【詩】言葉に光あれ

嬉しいとき
楽しいとき
幸せなとき

そんなときに放つ言葉には
光がある

じゃあ
悲しいとき
怒りを感じるときはどうだろう

ふと
立ち止まる

深呼吸する

今放つこの言葉はどこから来るの？
私の中のどんなところから生まれてきたの？

私をわかってほしい
私が正しい
あなたは間違っている

そこからスタートした言葉には
光がない
愛がない

じゃあ
全て相手のためを思った言葉に変える？
それもちょっとちがうかな

正しいも正しくないもない

だけど
ただ
私はこんな風に感じたんだよって
あなたはどう思うって
聴いたらいいのかもしれない

そこには
相手を知りたい気持ち
私を知って欲しい気持ちがある

それだけでいい

言葉に光あれ
言葉に光あれ

何かに向かってお願いするように
心の中でつぶやいている