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NLUI(Natural Language User Interface)の時代へ
iPhoneの発売以降、わたしたちの生活はスマートフォンと分かちがたく結びついている。
情報収集のための検索、オンラインショッピング、そしてレストランの予約など、その用途は多岐に渡る。
今やスマホで出来ないことは何もないと思わせるほどだ。
ただ、まだ何かをするために手間がかかるのが現状だ。
例えば、レストランを予約する場合、複数のサイトを比較し、当日の空席を確認、個人情報を何度も入力し、、など多くの工程がある。
「もし、言葉で希望を伝えるだけで予約が完了したら?」
そんな未来を拓くのが、AIエージェントだ。
OpenAI:
https://openai.com/index/introducing-operator/
Note:
AIエージェントは、ユーザーに代わってタスクを自律的に実行するAIだ。
AIエージェントに「来週の土曜日に、新宿でイタリアンを予約して」と伝えれば、後はすべてお任せ。
まるで優秀な秘書のように、あなたの希望に沿った店を自動で予約してくれる。
AIエージェントにタスクを実行してもらうUIを、わたしはNLUI(Natural Language User Interface / 自然言語ユーザーインターフェース)と定義する。
NLUIとは、私たちが普段使う言葉で操作するインターフェースのことだ。
AIエージェントは、このNLUIを通してユーザーの意図を理解することができる。「予算は一人5000円くらいで、個室がある店がいいな」といった細かな要望も、言葉で伝えるだけでいい。
従来のGUI(Graphical User Interface)では、画面操作が不可欠だった。
検索サイトで店を探し、予約サイトに移動し、空席を確認し、情報を入力…と、手順が多く煩雑だ。
AIエージェントによって、Web体験はより自然で直感的になる。言葉で伝えるだけで、複雑なWeb操作が自動化されるサービスの登場は、まさに新しい時代の幕開けだ。
技術の進歩により、今後はもっと複雑なことも言葉で指示できるようになるだろう。
AIエージェントは今後、ジェスチャーや表情、視線など、人間のより自然な行動を理解し、操作に反映できるようになるかもしれない。
例えば、料理の写真を指差して「これと同じようなものが食べたい」と伝えれば、AIエージェントが類似の料理を提供するレストランを探してくれる、といった具合だ。そうすれば、本来のNUI(Natural User Interface)の概念に近づき、さらにシームレスなユーザー体験が実現するだろう。
AIエージェントが創り出す未来は、まだ始まったばかりだ。
その可能性は、私たちの想像力を遥かに超えているのかもしれない。
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