筑波山登山【イベント】
先月、大学時代の友人と筑波山に行ってきました。今年、早くも3回目のイベントです。企画から実行まで2週間かかっていません。卒業してから二十数年経ってますが、フットワークの軽さは学生時代から変わっていません。
この時点で土砂降りの雨でした(写真は帰りに撮影しました)。お天気アプリの雨雲レーダーを確認したところ、30分後には雨があがる見込みでした。アプリを信じて、9:00発のバスに乗りました。
登山の無事を祈るつもりで神様と勘違いして、観音様に二礼二拍手一礼してしまいました。筑波山神社は向かって右手側にありました。改めて、筑波山神社を参拝して、白雲橋コースを目指します。
女体山(筑波山の高い方の山)は標高877m(標高差610m)です。距離は2.8kmでさほどないように感じますが、ずっと階段を登り続けることになるのでなかなかです。登山標準時間は110分です。
「もう半分くらいきたかな」
「えーと、10分の1も登ってないね」
「もう半分くらいきたかな」
「えーと、5分の1も登ってないね」
「もう半分くらい…」
「家族旅行の子どもかっ!」
「このまえ信号待ちしてたら、隣に小学生の女の子がいてさ」
「うん」
「俺の顔をずっと見てるんだ」
「それで」
「お嬢ちゃん、おじさんの顔に何かついているのかな?って聞いたら」
「聞いたら?」
「何て言ったと思う?」
「さあ?」
「『おじさん、人をコ◯したことあるでしょ』って言われてさ」
「すごいこと言うな」
「だからさ、『まだだよ』って答えたんだ」
「まだなんだ」
「そしたら『ふ~ん』って言って、行っちゃたんだ」
「なんのはなしですか?」
雨が降っていたこともあって登山客が少なく、渋滞なしで登ることができました。
それでは、いよいよ、山頂からの壮大な景色を拝んでみましょう!
参拝していると山頂から歓声が聞こえてきました。どうやら一瞬だけ下界がが見えたようです。
ここから山頂連絡路を15分程度歩いて、御幸ヶ原を目指します。
「下山はどうする?」
「雨降って濡れてるから、歩きは危険だよね」
「そうだね、危険だね」
「ケーブルカーで降りようか」
「無理しないでそうしよう」
下山したら、お決まりの温泉に向かいます。ケーブルカーを降りてから約20分ほど歩いたところに日帰り温泉があります。近くの温泉宿も日帰りが可能ですが、早い時間で閉まってしまうため注意が必要です。
雨のおかげで暑さもやわらぎ、露天風呂を堪能できました。温泉に浸かりながら、例の友人の恐るべき食生活を知ってしまいました…
「俺さ、普段は1日1食なんだ」
「マジで」
「うん、夕飯のみ」
「それで1日もつのか?」
「朝は忙しいし、昼はジムに行ってるから、飯を食う時間がないんだよね」
「ふ~ん」
「その代わり、夕飯はいっぱい食べるんだ」
「どれくらい?」
「5合」
「茶碗で5杯か」
「違うよ、5合」
「えっ?炊飯器まるごと?」
「そう。家族とは別に俺専用の炊飯器があるんだ」
「おかずは?」
「肉とか、魚とか、普通に」
「もう、普通がよくわからない…」
「でも、納豆を食べてるから大丈夫だ」
「いや、そういうことではなくて」
「あと、めかぶも食べてるから大丈夫だ」
「だから、そういうことではなくて」
バスに乗って、つくば駅に向かいます。土日祝は30分毎にバスが運行しています。
つくばエキスプレス(TX)に乗って移動。
第1回イベントの鎌倉ハイキングはこちら
第2回イベントの日高・飯能ハイキングはこちら