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大好きなコーヒーからマーケティングを学ぶ!『戦略は「1杯のコーヒー」から学べ!』

コーヒー好きなのでタイトルに惹かれて買いましたが、スラスラ読めて戦略を学べる面白い本でした。

ざっくり言うと金融機関に勤めていたしんまちさくらが金融機関を辞めひょんなことからコーヒー会社「ドリームコーヒー」に転職し、マーケティングを学んでいく話です。結構天然?のさくらを通して、ドトールやマクドナルド、スタバからネスレUCC、ブルーボトル等実際のマーケティング事例を学んでいく本です。
PPMやターゲティング、差別化などマーケティングが学べます。あとコーヒーの知識もつきます。

私はコーヒーが好きで、知ってるキャンペーンも多く掲載されており(もちろん知らなかったものもあり)楽しく読めました。
本書を通してドリームコーヒーらしさとは何かを求め、他社と差別化して独自のポジショニングを確立していくまでのマーケティングを学んでいくことができ、面白くて2回読みました。

そして、最後の取り組みには少し感動しました。

1番印象に残ったのは、数値だけで判断するような合理化だけがいいわけでなく、強みを忘れないようにというところです。この間「世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?経営における」(山口周)を読んだ時に、コンサルタントのように数字、科学だけで解決できることが減りアートで学べる直感などが重要になるということが書いてありました。それとほぼ同じことが書いてあり、経営には数値じゃない部分も重要だということを改めて気付かされました。

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