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外資系エンジニアリングマネージャーの仕事術

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外資系エンジニアリングマネージャーの仕事術(5) Awardを最大限活用する

外資系エンジニアリングマネージャーの仕事術(5) Awardを最大限活用する

Award(社内表彰制度)の機会は最大限活用しよう。

Awardに推薦する機会があれば毎回必ず出そう

Awardを受けた社員がいれば、お祝いを伝えよう

1について。Awardのよくある例はマネージャーがメンバーを推薦し、より上位のマネージャーが選定する、というものであろう。タイミングは四半期に1度、1年に1度などAwardの「格」によって色々あるだろう。私のおすすめは、四半期に1度くらいであ

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外資系エンジニアリングマネージャーの仕事術(4) タッチポイントを増やす

外資系エンジニアリングマネージャーの仕事術(4) タッチポイントを増やす

マネージャーはチームメンバーとのタッチポイントを増やし、話しかけられやすい雰囲気を作っておくことが重要である。たとえば、

1on1をセットして、その人だけのための時間を確保する

「オフィスアワー」を設け、誰でも話しかけて良い時間を確保する

空き時間にオフィス内を歩き回り、メンバーに声掛けをする

メンバーに話しかけられたら、必ず笑顔で。話しかけてもらうのが嬉しくてたまらないという顔を見せる

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外資系エンジニアリングマネージャーの仕事術(3) オフィスアワー

外資系エンジニアリングマネージャーの仕事術(3) オフィスアワー

オフィスアワーは、私が大学中にある教授が設置していて印象に残っており、ある時思いついて自分の課で実施しているものだ。2021年の12月ごろから実施しているため、もう3年弱になるがそれなりに効果があるため続けている。以下に、オフィスアワーのポイントについて示す。

週に2回、30分のカレンダーイベントをチームメンバー全員に送る

参加自由とし、話したいときにフラッと参加できるようにする

部屋も確保

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外資系エンジニアリングマネージャーの仕事術(2) メンター・メンティーの組み合わせのコツ~中堅社員編~

外資系エンジニアリングマネージャーの仕事術(2) メンター・メンティーの組み合わせのコツ~中堅社員編~

マネージャーは自身のチームメンバーにメンターを割り当てることがある。新人の場合と、中堅の場合で事情が異なる。メンティー(A氏とする)が中堅で、更にキャリアップしてほしい場合のメンター(B氏とする)の割り当て時に考慮すべきことは以下のようなことだ。

メンターとメンティーの職位は2段階離れているのが望ましい

メンター側にもメリットがあるように考慮する

メンターはメンティーの「斜め上」がよい

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外資系エンジニアリングマネージャーの仕事術(1) 1on1のコツ

外資系エンジニアリングマネージャーの仕事術(1) 1on1のコツ

私の考える、自分のチームメンバーとの1on1のコツを共有したい。進め方のポイントは以下のようなものである。

対面が望ましいが、リモートでも構わない。メンバーのために時間を作ることが大事

「この1on1は、あなたのための時間だから、何を聞いても、話してもいい」と口に出して伝える

話の切り出しは、相手のことを話すのが良い。「先週の出張、お疲れ様でした」「最近、会議の仕切りが良くなってきた気がしま

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