次追加したりするので、よろしくな!

筐体のボタンたち

開幕から難解

公式のざっくり解説

ここは正直こういうボタンがあると思っておきましょう
とりあえず十字キーみたいな役割をするのはスクラッチ 決定ボタンは白鍵盤 キャンセル・戻るボタンは黒鍵盤 って覚えるとスムーズに操作できると思う

モード選択画面:目的別区分け

ここではモードについて説明
カードありなしで遊んだ場合でちょっと差異があったりするけど、その辺りはなんとか乗り切って欲しい というか気に入って2回目以降も遊ぼうってなったらカード買おうね

選べるモードとしては
・スタンダード
・ステップアップ
・段位認定
・プレミアムフリー
というモードたちがある
一つ一つ解説して行ってもいいけどとりあえずざっくりした区分け

あとざっくりですが、モード選択後に(PASELIを使ってると受けられる)100円と130円のサービスの違いにも触れます
とりあえず130円支払うと基本的にvディスクというアイテムが支給されますが、初心者のうちは「お得機能用コスト」ぐらいに思っておくとよいです

→新作の版権曲で遊びたい!

この目的ならスタンダードモードを選びましょう
100円で3曲 KONAMI提供のPASELIというプリペイドサービスを利用して130円支払って、特定条件を満たすと4曲遊べます

4曲目が出る条件は「level6以上の曲をアシストクリアー」というものですが、とりあえず「ちょっと上手くなったら130円払う価値が出てくる」ぐらいざっくりとした覚え方をしておいてください
このモードは隠し条件を満たしていない物以外全部の曲で遊べます
といっても版権曲とかは大概自動解禁なのでこのモード選べば間違いなし!
ただし注意点として、このモードでレベル6以上の曲を遊んでfailedしてしまうと100円がその時点で消え去るので、そこだは気をつけてね(レベル5以下だと落ちてもゲーム続行します。あと130円払ってるとどの難易度でも一回守ってくれたりします)

※追記 epolisからレベル5保証が二曲目でも発動するとコメあったので微修正しました。ゴメンネ

→ちょっとハマって来たし、難しい曲にトライしてみたり、知らない曲をたくさん触りたい!

この目的であれば、ステップアップモードが良いでしょう

自分の身の丈に合った難易度の曲が自動で数十曲ピックアップされ、その中から遊ぶことが出来るモードです
モード内で曲をクリアしたりすると、だんだんと難しい曲を選んでくるようになるので、「安定した難易度から次の難易度への移行」が比較的スムーズに行えたりするという利点があり、なんかチュートリアルっぽい名前からは想像もつかない便利なモードです
あとこのモードの特徴としてfailedによるゲームオーバーがありません 絶対に3曲(たまに4曲)遊べます

あと、難しい難易度帯のものが出た時、その曲でfailedすると選曲の難易度幅が下がるので、積極的に難しい曲に挑戦しても選曲が難しくなり過ぎるみたいな事も起きづらいです

上達したいみんなにオススメのモード

→自分がどの程度の実力か、腕試しがしたい

段位認定がいいでしょう
このモードは自分の実力を◯級〜◯段・◯伝 みたいな感じで認定してくれるモードで、別売りのカードを使って遊べば「自分は◯級」みたいな情報を記録してくれます

ひとつの区切りや、目標として見ることが出来やすいモードです
曲選択はなく、選んだ級位 段位に応じた難易度からピックアップされた四曲を、専用のゲージで完走すれば合格という内容になっています

目指せ皆伝!


→特定の曲をいっぱい遊びたい!

プレミアムフリーが良いでしょう
特定の時間筐体を貸し切って、時間ないなら何曲でも遊んで良いモードです

このモードを使うのは例えば、特定曲のスコアを伸ばしたいとか、難しいゲージでクリアを目指したいとか、明確な目的意識がある場合に選ぶモードだと思います
というのも、このモード時間に対して結構割高です
10分で200円ぐらいします 高いです
その代わりハードで途中落ちしまくったりしても時間貸しなので時間が許す限り何度も選曲できて得になったりする場合はあります

とりあえずそういうモードってことだけ覚えてください

曲選択画面で出来ること

ひとまずはここから
ステップアップ・スタンダード・プレミアムフリーを選ぶとこの画面になると思います

曲を選ぶ

当たり前かもしれませんが曲を選べます
フォルダ等の説明はもし詳しく必要だったらしますが、アルファベット順や難易度別・シリーズ別等の括りがあって、慣れると割とスムーズに曲が選べると思います

オプションの設定

このゲームの(音ゲーとして以外の)難解さを表す最たるものです
鍵盤の上のスタートボタンを押しっぱなしにすると出てくると思います
この操作、ゲーム内で鍵盤を叩く・曲選択をする の次ぐらいに沢山やる操作なので慣れてください

公式から引用「ビギナーオプション」

まずこの「ビギナーオプション」という画面になると思うのですが、正直使えた物ではないというか、これに慣れたら慣れたで苦労するのでeffectボタンを押して、画面を切り替えてください

公式より引用「通常オプション画面」

するとこんな画面になると思います
スタートボタンを押しながら画像の下に示されている鍵盤を押すと、対応した各項目が上下に動きます
オプションについては結構色々あるので別項に分けますが、ひとまず曲選択画面でeffectボタンを押して、そこからの以降の解説を見てください

オプションについて

ということで早速別項目です
結構難解なので噛み砕いて伝えられるか不安です

とりあえずこの画面の真ん中の枠の左から解説していきます

譜面の配置

これに関してはぶっちゃけ最初はいじらなくて良いと思います
本当にこのゲームたくさん遊ぶようになったら、この項目をまた見にきてください

(ということで初心者向けじゃ無い解説をどこかで追記します)

グルーブゲージ減り幅

重要項目その①
とりあえず初心者のうちはassisted easyを設定しておくと良いかもしれません
このゲームのルールとして、ゲージの赤い部分が残っていればクリア 下回るとfailed というものがあります
これはその難易度を変更するオプションです
「じゃあ一番ヌルいの選んどきゃええやんけ!頭いいのうわし!」と思った方

割とその通りなのですが、ちょっと違います

このゲームで曲をクリア、またはfailedしたときに曲名の左端にランプがつくと思います
failedなら赤点滅、assistなら紫、easyなら緑…といった具合に、出来たゲージ難易度に応じて色が変わっていきます
なので、もっと完璧なプレイでより難しいランプを点けたい!という欲を掻き立てるためのシステムとしても機能しています
といっても気負わず、したいってなった時に追々そういう事はやって行きましょう(とても重要)
「◯◯レベでアシストランプ付けるとかだせぇよw」とか言ってるキマってる厄介な人もいますが、本当に気にしなくて良いです ただただ楽しむことについての枷になるので、「ああ変な人来たなぁ」ぐらいに思っておいてください

アシストプレー機能

実際のところいじらずに遊んだ方がいいのですが一応解説
AUTO SCRATCH
名の通りスクラッチ部分がオート化し、取らなくてよくなります
LEGACY NOTE
チャージノートがある譜面に対して有効で、チャージノート部分が普通の鍵盤に置き換わります

この両方を有効にすることも可能です
また、このオプションをいずれかでもオンにして遊ぶと、どのゲージでクリアしても紫ランプがつきます

譜面の表示エリア

重要項目その2
このゲームの譜面が流れてくる部分、他の音ゲーをやっている人だと感じるかもしれませんが、他ゲーと比べて凄まじく長いです
それを解消するために実施するオプションがこれ
特定の方法でレーンを隠したり、判定ラインを押し上げたりすることが可能です

もし利用しようと思う方はあらかじめオプションで設定してないとスタートボタンいくら連打しても設定画面も出ないので注意

HIDDEN+に関しては使ってる人あんま見たことないのでちょっと割愛しますが、主に使う二つのオプションについて解説します

SUDDEN+

上から降ってくる譜面の始点を下げることができます(垂れ幕でレーン部分を上から隠してるみたいなイメージ)
ハイスピの設定部分で詳しく触れるのでここではこの辺で

LIFT

SUDDEN+とは逆のイメージで、譜面が見えるエリアの終点を下から押し上げることができます
身長が高い人とかはこれをやると目線が固定しやすくなり、見やすくなったりするようです
また、目線固定の観点がでかいのでこちらは一度設定してしまうと弄らないことが多そうなので、ハイスピ設定の時もわかりやすくするためにLIFTオプションについては言及しません

上記のオプションは併用もできるので、好みの設定を次の項目と合わせて見つけてみましょう

番外:勘違いされがちなこと

このオプション、外から見ると「見えている情報量を減らすオプション」としか思えないし、案外「縛りプレイ」みたいに思っている人も多いかもしれませんが、設定してしまうと戻れなくなるぐらいには重要なインフラですので、是非導入をご検討ください

ハイスピード・SUDDEN+の設定について

今回の本題と言ってもいい情報
このゲームのハイスピード、とにかく仕様が分かりづらい!
なので、めちゃくちゃ基本的な部分から順を追って説明していこう
眠くなっても此処だけは聞いてね!ってぐらい重要なので聞いてね!

基礎編1:BPMとはなんぞや

曲選択時に「BPM150」とか「BPM90〜180」みたいな感じで書いてある数字 何のこと?と言う話
ちょっとこの辺話してないとついていけない部分があるのでちょろっとね

音楽用語で「一分間に何拍打つか」というのを表す数字(Beat Per Minutesの略称)
0.5秒ごとに一拍であれば一分間に120拍なのでBPM=120といった具合

言ってしまえばそれだけの数値なのだけど、弐寺だとそれがある一面に直結する
それは譜面が流れる速さ
ノーマルハイスピードだとすごくわかりづらいけど、このゲームは「BPMいくつだとこの速さで流れるよ〜」みたいな感じで曲ごとに譜面が流れる速度が違う
ここまで聞いてくれて、実際にプレイすると「いや同じ速度で毎回流れてるじゃねえか!古いバージョンと勘違いしてるジジイか?」と思った諸兄のために、次の項目に移ろう


基礎編2:ノーマルハイスピード(以下NHS)について

ここからはこのゲームのハイスピード設定についてのお話
前段のように「BPMで流れる速度が変わるって言うけど、変わらないぞ?」の答えがここにある

公式より引用

曲が始まる前や最中にスタートボタンを押しっぱなしにすると、レーンの横に何やら数字が書かれた縦長の画面が出ると思う
これはHI-SPEEDゲージといって、今のレーンの速度の速さを表す物になっている
(黄色い枠で囲まれているのが設定されている値)
この数字についてもう少し詳しく話すと「上から下まで降ってくる速度を20段階までに分けた物」になっている
どういうことかと言うとこのオプションを「今設定されている速度は◯だから、この曲のBPMに対して◯倍の速度で流れるようにすれば、その速度に合うな!」みたいな補正をゲーム側で勝手にかけてくれている

なので画像のように速度を3に設定している限り、(曲中に速度が変わらなければ)どの曲を選んでも3の速度で流れてくれているという寸法だ

余談だが、速度変更をした時にその数値を再計算するので、曲中にBPMが変化しても、変化後に設定値を3にすれば3の速度で流れてくれる

基礎編3:SUDDEN+について

前提知識ばっかりでごめんなさいね
先ほどオプションの項目で触れた中でもSUDDEN+についてのお話し
SUDDEN+のオプションを選択した後、曲中にスタートボタンをカチカチっと2回押すと、レーンの一番上に何かが出てくると思う

公式より引用

これがSUDDEN+と呼ばれるものです
もう一度2回カチカチっと押すと消せたり、スタートボタンを推しながらスクラッチを回すと伸ばしたり縮めたり出来ます(以下この伸縮性のあるものをレーンカバーと呼びます)
このレーンカバーの下端に書いてある数字についてもちょっと触れます

まず左の白い数字
これは「レーンカバーの長さ」を表すもので、大きければ大きいほどレーンカバーが長いということになります

そして右の緑色の数字
これは「レーン上に譜面が見えてから、一番下に落ちる時間」を表していて、小さければ小さいほど譜面が現れて消えるまでの時間が短くなります

次項目でも利用する概念のため、ややこしいですがちょっと覚えてみてください
以下、便宜上色の通り緑色の方の数字を緑数字、白色の数字を白数字と呼びます

基礎編4:フローティングハイスピードについて

基礎が多いぞこのゲームはぁ!
おそらくここまででsudden+が画面に出てる状態まで行ったと思うのだけど、そこからさらに「スタートボタンを推しながらeffectボタンを押す」とこの画面になると思う(隠しコマンドかよ)

公式より引用

この右に出てるよくわからんゲージが「フローティングハイスピード(以下FHS)」
上級者向けだと書いているけど、初心者でもわかった方が絶対便利なので解説
見た目だとマジで意味わからんのでどう言うものかというのを説明すると、この縦長のゲージが「現状どのぐらいの速度か」を表す物で、スクラッチを回すことで細かく調整できる
また、白鍵盤で速度下げ・黒鍵盤で速度上げが出来るが、NHSのようにレーン速度基準で変化するわけではなく、曲のBPMを基準に、0.5倍刻みで速度が変化する

なんとここまでが基礎知識(げっそり)
では、今までの操作や知識を統合して、どうやってハイスピードを設定するかを見てみよう

実践編:具体的なハイスピードの設定方法

ようやく実践!
これは自分の一例
大まかな手順としては三つ

1.スタートボタンを2回押して、SUDDEN+を出す

2.スタートボタンを長押ししながらノーマルハイスピードに設定画面を出して、レーンの速度(ハイスピード)とレーンカバーの上下(白数字変更)によって、緑数字を設定する

3.(スタートボタンを長押しし続けながら)effectボタンを押してフローティングハイスピードの設定画面を出し、白数字を設定する

それぞれで、ボタンを押したりしたら変化する数字を列挙しよう

1.
もちろんだけど、緑数字と白数字が変わる

2.NHSで変化する値を箇条書きにしていこう

◾️レーンカバー高さ調整
白数字を大きくする=レーンが隠れる範囲が広くなるので緑数字は小さくなる
白数字を小さくする=レーンが隠れる範囲が狭くなるので緑数字は大きくなる

◾️ハイスピード調整
ハイスピードの数値を上げる=流れる速度が早くなるので緑数字は小さくなる
ハイスピードの数値を下げる=流れる速度が遅くなるので緑数字は大きくなる

つまり、何をやっても緑数字が変動してしまうので、NHSだけだとちょうど良く合わせるのがめっちゃ大変!ってこと
そこで3の工程が必要というワケ

3.
なんとFHSを利用すると、「白鍵盤・黒鍵盤による速度変更とサドプラの付け消し」以外で緑数字が変動しなくなるという利点がある
つまり、レーンカバーをめちゃくちゃ上げ下げしてもその範囲内で譜面速度も全部自動で調整して、一定の時間で譜面が出て消えるようになる

なので、「この緑数字に設定したいけど、ちょっと速度速すぎやな〜」ってなった場合はレーンカバーを縮めれば遅くなるし、逆なら広げれば速度が速くなる

これで設定し終われば、曲を跨いだりしても設定した緑数字・白数字はそのままになります
自分の最適解を目指せ!


あと、クレジット跨いでも設定が保存できるので、是非プレイする時はe-amusement passを使いましょう!

追記:NHSで調整した時とFHSで調整した時の図解

ということで「図にしたら一目瞭然じゃない?」と思ったのです追記してみましょう
まずベースの譜面がこういうのだとする

調整前のベース(textageから転載)

こういう譜面があったとき、NHSでサドプラを調整した時は、イメージ的にはこうなる

しまっちゃおうね〜

イメージ的には、「見えてるものを垂れ幕で隠してる」ってかんじ

対して、FHSでサドプラを調整した場合はこうなる


押しつぶせ!

見えてるものは一緒だけど、上のレーンは隠れる
レーンを押しつぶす重石を上から落としてるイメージ
まとめると
NHSのときのサドプラはレーン隠し用の垂れ幕!
FHSのときのサドプラはレーン潰し用の重石!

ってこと!

まとめ

とりあえずここまで列挙してきた
何か初心者向け解説であった方が良いと思う物あったらコメント欄とかで教えて


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