死亡減少や脂肪減少に!コーヒーの効果やデメリットまとめ
こんにちは。ちょらです。
近年コーヒーの健康効果に注目が集まっています。
コーヒーというとカフェインが有名で
眠れなくなる
利尿作用でトイレが近くなる
歯が黄ばむ
などのデメリットが浮かぶ人が多いかと思いますが、実はそのデメリットを打ち消す以上の健康効果があります。
死亡リスクの減少や糖尿病予防など病気に関わることから、脂肪燃焼効果など普段の生活にも嬉しい効果が満載です。
そのため、1日3~4杯のコーヒーを飲んだ方が良いとされています。
その効果の大半はコーヒーに含まれるカフェインやクロロゲン酸(ポリフェノール)によるところが大きいです。
そんなコーヒーの効果をまとめましたので、ご紹介していきます。
カフェインによる効果
カフェインの健康効果には賛否両論ありますが、「午後3時以降は摂取しない」「飲過ぎない」などうまく付き合えば素晴らしい効果が期待できます。
運動能力が向上し、疲労を回復してくれる
カフェインを摂取することで交感神経が活性化し、血流を促進するアドレナリンの量が2倍以上に増えます。血液は栄養を運ぶ役割をしていますから、運動に必要なエネルギーの供給が増えることを意味しています。
つまり運動能力を向上してくれるわけです。
また、運動すると筋肉のグリコーゲンを消費しますが、カフェインはグリコーゲンの消費を抑える働きがあるため、運動の持続力アップにも繋がります。
さらにアドレナリンがが分泌されると、同時にノルアドレナリンやドーパミン、エンドルフィンなども分泌されます。
これらはリラックス効果があるため、疲労回復に繋がります。
基礎代謝があがり、脂肪燃焼効果がある
カフェインを摂取すると熱産生量が上がり基礎代謝が3〜11%上昇する事が分かっています。
基礎代謝があがると痩せやすい体になるのでダイエットに効果的です。
またカフェインを摂取すとリパーゼという酵素が活性化して、脂肪分解を促進してくれます。
呼吸器疾患、循環器疾患での死亡リスクの減少
カフェインには気管支の拡張効果があり、呼吸器の改善になります。
これが呼吸器疾患や循環器疾患の予防に繋がり、死亡リスクの減少になると研究で明らかになっています。
クロロゲン酸(ポリフェノール)の効果
クロロゲン酸はポリフェノールの一種で強い抗酸化作用、抗炎症作用を有しています。
コーヒーにはクロロゲン酸の他にタンニンなど有名なポリフェノールが多く含まれておりますが、ここではクロロゲン酸の効果を紹介していきます。
糖尿病予防効果がある
クロロゲン酸は血糖値の上昇を緩やかにしてくれます。
そのため、糖尿病の予防に効果的です。
食後のコーヒーが血糖値の上昇を抑えると言われている理由はここにあります。
また、体内で糖を合成する糖新生を抑える働きがあり、血中の糖濃度上昇抑制してくれます。
肝臓での脂肪分解を促し、脂肪肝の予防になる
クロロゲン酸は肝臓での脂肪燃焼効果があり、脂肪肝の予防になります。
肝臓は抗酸化作用や抗炎症作用、解毒作用など私たちの体の健康にとって重要な臓器です。
肝臓が弱ると癌を始めとする様々な病気や身体の老化につながります。
そのためクロロゲン酸を摂取するなど肝臓の機能を低下させない事が大切です。
脳血管疾患での死亡リスクの減少
クロロゲン酸には脳梗塞や心筋梗塞を予防する効果があります。
これはクロロゲン酸が体内でフェルラ酸という物質に代謝され、このフェルラ酸が血小板の凝固を防いでくれるためです。
つまり、血液がサラサラになり脳梗塞や心筋梗塞といった血液が詰まって起こる病気の予防になります。
コーヒーのデメリット
ここまでコーヒーの健康効果に着目してきましたが、冒頭で述べたようにデメリットもあります。
寝つきが悪くなる
カフェインの覚醒効果によって寝つきがわるくなる事があります。
カフェインの代謝量は人によって大きく違うので、中には寝る前にコーヒーを飲んでも全く問題ないという人もいます。
しかし多くの人は午後3時以降はカフェインを摂取しないのがいいと言われています。
メラニンによってシミができる?
カフェインにはメラニン拡散作用があり、これがシミの原因になります。
しかし、コーヒーには抗酸化物質であるクロロゲン酸を始めとするポリフェノールが多く含まれていますので、あまり気にすることではないでしょう。
歯を茶色くする
コーヒーにはタンニンが含まれております。
タンニンは肌を引き締める収斂作用などがありますが、歯の着色汚れを引き起こします。
タンニンというとお茶のイメージが強いですが、実はコーヒーの方がかなり多く含まれいます。
対策として歯磨きをするなどがありますが、手軽にできる方法としてはコーヒーを飲んだら水を飲むのが効果的です。
これだけでも違うので気になる方は試してみてくださいね。
胃が荒れる可能性がある
コーヒーに含まれるクロロゲン酸にのデメリットとして胃液の分泌を活性化する働きがあるので、空腹時の摂取は胃が荒れたり、胃もたれを引き起こします。
このデメリットはよくカフェインのデメリットと間違われる事がありますが、クロロゲン酸のデメリットです。
そのためカフェインレスのコーヒーでも胃もたれを引き起こす可能性がありますので注意が必要です。
まとめ
コーヒーには様々な健康効果がありますが、同時にデメリットもあります。
カフェインの代謝量は人によって違うので、自分がカフェインに強いのか弱いのかを把握して、上手に付き合っていく事が大切です。
1日の摂取目安量に関しては諸説ありますが、3〜4杯程度がいいとされています。
あまり摂りすぎると栄養が偏ったりするなど、デメリットが顕著になりますので過剰摂取はさけてくだい。
ではではありがとうございました。
ちょっとでもいい健康生活を願って!