恋と題詠
恋の歌には、縁がない。
作るのはもちろん、お気に入りの歌を書きためたノートを見ても、恋の歌は、ほとんどありません。
でも、やっぱり王道は恋の歌なんだろうなと思っていたら、最近はそうでもないようです。
自分が恋の歌を作ることは、この先もないだろうなと思っていたのですが、先日のNHK短歌のお題が「恋のはじまり」だったので、さすがにこのお題で恋を詠まないわけにはいくまいと、無理やりひねりだしたのでした。
なんとなく詩集の棚で立ち止まりいつもの書店は光に満ちる
苦吟した?甲斐あって、テキストで江戸雪先生に添削してもらえました。
元は、「立ち止まる」と「光に満ちて」だったのですが、二文字変えるだけで、かなり印象が変わります。
「立ち止まる」だと、いつも立ち止まっているように読めるとの指摘、ほんとですね…
題詠は苦手だけど、普段の自分にないものを引き出してもらえるから、やっぱり大切。
これからも、続けよう。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?