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想定外だらけの産休突入劇

産休に入る前、私は産休を心待ちにしていた。
社会人には貴重なまとまった休み。
出産に向けての準備期間、大きいお腹で遠出はできないとはいえ、体調が万全でない妊娠生活の中で忙しい仕事の日々を乗り切れたのは、「あともうちょっとで休み」という事実が心の支えになっていたからだ。

私はスマホに「産休に入ったらやりたいこと」と題したリマインダーを作り、そこにはこんなことが書き込んであった。

・ベビーグッズを買いに行く
・普段会えない友達に会いに行く
・IKEAに行く
・映画を観に行く
・ギターを弾く
・翻訳の勉強をする
・マタニティフォトを撮る
・安産体操をする

しかしそのほとんどを実現できないような事態が発生する。

産休の10日前、切迫早産で入院したのである。

なるべく残業はしないようにしていたのだが、どうやら仕事で無理しすぎたらしい。
お腹の張りが強くなり、病院へ行ったらそのまま入院となった。
(入院の記録は後日投稿しようと思う)

入院中はお腹の張り止めの点滴をしながら、食事とトイレ以外は絶対安静。
運良く1週間で退院できたのだが、自宅でも基本的に安静に、とのこと。
もちろん仕事にも行けず、そのまま産休に突入…!

職場の人たちにもめっちゃ申し訳ないし、忙しかったのに急に安静と言われても何をしていいか分からない。そして何よりも、産休中にいろいろやろうと思っていたのに!楽しみにしてたのに!という思いでいっぱいだった。

でも。
今まで仕事や自分のことばっかりで、お腹の赤ちゃんのことをあんまり考えられてなかったなぁと反省し、ベビーのためにできることをしよう!と決めた。

①ベビーグッズをポチる
とにかくいつ産まれても大丈夫なように、ネット通販でベビーグッズを揃えた。個人的に服は西松屋、その他のグッズはAmazonが良かった。

②ベビー用のケープ&帽子を編む
実は編み物が好きな私。楽天でベビー用のキットを購入し、ケープと帽子を編んでみることに。

③エコー写真のアルバムを作る
妊娠期を振り返るアルバムを作って、子どもが大きくなったら見せてあげたい…!ということで、メッセージ入りアルバムを作成。
エコー写真はそのままにしておくと消えてしまうので、残しておくためにもコンビニで写真印刷。

もともと、私はぼーっと過ごすことができないタイプで、常に何かやっていないと落ち着かないので(友達にも「ひますぎて死んでないか心配した」と言われたw)自分でやることを作ったのは良かったと思う。

そんなこんなで自宅安静をしながら、無事に早産といわれる時期を過ぎ、正産期の37週を迎えることができた。
そこから急に「ウォーキングしてね」と言われて面食らうことになるのだが…

結局、もうすぐ予定日の40週になるのに、今日も産まれる気配は無し(笑)




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