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「じぃじぃの独り言」: 日経ビジネス【戦場のDX】

1  はじめに

  私の頭の老化防止のため、関心があった「日経ビジネス」を定期購読してい
 て、自由時間は十分あるので、気になった記事を整理しました。

2  今回の特集 :   「戦場のDX」【防衛産業をアップデートせよ】

 (1) ロシアによるウクライナ侵攻から、この7月で約500日が経過し、ドローン
   の活用などによる「戦場のデジタルトランスフォーメーション(DX)」が一気に
   進んだ。それは、軍事作戦を展開する際、重要となる前線の情報を収集し攻撃
   に繋げるまでの意思決定サイクルを従来兵器よりも短縮できるためである。
 (2) サイバー空間は、陸・海・空・宇宙に次ぐ「第5の戦場」に化し、国家支援
   が疑われるサイバー攻撃の特徴は、対立する国家の重要インフラや供給網を狙
   い、社会や経済を混乱させることを目的にしている。
 (3) 中国とロシア、北朝鮮に囲まれる日本は、戦後最も厳しい安全保障環境下に
      あり、政府は防衛費を2023〜27年度の5年間で約43兆円と、従来の約1、5倍
      に大幅増額する。
 (4) 1990年代までは、米ソ超大国が大量の兵器を保有し、核による威嚇が大規
     模戦争の「抑止力」になっていたが、デジタル冷戦時代では、国家の「デジ
   タル力」、デジタルを支える半導体等の供給網が新たな「抑止力」になって
   いる。
 (5) これまでの防衛産業は戦闘機や戦車を造る企業を指したが、「戦場のDX」
     では、あらゆる企業や研究機関が「防衛産業」を構成することになる。
 (6) 人の指示を必要としない完全自立型のロボット兵器の実用化が始まり、将来
        戦場で兵士の代わりにロボット同士が相まみえることになるが、それで戦争
   が終結するとは考えられない。

3  その他の内容

 (1) 「投資家は、自分の許容できるリスクレベルを超えることなく、かつ最大の
  期待リターンが得られるように、ポートフォリオの銘柄を複数選択する」と
  いう「分散投資」のメリットを実証したノーベル賞経済学者、ハリー・マー
  コウィッツ氏の人生を紹介している。
 (2)  「進化的人間考(長谷川真理子著)」では、現代日本の少子化は「女性の生理
  的負担感よりも男性の経済的負担感」が原因ではないかと指摘し、子供を持
  つ満足とそれに関わるコスト感の差の最大値がこども2人としている。
 (3)  金利が上昇して現金や債券など安全資産の魅了が相対的に増す一方、多く
  の投機筋がインフレの減速を見込み、原油の人気は薄らいでいて昨年のよう
  な急騰はもはや起こりそうにない。
 (4)  「中途退職者」は他の中途採用者より戦力化しやすく、彼らの社外経験を
  取りこむ効果が狙える一方、人手不足対策にもなるので、「中途退職者」と
  良い関係を築こうとする動きが出始め、今後、人材の流動性が高まれば「学
  歴」よりも「職歴」が重視される。
 (5)  主要な半導体部材や素材は、日本勢が世界シェアの半分近くを占めるが、
  日本は他国と比べて技術流出に対する規制が緩く、人材が海外企業に流出し
  てきた経緯がある。
 (6)  2018年の「学習到達度調査(OECD)」によると、日本の高校生の読解力は
        数学や科学のリテラシーに比べて国際順位が低く、教育現場で「話す力」を
     実践すれば、子供が社会で生き抜く力を育てることができる。

4. 「じぃじぃの独り言」

  今日のTV報道では、ロシアによるウクライナ侵攻でウクライナの民間人が約
 9千人、子供が約5百人亡くなっていて、不安そうな子供たちの表情などをTV
 等で見ると悲しい気持ちになり、1日でも早く戦争が終わって欲しいと思う。
  また、「日経ビジネス」では、戦争は国家の戦う意志のぶつかり合いで、最
 終的に多くの人を殺さない限り、ほとんどの国は決して屈服しないことを歴史
 が証明しているとも書いている。
  多くの兵士も悲惨な場面を多く目撃し、自らも敵兵を撃ったことで心が蝕ま
 れ、ついには心的外傷後ストレス障害(PTSD)で苦しんでいると思う。
  一国のリーダーの思惑だけで、このような悲惨な状況になることに恐ろしさ
 を感じるのは私だけだろうか?。
  最後に、私は運動での「体」の筋トレやnotoでの「頭」の筋トレなどで健康
 寿命を伸ばす一方、「宝物の孫」の世話をして、働きながら子育てをする一人
 娘を私なりにサポートしていきたい。

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