本日、品川、インターステラー。

 勤労感謝の日の本日。
『インターステラー IMAX』を観に、品川へ向かった。
 早朝。
 その前にエアコンの手入れを始める。まず、フィルターをだして洗浄。本や電化製品、服をどけて、ゴミ袋とガムテープで養生する。
 まず、
『らくハピ エアコンの防カビ スキマワイパーセット』で隙間の汚れをとり、『らくハピ エアコンの防カビスプレー 超速乾 無香性』と『くうきれい エアコン内部洗浄剤』を使用し一時間放置。
 コンセントとフィルターを戻し終了。
「やるべきことは、いち早くやってしまう」
 きっちりやったことで心は晴れ晴れ、
 そして、
 爽やかな晴天の休日。バスに乗り、駅に向かい、遅めの朝食を駅そばで済ます。混雑した総武快速線で品川へ一直線。途中、東京で降りて『丸善・丸の内本店』に寄ろうかと思ったが、明日、中野・吉祥寺・立川・多摩センターと書店を周る予定なので、余計なことはせず、まっすぐ向かうことに。
 到着すると、まだ腹は減っていて、いつものラーメン屋『ら~めんや 風神』で野菜ラーメンを注文。おそらく鶏の出汁が効いた醤油スープに中太麺が絡み、普通に美味い。野菜もたっぷりで、麺は大盛にしたので満足。なかなかの人気店で、客の入れ替わりが激しく、活気ある店内だった。
 腹が満たされ、体は温まり、『T・ジョイ PRINCE品川』でチケットを発券する。10年前の作品のため、流石にパンフレットはなく、その代わりにこれも機会と『週刊文春』『週刊新潮』を購入。勉強がてら、読みつつ上映時間を待つ。
 ペプシコーラを購入し、時間となり上映開始。
『インターステラー』のあらすじ。
 出演はマシュー・マコノヒー、アン・ハサウェイ、ジェシカ・チャステイン、マイケル・ケイン。
 近未来の地球と宇宙が舞台。環境の悪化により食糧危機が深刻化し、人類は絶滅の危機に瀕していた。元NASAのパイロットだったクーパー(マシュー・マコノヒー)は、ある日、秘密裏に進められていた宇宙探査計画「ラザロ計画」に招集される。
 科学者ブランド教授(マイケル・ケイン)の提案は、土星近くに発見されたワームホールを通り、新たに人類が移住可能な星を探すというものだった。家族との別れを決意したクーパーは、ブランド教授の娘アメリア(アン・ハサウェイ)ら仲間と共に、人類の命運を託された宇宙船エンデュランス号で旅立つ。
 上映終了。
 傑作でした。
 人類の危機を舞台に描かれる壮大な物語と、親子の絆に焦点を当てた感動のヒューマンドラマ。圧倒的な映像美と、宇宙と地球の出来事が交差する演出も見事。時空を超えて親子が繋がる展開は、最近亡くなられた楳図かずお先生の『漂流教室』にも共通し、胸を打たれる。
 観てよかった。
 前々から観たかったが、機会がなく、劇場で観られるチャンスと品川に赴いたのだった。正解だった。間違いなく映画史に残る大傑作、金字塔。
 阿呆ほどおススメです。
 と、
 上映が終われば品川に用はない。
 ダッシュで品川駅、タイミングよく総武快速線がやってきて、一路地元へ。行きつけのスーパーで今週の酒盛りのアテを購入する。予算は2500円なので、まず400円弱の少し高めの卵をワンパック、フライドチキンとフライドポテトのセットを四つ買う。
 午後5時前、すでに空は暗くなり始め、帰りのバスに揺られ帰宅。
 そんなこんなで休日の前半が終わりに向かう。
 ここで一つ『インターステラー』を象徴する詩を紹介。

Do not go gentle that good night,
(穏やかな夜に身を任せるな)

Old age should burn and rave at close of day.
(老いても怒りを燃やせ、終わりゆく日に)

Rage, rage against the dying of the light.
(怒れ、怒れ、消えゆく光に)
 
 ウェールズの詩人、ディラン・トマスの詩篇「Do Not Go Gentle Into That Good Night」の一部が引用されている。
 映画の内容にピッタリで印象的。
「穏やかな日々に危機感や怒りが埋没させず、消えゆく希望の光を追い求め、燃えるように生きろ」
 そう、解釈し、燃えるように生きようと思います。
 明日、目覚めたらまた、火を灯します。
 今日のところは読書と酒盛り。
 土曜の休日の夜は更けていく。
 穏やかな夜に身を任せず、怠惰な自分に怒りを燃やし、良い夜を過ごす。
 そう決めて、公開に進もう。
 


 
 

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