高校野球は勝利と育成どっちが優先されてるの?
全国高校野球選手権・2回戦
「智弁学園VS健大高崎」
この試合をテレビで観戦して、考えさせられる1場面がありました。
1-1で迎えた、四回2死、健大高崎の攻撃。健大高崎の選手が放った外野フライを、ライトを守っていた智弁学園の選手が落球してしまいました。
直後にその選手は交代。
結局、智弁学園が9回に1点とり、春夏連覇を目指した健大高崎を撃破して2年連続の3回戦進出を決めました。
試合の流れ、監督の采配、選手の特性など、観戦してるだけではわからない部分も大きく、外野からとやかく言うのもいかがなものかという思いもありますが、教育者・指導者として、交代された選手の気持ちを考えると素直に喜べない結果です…
この監督は、ミスや失敗というものを、日常の指導でどのように選手たちに落としこんでいるのでしょうか?
交代された選手及びチームメイトは皆、納得の交代だったのでしょうか?
失敗したら即交代なんて、恐怖しかありません。
もし自分が、監督だったら、伝令係を使い、激励して気持ちを切り替えさせるかな…(ルールよくわかってなく、できなかったらスミマセン😭)
そして守備が終わってから、ベンチで落球した理由を聞きます。
「失敗から学ぶ」ことの方がこれから生きていく上で重要です。
「野球を教える」ことも大切ですが、「野球で教える」ことも時には必要です。だから、よほど選手の精神状況が不安定でない限りは、試合に出させます。そんな指導者でありたいと感じつつも、交代させられた選手やこのチームメイトの今後が気になってしまい仕方のない試合となりました。
みなさんはどう思いますか?
高校野球は毎年、学ぶこと、考えさせられることの多いスポーツです!
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