"食品ロス削減"を実現するスポーツイベント
ご覧いただきありがとうございます。
”社会問題をスポーツと企業の力で解決しよう”というテーマで私の考えを発信したいと思います。
今回は、「食品ロス」に焦点を当てようと思います。
それではお楽しみください!
スポーツチームと企業が主催する”食品ロス削減イベント”
私が発信する考えは、”食品ロスの削減を訴える、スポーツイベントを開催する”というものです。
スポーツチームの協力のもと、スポーツ施設でイベントを行います。
そこで、食品ロスを利用した料理を振る舞います。
日本人は毎日お茶碗1杯の食べ物を捨てている!?
世界で深刻化する「食品ロス問題」。
世界中で食糧難に苦しむ人がいる中で、大量の食べ物が捨てられている現状があります。
日本もこの食品ロスは決して他人事ではありません。
日本の食品ロスについて考えていきましょう。
※以下の「食品ロスとは?」~「日本の食品ロスは、年間で東京ドーム5個分!」の内容は農林水産省の資料を参照しています。
食品ロスとは?
食品ロスとは、
”まだ食べられるのに、捨てられてしまう食べ物”のことです。
日本での食品ロスの原因は、大きく分けて2つあります。
一つは、小売店での売れ残りや返品、飲食店での食べ残し、売り物にならない規格外品等によるものです。
これらは”事業系食品ロス”とされています。
もう一つは、家での料理の作り過ぎによる食べ残しや、買ったのに使わずに捨ててしまうこと、料理を作る時の皮のむき過ぎなどによるものです。
これらは”家庭系食品ロス”です。
日本の食品ロスは、年間で東京ドーム5個分!
日本の食品ロスは、年間約612万トン(2017年)。
これは、東京ドーム5個分に相当します。
国民1人あたりの1日に換算すると、お茶碗1杯分(約150グラム)。
つまり、
”日本国民全員が毎日お茶碗1杯分の食べ物を捨てている!”
ということになります。
日本の食品ロス問題が深刻な状況であることは、よく分かるかと思います。
この問題をスポーツの力を使って解決しようというのが、私の考えです。
スポーツの力を使って食品ロス削減!
スポーツは人を集める力がある!
なぜ、スポーツの力で食品ロスを削減できると考えたか、
それはスポーツには、人を集める力があるからです。
”スポーツをプレイする”
”スポーツ観戦をする”
”好きなチーム、選手に会いに行く”
スポーツに関わる多くの行動において、人が1カ所に集まることになります。
その集まった場所で、人々の気持ちを変化させる”何か”ができれば、、、
日本が抱える社会的な問題を改善させるきっかけをつくることができると考えます。
スポーツチームと連携し、選手や関係者が参加する、「食品ロスに関わるイベント」を実施するというのが私のアイデアです。
食品ロス解決に取り組む人々がいる
イベントの実施には、食品ロスの解決に取り組む人々の力が必要です。
フードバンク活動団体
フードバンクは、企業や農家から過剰在庫や売り物にならない食品・食材を集め、福祉施設や食べ物が必要な人々に届ける役割を果たしています。
このフードバンクとの協力がイベントの実施において必要不可欠となるでしょう。
食品ロス製品を使った料理をつくる人々
某料理レシピサイトで「食品ロス」と検索したところ、実に400件以上の料理が紹介されていました。
このような料理レシピを公開している方々や料理研究家、シェフの協力を得てイベントを開催したいと考えます。
バイオマスプラスチックの技術で食べ物の残りを食器に
近年、バイオマスプラスチック産業の発達が進んでいます。
バイオマスプラスチックとは、
”植物や動物由来の生物資源(バイオマス)から製造されたプラスチック”
のことです。
通常、プラスチックの製造には化石燃料が使用されますが、バイオマスプラスチックは再生可能な生物資源を原料とします。
”二酸化炭素の排出削減”や”資源の持続可能な利用”という面で大きな注目を集めています。
このバイオマスプラスチックの容器をイベントで使用することができるのではないかと考えます。
※スポーツチームが海外のバイオマスプラスチック製造企業と連携するという観点で以下のような記事も書いています。是非ご覧ください。
食品ロス削減を目指すイベントの実施
ここまで紹介してきたような、企業・団体・人の力を集約させ、
そこにスポーツチームの力を使ってイベントを実施しましょう。
~食品ロス削減イベント~
スポーツスタジアムを使用したイベントになります。
スタジアム内の各所に食品ロス製品を使用した料理を提供する場が設けられています。
フードバンクより提供された食品・食材を使います。
それらを使って料理をするのは、プロの料理人やネット上で食品ロス製品を使ったレシピを投稿されている一般の方々。
アシスタントや販売に選手やチーム関係者が加わるというのも良いでしょう。
更に、その日に地域の各家庭で集めた食品ロス製品を使って、
”いかにおいしい料理を作ることができるのか”
というコンテストも開催します!
審査員にそれぞれ試食してもらい、優勝者は選手のサイン入り限定グッズをゲットできる。
振る舞われる料理の容器は、全てバイオマスプラスチックによって製造されたものです。
”スポーツ”や”企業”、”人”の技術・経験・力が合わさり、
「食品ロス」という全世界的な問題の認識、解決につながるイベントが実施できるのではないでしょうか。
スポーツには、夢や感動だけではなく、
地域や社会の抱える幅広い問題にアプローチすることができるという特徴を持っています。
スポーツの価値をマネタイズさせ、チームやファンや本拠地の地域の住民が
精神的にも金銭的にも豊かになってほしいと考えています。
そのために、今後も私のアイデアを発進したいと思います。
以下のような記事もありますので、是非ご覧ください!
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