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【霊】オバケって奴は、本当に存在するのかい?
ウバといいます。
訪ねていただきありがとうございます。
私はオカルト大好き人間だ。
うん。わかる、わかるよ?そんなん知らんがな!って思ってるんでしょう?私もきっとそう思いますもん。
だって好きなんだもん(可愛く言ってみる)。心霊現象とか未確認生物(UMA)とか未確認飛行物体(UFO)とかが大好きなんです。
見たことは、ないんだよなあ。幽霊は怖いけど宇宙人とかは見てみたいな、と思う。しかし、私は幽霊の存在を感じたことはあるのだ。
見たことはないが、感じたことはある。まさに霊感というやつだ。ま、私自身に霊感はないのだけど。とにかく感じたことがある。
今回は、そんなはなし。
私は介護施設で働いている。そして、この施設では夜勤がある。利用者が常に生活しているため、夜勤は仕方のないことだ。
とある夜勤の日。深夜2時頃だったろうか、私は利用者の部屋を巡回していた。ちゃんと寝られているか、異変はないか。それらを見て回る大事な仕事だ。
居室の入り口にハサミが落ちていた。
それだけ聞けば、ただハサミが落ちてただけの話なのだが、これはとても異常なことなのだ。
まず、この部屋に私は何回も出入りしていた。ナースコールを何度も押す利用者がいるからだ。そして、その利用者は寝たきりである。
私以外がこの部屋に出入りすることはない。職員は私とYさんのふたり。Yさんはこの部屋を担当していないため出入りしない。
しかも、私は常にその部屋が見える場所で待機をしていた。そのため、誰かが出入りすれば間違いなく気付く。
利用者にハサミなどの刃物を渡すことはない。そのハサミは職員の道具箱に入っていたハサミだった。その道具箱は、夜勤に入って誰も触っていない。
以上の理由から、ハサミが部屋の入り口に落ちているのは絶対ありえないのだ。なのに落ちていた。これは、相当に怖いことだ。
オバケは存在する。でないとこの現象の説明がつかない。文字にするとそこまで怖くないが、当時の私は相当ビビっていた。マジ、ヤバい。
そして、しれっと登場したYさん。この人と夜勤をすると、いつもおかしな現象が起こる。次の話も、相方はYさんだった。
施設玄関に置かれた時計のアラームが鳴ったのだ。これも深夜2時頃だったろうか、突然鳴りだしたのだ。
私もYさんも、そもそもそこに時計があったことすら知らなかった。2人で怯えながらアラームを止めに行った。
時計の上のボタンを押してアラームを止めた後、アラームのスイッチを切ろうと時計の裏側を見た。
アラームのスイッチはOFFになっていた……。
2人で悲鳴である。本来は別々に行動する夜勤だが、その日はすべて2人で行動したのだった。とにかく怖かった。
他にも突然ホールのテレビが付いたり、厨房の扉が開いたりと色々あった。間違いなくYさんに原因があると思われる。なせなら他の人との夜勤では、このような現象に遭遇しなかったからだ。
Yさんが退職したあと、私は心霊体験をしていない。Yさんは美人のお姉さんだったから、恐らくオバケはスケベさんに違いない。
以上の経験から、私はオバケの存在を信じている。私はビビリでオバケは怖いので、本当に迷惑な話なのだが。
しかし、私は霊能力者とか明日が見えるとか言い出す人は信じない。信じないと言いますか嫌いだ。大嫌いだ。勝手に言ってろ、と思う。
もちろん否定はしない。肯定もしないが。それこそ悪魔の証明だ。ただ否定するだけではいけない。ロマンがない。
否定もせず肯定もせず。そんな立ち位置でオバケを楽しみたいなあと。
そういえば、ナイキとかアディダスとかの服を着たオバケを見たことがないな。バレンシアガとかも。
そもそも、洋服もオバケになるのか?現世に未練とかあったりするのかな?とか考えてしまう。真っ裸なほうがオバケとして正しい気もする。
カルバンクラインの下着姿のオバケとかは、私も大歓迎なのだけどな。そんなオバケがいてもいいじゃん。
と、記事が変な方向に行く前に終わります。皆さんはオバケを信じますか?
ここまで読んでいただきありがとうございます。
ほら、あなたの後ろにも……
それでは、佐世保の隅っこからウバでした。