今日の夕食は明太子

 明日は仕事始め。
 しかし休み中にも勤務はあったので、憂鬱になることはない。
 9連休だった人はさぞかし残念なことだろう。
 ホワイトな人々を尻目に、ゆるブラックでオフホワイトな会社で生活の糧を得て、本ばかり買っては溜めている。そんな生活が今年もつづくのだろうかと、現状維持では後退も同然と思いつつ、庭の草木を刈っていた。
 鳥のさえずりと、冷えた空気を吸い込みながら。
 本日は父方の叔父がやってくる。
 年末か、年始に年に一度だけ会うのだが、今回は迎える側なので掃除で「本気を出す」
 応接間となった八畳の部屋は太古の昔、父方の祖父の寝室だった。現在の主な用途は仏壇スペースと、エアコンお手入れグッズ、ドライヤーの置き場である。台所から入ると、左手に仏壇。右手にあれやこれやがあり、タンスが鎮座。手前のローテーブルは立ててあり、敷布団と草枝刈り用のズボンが掛けられている。奥ににローテーブルがあり、ドライヤー、PS4のソフト約20本、部数の少ないアート系の写真集などが載っている。
 かなり雑然とした部屋は、普段、仏壇以外まったく掃除していない。
 故に「本気を出す」必要がある。
 まずは掃除機掛け。各所が埃と蜘蛛の巣をまとっているので、ひたすら吸っていく。あらかた床も含めて塵がとれたら、除菌ペーパーで見える範囲を徹底的に拭いていく。それから縁側も整理と拭き掃除をつづけて、なんとか約束の時間である10時の30分前に終了する。
 かなり面倒であったが、一年に一度、親戚がやってくるのだから、やらねばならない。掃除を終えてみると、やはり、充実感が湧いてくる。喉元過ぎれば熱さを忘れる、ということだ。
 そして叔父が到着。どうやら風邪気味らしく、マスクをしながら、仏壇に線香をあげている。軽く挨拶をしたら、御年賀として『GODIVA/ラングドシャ クッキー・アソートメント(52枚入、5400円)』を渡す。
【商品説明】
チョコレートの味わいを楽しんでいただくことを大切にしたクッキーのアソートメント。
チョコレートを練りこんで軽やかに焼き上げたラングドシャでチョコレートをサンドしたラングドシャクッキーと、ジャンドゥーヤチョコレートと刻んだヘーゼルナッツを織り込んだサブノレアを詰め合わせました。
お中元やお歳暮、ビジネスシーンでの贈り物としてお勧めです。

・ダークチョコレート ラングドシャクッキー(20枚)
ビタースイートなダークチョコレートの味わいを、カカオの香る軽やかなラングドシャと共に。チョコレートを練り込んで焼き上げたラングドシャで、ダークチョコレートをサンドしたクッキー。

・ミルクチョコレート ラングドシャクッキー(20枚)
ミルクチョコレートのまろやかで風味豊かな味わいを、軽やかな食感でやさしい甘みのラングドシャと共に。チョコレートを練り込んで焼き上げたラングドシャでミルクチョコレートをサンドしたクッキー。

・サブノレア(12枚)
香ばしいジャンドゥーヤチョコレートと刻んだヘーゼルナッツを練り込んだ軽やかな食感のサブレ生地のクッキー。

 だそうです。
 糞みたいなコピーペーストで文字数を稼いだが、話を戻そう。
 今年の1月で70歳になり、シルバーパスを得た叔父は、立派なお爺さんとなっていた。今は亡き父とは、学年で言うと5歳下で、若い印象があったが時の流れを感じる。風邪気味ということで体調が悪そうにしていた。いくらか会話し、約30分が過ぎたところで帰宅していった。
 菓子と、崎陽軒のシュウマイ、現金5000円を置いて。
 GODIVAのクッキーセットとほぼ同額。
 支出がほぼ相殺され、さて、朝食兼昼食の肉まん&もらったお菓子を食べ、家をでた。
 目的は単行本用の本棚の購入のため。
 重量が12キロもあるので、夕食を買っても両手を空けるために、リュックサックで駅前に向かう。
 早歩きで行きつけのスーパー。予定通り、米と明太子を買ってすぐ退店。昔からある高齢者には丁度いい、90年代の香りがするデパートに移動。型は分かっているので、サクっと会計を済ませる。
 重い。
 12キロ。
 持ち手は付けてもらったが、専ら、抱えてバス停までズンズンと前進した。一人座りの席で、本棚を抱えるようにして帰宅する。
 帰宅。
 さーて、組み立てとなるわけだが、
 ここで留意点を箇条書きで説明しよう(税込み5000円程度の商品)。

・所詮は5000円なので、穴位置の精度が完全というわけではない。ほんの少しのズレは受け入れる(使用に問題なし)。

・付属のボンドは使用せず、市販の木工用ボンドを買っておく。何故なら、足りなかったり、押しすぎると"ケツ"が破れて悲惨なことになるからだ。

・はみ出したボンドはアルコールのウェットティッシュで拭き取る。乾くと凸凹になってしまうので、早めに。

・ほぼプラスドライバーを使用するが、溝に合ったものを使用すること。場合によっては、溝が崩れてしまって、閉められなくなる可能性がある。

 ガタつき、付属のボンドのケツが破れ、ボンドがはみ出し、ネジの溝が崩れる。
 これら全て経験済みである。
 今回は無事に完成。既存で同型の本棚と縦に連結し、スッポリと納める。
 終わった。
 そして、今日の夕食は明太子。投げ槍だが、間違いない選択であると自負している。明太子と米さえあれば幸せな人は多いだろう。
 こうして正月休みが終わり、2025年が本格スタート。
 現在【18:26】
 空腹からくるヤル気の減退が顕著であり、そろそろ記事をしめる。
 最後に一言。
「そんなもんは無い。締めに悩み、一言で諦めただけだ! 開き直りだ!」
 
 
 
 
 
 
 
  

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