【あらすじ・感想】ようこそ実力至上主義の教室へ 2年生編11
※たぶん「よう実」については考察記事とか一杯あるだろうけどそういうのは敢えて見ないようにしているので、的外れな感想が書いてあっても許してください。
・あらすじ。次巻を読むとき忘れないように、あらすじというか伏線メモも兼ねている。ここまで登場人物も増えてそれぞれの思惑も交錯してくるとそれぞれのキャラの関係性や背景を把握しておくだけでも一苦労である。
・で、今巻。話、進まないねえ……。特別試験ではないので、実質未解決だったいくつかの件(南雲との勝負とか)の解決と、現状のそれぞれのキャラクターの立ち位置の確認といった、学年末特別試験に向けての準備回、といった感じ。まあ前巻が退学者、しかも神室っていうけっこう重要人物が去る特別試験だっただけに仕方ないところではあるが。
・個人的に一之瀬がサラっと体調不良で不参加にされていることにフフッってなった。あらすじ書いてて思ったけど綾小路いつにも増して忙しすぎだし、このうえ一之瀬もいたらさすがに書ききれなかったかな。いや、これも伏線だったら申し訳ないけれど。
・あんまり重要ポイントにはまだ絡んできてないけど、数巻前から登場した森下藍、個人的に好きだし人気も高いのではなかろうか。表紙も飾っていたし(一緒に表紙を飾った真田くんは何故? という感じだったが。綾小路に様子聞きに来るぐらいしかしてないし……)。アーチェリー未経験(かつ下手)なくせに自信満々でしかも二回も志願してたり、将棋はちゃんと強かったり、森の声を聞いて(聞いてない)たり。可愛い。
・綾小路の思惑について。まあ正直ぜんぜん分かってないに等しいのだが、とりあえず恵とは別れるだろうしクラス移動もするだろうと思っている。が……今巻ラストの展開は意外だったし、綾小路自身も悪いことばかりではないとしつつも「変更を加えざるを得なくなった」と言っている。たぶん坂柳と龍園の賭けのことだろう。
・二年生編の途中までは綾小路は一之瀬クラスに移籍するつもりかな? とか思っていたのだが……一之瀬は一之瀬で強化アプデが入って強くなりつつあるし、何より坂柳と龍園どちらかが本当に消えるとなると……消えた方の後釜として綾小路が入る、とかあるのか……? 構図としては分かり易いけど逆に分かりやすすぎて無いかな……。そもそも坂柳にしろ龍園にしろどっちかが消える展開が想像できないな。龍園なんかちょうどアニメでやってるけど、退学必至のところを一回回避してもいるしね。
・なんにせよ先が楽しみなのだが、ここ数回あとがきで作者さんが首ヘルニアに苦しんでいるらしいのが心配。どうぞご自愛くださって……。完結まで健やかにいて下さいますように。