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ペルソナ5スクランブル ザ ファントム ストライカーズ を遊んだ感想(ネタバレなし版)

皆さまご機嫌よう
ペルソナ5はなんかロイヤルとかいう完全版出したりしたり色々してた時期から追っかけてなかったんだけど、今回steamセールでかなり安くなってたんで購入
とりあえずクリアしたのでまとめます

筆者は一応本編クリア済みだけどロイヤルはやってないみたいな感じ
(あんな早く完全版出ると思ってなかったし購買意欲が全く湧かなかったのだ)

そんなこんなであまりにもスルスルとプレイして一週間ほどでクリアしたので出来るだけネタバレにならんように感想を書いていこうと思う

まずあらすじからストーリーの感想をまとめるよ


1.ストーリー

あらすじ(p5すげえ雑にネタバレあり)

ペルソナ5にて「悪人を改心させ、悪事を白日の元に晒す義賊」心の怪盗団たちが世間を賑わせ、色々あって世界を救った後、主犯のジョーカーが夏休みにまた東京に帰ってきたところから話が始まる

どうやらジョーカーたちがまかり知れぬ合間に、全国各所にて著名人や一般人の「改心」が起きているらしい

警視庁もこれを「改心事件」として捜査を開始しており、なにやらまたジョーカーたちに大きな波乱が起きそうな予感…

って感じの始まり

我らがイケメン怪盗ジョーカーたちが夏休みを舞台にまたひと暴れするお話
あと、今回のストーリーは「ロイヤルの続きではなく無印p5の続き」って感じらしい

ストーリーとしては極力ネタバレなしで言うと「p5とはちょっと毛色が違うストーリーなんだけど面白い」って感じ
というか、テーマ的には「p5の事件を経験した怪盗団たちが得た答えのその先」って感じなのでかなり良いと思ってる
そして何より夏休みの1ヶ月ってこんな長いっけと思わせてくれるぐらいボリューミーなストーリー
プレイ時間的には無双の本編クリアするだけで40時間かかるとか言ったらちょっとわかりやすいかも

ただ一部界隈にはあんまりウケが良くないみたい
俺はめっちゃ好きだけど

2.キャラクターたち

これに関しては予想通りというか、クズの大人相手に足掻く・反逆する子供たちというp5のストーリーを経て、彼ら全員がある程度の答えを得た状態と言ったらいいのか、芯が本編よりさらに強くなっており、成長したなと思わせてくれる描写が多い
また今回のストーリーは赴く各地で各怪盗団メンバーにスポットライトがガッチリ当たってるのもよい

コープとはまたちょっと違う怪盗団たちのお話の続きって感じでとってもよかった

3.ゲームとしてどうなのか・いい点

ストーリーに関してはあまり書けないのでシステム面について大きくお話ししようと思う

これに関しては「無双として考えたら50点 ペルソナとして考えたら100点」みたいな感じ

ペルソナ5をオメガフォースがアクションRPGとして作ったらこうなりました!みたいなものを想像したら多分大体合ってる

戦闘形式とかは無双なんだけど原作にあったスニーキング要素だったりは健在で、なんとシンボルエンカウント形式(シームレスにはなってる)
そしてペルソナシステムやらスキルやらも健在で、ペルソナチェンジ中やスキル選択中は完全に時間が停止。アクションとしてはかなりのヌルさだと思うんだけど、敵さんもアクションらしい仕様変更でちゃんとゲームになるようにバランスをとっている
(余談だけど、テンポ重視でホールドアップと交渉は廃止されました)

例えば、アクションであれば割と意味なさそうな1moreは確定ひるみの追加攻撃に変更
あと相手によって規定枚数のシールドゲージが存在しており、そのシールドゲージを全削りしたらようやく総攻撃…みたいな感じでアクションで完全なハメが成立しないように色々工夫されている

あとは各属性ペルソナをちゃんと作り込むことに本編以上の意味があるのはgood
ブースター・ハイブースターみたいな本編おなじみのスキル構成にしたら枠足りねえよ!みたいなのはもちろんあるし、何より今回無双で言うY派生みたいな技が主人公に関してはペルソナの種類に依存している。
この技はSPを使わないけど属性は付与されているので、各属性ぶんキャラを用意すればなんとSPを使わずに弱点を突き続けることができる!
(といってもSP消費スキルによるダメージやらシールド削り量やらは流石に大きくなっている)
そして物理弱点があまりいないという関係と、1moreでの怯みや文字通り桁違いの総攻撃ダメージが相まって(少なくとも二周目開始時点では)特定の超火力スキルを最効率で振り回せるペルソナだけでゲーム破壊(ほんへのヨシツネみたいなやつとか)みたいなことは極力できないようになっている
システム的に色んな属性最強ペルソナを作る意味がちゃんとできたのはとても良いことだとおもいました。

あとさすがに1月でバッドエンドこさえたりするのは無理なので今回は期間がない
→つまり無限に鍛え放題ということで、結構めちゃくちゃなことができる
コープシステムの代わりに付けられた「力の蓄積」というシステムやペルソナ強化・ペルソナポイントの仕様はその仕様にさらにブーストをかけることに
どういうシステムかというと「合体元の種となるペルソナが合体を重ねたり、ペルソナ強化によって伸ばされた追加ポイントを引き継ぐ(全書から呼び出したりするとその蓄積値が激減)」みたいなシステムで、要は金さえあれば合体をループさせ、種ペルソナと全書ペルソナを混ぜ続けて素のステータスをどこまでも伸ばせるみたいなシステム

半ばマスクデータと化しているが、混ぜ続けると下記の画像のように、低レベルペルソナですら合体したらカンスト値で生まれるなんてことに

拾い画だけど参考までに

と言いつつ、レベル補正みたいなのが結構強烈で、思ったほど激強!って感じではないけど、「ああ結構変わったな」と思えるぐらいの幅はちゃんとある って感じ
逆に言えばレベル上げて、強いペルソナをとりあえず作ってしまえば強くなれるとも言うので、その辺は初心者にも優しいかも
体感的には スキル威力(超特大とかそういうやつ)>レベル>ステータス値って感じがする

良い部分は本当に良いゲームだと思う

3.ゲームとしてどうなのか・微妙な点(だめな点)

割とプレイフィールがずっと良かったのでそんなに思いつかないんだけど
一個ちょっとこの点は目立つな〜っていうのは「ペルソナ5のRPGとしての間の取り方を、そのまま無双アクションに持ってきた故の違和感」というか、微妙なもったり感がある
遊んでる間にペルソナ5自体は遊んでたし「おお!今回の総攻撃演出はこんなんなんだ!」とか新鮮味が薄れないうちに直ぐ慣れるんだけど、強化のための周回とかやるとこのモサモサ感がちょっと鼻につくことが多い
総攻撃演出に関しては同様飛ばすことは出来ず、なにより中ボス以上の相手の時は一々死んでもないのに止め演出が入る
それで本編みたく3Dと2Dが上手いこと融合したカッコいい演出ならまだよかったんだけど、使用キャラをセンターに4人が立ってポーズして爆発して「take your heart」の文字が出る汎用演出しかない

まず一つ言いたいのが
あれは殺したときに入るからかっこいいねん!
決めポーズして相手死んでないって普通にダサいやろ
そしてもう一つ
どうせテンポそんな変わらないならあの演出まんまにしてほしかった
正直あんまかっこよくない

他にもRPG部分をそのまま持ってきてテンポ悪いなーって感じた部分は「仮面剥がし奇襲モーションやデンジャーエンカウントがペルソナ5そのまま」みたいなやつ
裏を返せば原作再現がすごいってことになるので一概に悪いとは言えないんだけど、ちょっとうーんとなる

ペルソナ5自体が結構テンポいい感じの戦闘というか、絵の飽きがあんまりこないタイプの戦闘なのでそれに救われている感は結構ある

4.まとめ:このゲームかなり面白いぜ

なんだかんだと言ったけどこのゲーム、総合的に見ればかなりの良タイトル。面白くてクリアまで割と飯風呂仕事と寝る時間以外このゲームずっと遊んでた。
無双のバタバタ感とペルソナの弱点属性バトルを上手い塩梅で融合させてるなあっていうのはやった人皆んなが最初に抱く感想じゃないかなって思う

ただネタバレなしで語れることって本当にそのぐらいなので、後でネタバレあり感想は別記事であげるよ〜
プレイしてから見てね ここにもリンク貼るよ


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