生まれて来てくれただけで「もうけもん」
最近子どもと一緒に『シナぷしゅ』を観ている。幼児向け番組と油断していたが、大人でもしっかり刺さる部分がある。
その中で、『もうけもん』という曲の歌詞に、ふと涙が溢れて来た。子どもの不条理な日常の中でも生きているだけで儲けもんだねととても前向きに歌っているいい歌だ。
軽快なメロディに乗せて、この歌詞を聞いてくると、「確かにそうだよな。生まれて来てくれて、日々生きているだけで、もうけもんなんだよな」とそんな気持ちにさせてくれる。
この歌の解説を、プロデューサーが解説をしてくれていて、この曲の中で子どもが成長していく姿が描かれており、愛おしいと言っていた。
歌詞を見ながら改めて聴くと、新生児だった頃の描写から、小学生、中学生、高校生くらいになって親がよく言いそうな台詞ランキング上位に入りそうな台詞が並べられていて、自分の息子が大きくなった時を想像して、また涙が出てしまった。
日々、子どもが成長していく中で、どうしてもイライラしてしまったり、自分自身が不機嫌になってしまうことがあるが、そんな時こそこの曲を思い出そうと思った。(思い出してもイライラは納まらないかもしれないが笑)