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漆黒までクリアしたので好きなキャラクター、お世話になったジョブと装備、好きなダンジョンなど語る

はい、いつものやつです。上げたつもりですーっかり忘れておりました。ハイ。前後したけどそういうこともあるよね。
蒼天編・紅蓮編は以下の通り。

FF14をプレイ開始してちょうど1年の節目、紅蓮のリベレーターをクリアして漆黒のヴィランズに突入した。そこから割とサクッと駆け抜けてしまったんやな~…と思ってたけどなんだかんだ3ヶ月やってるな!

前評判にたがわないストーリーそのものの面白さはもちろん、新たな世界である第一世界のデザインがとてもよかった。
緩やかに滅びゆく世界に抵抗する人々、すでに滅んだ国、恐怖を前に怯懦し享楽にふける街…。ヒカセンが倒してしまった闇の戦士たちの行く末と最後まで顔を明かさなかった水晶公や、真意の見えなかったエメトセルクとエリディブスの選択。父なる物から解放されたゼノスとファダニエル…。
あらゆる要素が重なり合って、めちゃくちゃ後半泣きまくった。

漆黒プレイ中に書いた記事はこちら。

漆黒中びっくりするくらい書いてたな。プレイ期間の半分以上が無職期間だったのでさもありなん。

全てのスクリーンショットの著作権は© SQUARE ENIXに帰属します。
この記事は9000字くらいあります。

好きなキャラクターTOP3

めずらしく近くをうろうろしてくれたNPCではなく、ちょっと距離の遠いキャラを中心に好きになた気がする。

3位 チャイ夫妻

最初に会ったときは「どうしよう悪い人だったら……」と思っていたのだが、一緒に行動するうち大好きになってしまった。
自分に自信があるのかないのか、石橋を叩きまくって割りそうな、でも私にすごく性格が似ている気がする旦那さんと、旦那さんだーいすきで天真爛漫純粋培養っぽい奥様の組み合わせはすごくいい。
もちろん身近にいたら結構面倒くさいと思うのだけど、多分仕方ないなぁと思いながら付き合ってしまうと思う。そういう天性の素質を持った二人だから、ここから先の歩みが平穏無事なものであることをついつい祈ってしまう。

彼らがいとおしいと思うのは、彼ら自身が本来愛情にあふれた人たちであり、純粋さや愛情深さを次第に思い出す段階を一緒に見つめていたからだ。
最後にアルフィノが夫妻に別れの挨拶をしにいったとき、最初に出会ったばかりのチャイ夫人なら強引に止めていたかもしれない。だが彼女自身が「愛とは大切な人をそばに縛り付けることではない」ことをきっと思い出したのだ。だから出発を見送ることができるようになる。これはどこかに行ってしまった夫のことを信じるという姿勢にも現れていたし、もともと知っていたんだろうなぁと思える。

この物語は様々な形の愛情を見つめる話でも合ったな、と思い出させてくれる二人だから好きなのかもしれない。夫婦の愛、大人から子供への愛、身近な誰かへの愛、親子の愛、敬愛する人への愛…どれも美しく捨てがたい。
そのことを象徴する人たちだと思うので、どうか第一世界で幸せになってほしい。きっと今の二人なら、何があっても理解しあって手を取り合って生きていけると思うので。

2位 エリディブス

エメトセルクもかなり好きだったんだけど、チャイ夫人の豊満ボディとエリディブスアタックに弾き出された。ごめんエメトセルク。なんかエメおじの恨めしげな声が聞こえる気がするが、お前が本当に好きになったかどうかは暁月に持ち越したいんだよね、まだ早いと思うんだよね(天から目線)。

それはさておき、エリディブスはかなり好きだ。
彼が強烈な目的意識を持っていたにも関わらず、その根幹を忘れ去ってしまったこと。また忘れてしまったこと自体を、他の痛みと混同するという間違いを犯したこと。
そのすべてが人間臭くて、どうしようもなく人間だと感じさせられる。エメトセルクとエリディブスの二人を見ただけで、アシエンがただの悪役ではなく深みがあり、きちんとその動機が用意されている者たちなのだと分かる。
ただ、FF14は彼らの物語ではなくヒカセンの物語だ。だから倒されてしまうし、彼の目的が達成されることはない。

ここを含めて、彼らのバックボーンを見たうえでそれでも自分たちが生き続けたいと叫ぶからFF14は面白いのだと思う。これは本当にそう思う。

彼は責任感が強く、また愛情深い人でもあったのかなぁと想像している。この後彼に会うことはないと思うけれど、ただそれでも大切な人たちが笑っているところが見たかった、そういう場所を守りたかったという気持ちは理解してあげられる。そのことを覚えておくことはできるのだ。
だから私はエリディブスという、真面目で頭でっかちで、目標を遂げるために手段を択ばなかった結果目標を忘れてしまい、それでも最後には大切なことを思い出すことのできた一人の男のことを忘れないでおいてあげたいと思う。哀れとか気の毒とかではなく、ただそういう人だったのだと記憶することはとても重要なことじゃないかなと思う。

というのはさておき最期まで忘れることのなかったアルバートや水晶公と、ここまで素晴らしい対比をされたキャラクターを出されたら平伏するしかないよねとも思っているので、ここには厳密にいうとエリディブスとエメトセルクとアルバートと水晶公がみんなランクインしているようなものだと思ってもらって構わない。
彼らは漆黒の物語を象徴し、それぞれが全く違う過程と結果を迎えた素晴らしい対比構造の中にいるのだから。

1位 リーンとサンクレッド

もうこの二人はセットで語るほかないな、と思うのでセット。本当にリーンもサンクレッドも、漆黒ではすごくすごく頑張ったと思う。目の前にいたら二人を抱きしめて、たくさん褒めてあげたい。

漆黒で再会したばかりのサンクレッドは、とにかくリーンを守ることに必死だ。少しでも自分の手元から離れて欲しくない、彼女のこと(というよりも、彼女の命を守るためにどうすべきか)を考えて最善の選択をしようと頭がいっぱいになっている。それはミンフィリアに対してやってあげられなかったことを全部してあげたい気持ちや、ミンフィリアを取り戻したい気持ちがないまぜになった複雑な感情だ。
これがリーンとの関係にも大きな影を落としていて、過保護すぎる親に抑圧されるとそうそう人間こうなるよね、という状態だった。

その心配から二人とももがき、苦しみ、そして脱出する。その美しい変化が最高だった。正直、サンクレッドがあのイベントバトルのあとに死んだとしても納得できたくらいだし、実際あの時に過去のサンクレッドは死んだのだ。

ユールモアのように世界を諦めの目線で見ていたミンフィリアが成長し、生きたいと願い、新たな名前を授かって行く様を一番近くで見ていたサンクレッドの気持ちはいかほどだろうと推し量ることもできない。
この一連の流れを身をもって経験したからこそ、最後にちゃんとさよならが言える強いリーンになれたのだと思うし、きっとこれからも第一世界で元気にやれると思える。

この二人には出会いと別れが絶対に必要だったと断言できる。二人の運命を決定的に変えた瞬間に立ち会えてよかったし、二人の運命をつないでくれたのが原初世界のミンフィリアだと思うので、多分彼女もこの結果に満足しているだろう。

お世話になったジョブTOP3

ジョブについてはほぼ変動なし。というよりもジョブの開放をしなかった。賢者を始めてみようかな~と思ったけれど、ヒーラーがあまりにもできなさ過ぎてびっくりした。ナンヤコレ。才能ってさぁ…その人ごとに200通りあんねん…と言うことで諦めている。

3位:ガンブレイカー

まだまだミラプリ悩み中。可愛いよね

サンクレッドとジョブが被るので途中で使わなくなってしまったけれど、使ってて楽しい!というジョブではあることは確か。
やっぱりタンクだとコンサポで遊ぶときに、自分の裁量である程度コントロールできるという意味でも楽なんだよなぁ…と思った。漆黒ジョブで確か蒼天から使い始めていたはずなので、そこそこのお付き合いになってきていたはず。
やろうと思ってた暗黒騎士を全然使わなかった代わりに使ってたので今からでも…と思っているが先が長いよ暗黒騎士!!

さてガンブレイカーが好きなところは、ちょっとデビルメイクライっぽいところだ。本来なら暗黒騎士なのだけれど…でかい銃と剣が合体したロマン満載の武器を振り回し、盾役のくせにちょっとやわい。そこも好きだ。
多分ここから先も使い続けそうかな~と思う。アイコン類もデザインが凝ってて気に入っているし、漆黒で実装されたジョブだという点においても、サンクレッドとお揃いという点においてもやってよかったなーと思っている。

2位:ナイト

とりあえずコンサポ突入は大体ナイト。

結局またここに入ってきてるよ~~~と思いながらも、リーパーと並んで一番使っていたのはナイトだったのでどうにもならない。

ナイトが好きなのはやっぱり自分向きで慣れている操作性に詰まっている。
ある程度の防御をしつつ攻撃もバランスよく行える。敵視をとって敵の位置をコントロールできるという点でも好きだ。
装備類が鎧ばっかりなのとAF装備が絶妙にダサくてそこだけは不満なのだけど(もうちょっと軽装系も欲しかったから、そういう意味でフッブート装備は最高!)、それを除けばほぼ完ぺきといえる。

あとスキル系がやはり使った時にすごく自機にあうな!と思っている。リーパーの自機もかなり見慣れてきたのだけれど、それ以上にタンクやってる自機がすごくしっくりくる。なんのジョブか?と想像すると大体ナイト。
一番付き合いが長いジョブなので、多分暁月でもお世話になる…かな。ひろしもナイトだしね。

1位:リーパー

あまりヒーローっぽくないところ、そこが好き。

結局2回連続リーパーになってしまった…ずっとリーパーで遊んでいる。最近はリーパーがメインジョブ!と堂々と言えるくらいずっと使っているので、もう逃れようがなくリーパーだ。使っていて爽快感もあるし、方向指定もそんなに気にならない。技の派手さも好き。

ジョブクエもまとまりがきちんとあって面白かった。
そういえばガレマール帝国内から落ち延びてきた人間とはそこそこ関係性があった……つもりだったけど、実際はそんなこともない。身近にたくさんガレアン族の人たちはいて、彼らはひっそりと息を殺して生きているのだ…というところも含めて好きだ。ちょっと平成狸合戦ぽんぽこみを感じる。

設定上ガレアン人たちはエーテル放射が得意ではなく、故に魔法が使えない。だがアヴァターと契約すればそのハンディキャップを乗り越えることができる。つまりアヴァターがいなくても最悪エオルゼアの蛮族ならリーパーの真似事くらいはできる…のかもしれない。

これからはもうちょっと日の光を浴びるところで、のびのび生きていけたらいいな~レムレースのひとたち…と願っているのでその点も併せて第一位

好きorお世話になった装備TOP3

第3位:タチノ装備

これはスレイヤー装備。

装備自体にあんまり興味なかったんだけど、なぜか一回びくびくしながら突入したら頭以外のスレイヤー装備がそろってしまった(なんで?)。やっぱり物欲センサーはよくないなぁと思った出来事だった。
とにかくこの衣装はスマートな感じでかわいい。意外とこういうただのコートみたいなやつなかったなと着てみてから思った。
ニーアオートマタに登場する9Sっぽい装備で、これならどんな種族でもかわいく着られそうだ。

ステージを含め、ニーアレイドはニーアファンならお!っと思う演出やギミックがたくさんあって気に入っている。このステージが好きな人が多いのもわかるなぁ

第2位:イヴァリース装備

泣きながら周回する羽目になった「楽欲の僧院 オーボンヌ」のタンク・スレイヤー装備。色違いですごくかわいい。ストーリー中はほぼずっと着ていた気がする。
紅蓮装備だけどすごく好きだし漆黒の雰囲気にもかなりマッチしていたと感じ、相当な期間着ていた。

タンク装備の青も好き。

背中がまた可愛い。編み上げとリボンになっていて、女性キャラクターが着てもかわいいけれど、男性でももちろんかわいい!
セットで着るとボリュームのある袖になっていて、はじめはあまり好きじゃなかった。でもそのうちかわいいと思えるようになったので、結局そろえてしまった。全部かわいい~!

第1位:ネオイシュガルディアン装備

そういえばもうきれるな?と思ってマケボで買った。かわいい〜!!染色しないで着ている。

帽子も可愛い。

ネオイシュは結構長い間憧れの装備だった。なかなか80突破となると先が長いなぁと思っていたのに気がつけばリーパーは87だしナイトも83。結構あっという間だったかも。
暁月で着るかはさておいて、定期的に着替えてはニヤニヤ眺めている。
男女で装備のデザインが違うところも好き。細かなデザインも凝っていて、前から見ても後ろから見ても好き。

同率1位:エアルーム装備

これがほんっとに揃わなくて、しばらくぐるぐる周回する羽目になった。
マトーヤのアトリエでドロップする装備で、タンクとスレイヤー装備が欲しくてひたすら周回。なぜかキャスター装備やヒーラー装備ばっかりドロップして本当にどういう確率になってんだ??という感じだった。苦しかった…最終的にDiscordのお仲間に助けてもらいました、ありがとうみなさま。

装備品についてはかわいくて言うことなし!色も好きなので、染色せずプレーンなまま着ている。これ以上は何も言うまい。ただかわいいのだ。

背面の編み上げ部分もかなり凝ってて好き。現実世界で作って着たいなぁ…ピンタックの寄った袖、胸元のボタン、コルセットの編み上げ、折り返した襟部分の銀色の飾り…どれをとってもほんとに可愛い。

好きなダンジョンTOP3

第3位:人形タチノ軍事基地

作りこみやスケール感がお気に入り。

このランキングでは初のアライアンスレイド。
NieR:Automataをプレイしているという前提にはあるが、意外とその演出やるかー!!みたいな、そういう思いでもよみがえる良質なコラボレーションだった。まさかFF14でイクラに遭遇すると思っていなかったが、楽しくプレイできたと思う。

さてこのダンジョンは道中もかなり作りこまれていてよかった。あとから探索できるというところも推せる。
特に2Bの部屋を確認できる当たりなど「2001年宇宙の旅だ!!」というフォロワーさんのご指摘で「そういえばそうじゃん!!」と今更目からうろこが落ちたり。

ニーアレイドはそのどれも、ステージの演出やステージ全体のデザインがすごくいい。でもタチノが一番気に入ったな~サレタはサレタでオートマタっぽい建物だと思って好きだし、塔も好きだったがニーア・レプリカントのトラウマを結構えぐられてしまってきつかった。音ゲーもやらされたしな!
また改めて遊びに行きたいなぁと初めてアライアンスレイドで思ったくらい。

同率3位:偽造天界グルグ火山

悪趣味の塊とか言われているけれど、ユールモアに比べたらこっちの方がまだいいセンスしてるな、という気持ちになる。

ヴァウスリーとはここで戦わず、そのあとにイノセンスになった彼と戦うわけだけど(彼もまあ哀れな存在だなぁと思っている)このステージを辿れば彼自身が神であると自認している危うさがありありとわかって好きだ。
あとまとめ進行すると罪喰いに囲まれてエヴァの綾波みたいになる、という友人の言葉の意味がわからず調べたのでそれでもなんだか記憶にふかーく根付いている。

さてこのステージも構成が好きだ。超大型タロースを辿って登った先には気色悪いほど整って白と金を象徴とする悪趣味な建物が鎮座している。なんだか某新興宗教団体を思い出してしまうが、そういうところもまたヴァウスリーっぽい気がする。

第2位:黄金平原パガルザン

音楽も好きだけど、このあたりから風景が様々な黄金色になっていくところも好き。

いよいよ蒼天までの落とし前をつけにやってきたティアマトとともに突入するこのIDは、ここに至るまでの状況、そしてここから先の状況も併せて印象深く、忘れられないステージになった。
だからこのIDだけの評価というにはちょっと疑問符が付くが(.5全体の感想になってしまう)、それでもグラフィックアップデートもあり、どこまでも続く黄金色の平原を、ドラゴンの背に乗って飛んでいくところは感動してしまった。

別に記憶に残るギミックがあるわけでも何でもないけれど、物語のターニングポイントにどか!っと存在しているという一点だけでここまで来てしまったのですごい。
一体どこか「黄金平原」なのか?と疑問に思うようなスタート地点から始まるのに、最後の最後でティアマトの背に乗ってルナバハムートと対峙するのは平原にたたずむ塔のすぐ近くだ。
ここまで進めばなぜここが「黄金平原」なのかが分かり、あそこにアレンヴァルドたちがまさにいるのだと実感も沸く。

どんな犠牲を払っても、それでも前に進まねばならぬという極限状況に現れるにはちょっと美しすぎる光景だった。

第1位:終末幻想アーモロート

終末戦争を追体験することの、世界の滅びを目撃することの苦しみ。

フォロワーさんと一緒に突入するつもりだったけど、結局シャキらずコンサポでそれぞれ攻略したダンジョン。2ボスではコンサポメンバーの位置取りがいまいちで全滅し、3ボスではステージのすみっこから落下して死んだ。(AoE回避が間に合わない!と思ってワープして死んだ。あるあるらしくてよかった。)

それはさておきとにかく「ステージ演出がめちゃくちゃいい」、これに限る。
全体的にアーモロートのステージは聖書を踏まえた演出となっていて、終末の獣がやってきたあの世界を追体験することになる。あの獣の存在は比喩なのか、それとも実際に襲い掛かってきた存在かは分からないが、キリスト教圏のプレイヤーにとってはなかなか背筋の凍る体験になったんじゃないか、と思う。

終末の獣によりアーモロートはほろんだが、考えてみるとミルトンの失楽園っぽくもあるな、と思った。人々は罪を甘受して楽園を去った(ハイデリン)し、ルシファーはヤハウェの偉大さを知りつつも、服従するよりも自由に戦うことを選ぶ(アシエン)ように。
そういえばハイデリンは女性だが、ゾディアークは核が男性だから男性だったのだろうか?となると彼らはアダムとイブだったのかもしれない。いや、大喧嘩しているからアダムとリリスかもしれないな。

好きなエーテライトポイントTOP3

第3位:リダ・ラーン

昼もいいけど夜も好き。

妖精語で「花々の館」。美しいネーミングだ。

妖精たちのいるところなんて、なんかこう、なんだろう、いいなって…思いませんか…。最初、ピクシー族の魔法にかかってぼんやり霞がかった中でみたエーテライトも良かった。

とはいえ途中からはイル・メグという地域の恐ろしさに震え上がっていたし、ジャイアント・ビーバーはトラウマもの。草人もなんかこう…怖いじゃん…?
突然ホラーゲームが始まったかと思ったのでランクイン。
ガウガウガウしか言わないあのビーバーたち含め、頼むから原初世界には存在してくれるなよと本気で思ってしまう。怖すぎる。

それはさておき、周辺の建物や雰囲気はちょっとロードオブザリングのホビット庄ぽい。そういう周辺の雰囲気も含めて好きだなぁと思う。
ずっと花畑が続いている景色も結構好き。あの辺に住むのはかなり難しそうだが、たまに遊びに行くくらいなら…まあ…と思う。あまり遊ばれるようならフェオに助けを求めればいいし。

第2位:マカレンサス広場

波の下にも都があるのですよ

最初に訪れた時、夜中の2時過ぎということもあって誰もいなかった。フォロワーさんと二人、ただアーモロートをウロウロするあの時間は、忘れがたい経験になった。

アーモロートの良さは、誰もいないことにあると思う。
たまにゴールデンタイム的なタイミングで訪問すると、意外と人がいて「ちょっとアーモロートっぽくないな」と思ってしまう。だから夜中とか、逆に平日真昼間とか、とにかく人のいないタイミングに訪れるようにしている。
誰かとすれ違うのも、同じ建物の中に誰かといるのもちょっと嫌だ。この街に生きている人間は自分だけしか存在しないのだ、と感じることが大事。

ぼんやりと明るく光る街の明かり、影となった人々、誰も生きる人がいないのに閉じ込められた箱庭のような空間に名付けられた「アーモロート」という理想郷の名前…。マカレンサス広場は彼ら古代人が生きた当時はその名の通り幸せな地だったのだろうなぁ。
ある人に言われた「漆黒は古典SF作品が好きだと心に来ると思う」という言葉をここで嚙み締めたことも思い出してしまう。

「ユートピア」も「失楽園」も「ハーモニー」も「1984年」も、この街にどこかエッセンスを与えてくれているような気がするし『平家物語』に描かれた「先帝身投」を思い出すこともある。

第1位:クリスタリウム

堂々と胸を張って「すごく好きだ」と断言できる。クリスタリウムはぼーっとして街の風景を眺めているのも好きな街だ。ずっと放置していたいし、ここにハウジングエリアがないのが悲しすぎる。
人々の営みは、たとえ滅びを目前としても止まることがない。その象徴としてのクリスタルタワーが眼前に現れた時の衝撃は、多分忘れようがない。
これからずっとクリスタルタワーは第一世界の人々の心の拠り所であり続け、これからも象徴となるのだ。私たちがプレイした時、最初の道標となったのと同じように。

いいじゃん、なんかゲームやってる!ファンタジーやってる!って感じする。
蒼天も紅蓮も、どうしようもない人間の業の話だった気がするけれど、漆黒もまた、今あるこの世界にしがみついてでも生き抜こうとする人間の業の話だった。
街はみなそのことを象徴する場所ばかりだったし、その中できらきら輝くクリスタリウムのたくさんのドームと星々が、やっぱりまぶしいんだよなぁ

まとめ:いよいよ暁月へ

ということでながーいこの冒険もいよいよ暁月へ突入。暁の新たな敵としてゼノスとファダニエルがいるわけだけど、さてどんな物語になるのか?レポリットちゃんたちとはいったいどこで遭遇するのか?新しいフィールドはどんな世界なのか?気になって気になってワクワクが止まらない。

ところでアルフィノとアリゼーのパパであるフルシュノは、一体何を隠しているんだろう?食べられないものがあるとか、あるいは奥さんの尻に敷かれているとか?父親への反骨精神とか?それであればどれほどいいだろう。
いずれにしてもおそらくは「ハイデリンそのものの滅び」が近づいているからこんなことをやっている場合じゃない!と言いたいのだろうが……。アルフィノよりも頭がカッチカチらしいので、5,6回は殴らないと思考の柔軟さが取り戻せないのではないかと勝手に危惧している。ミートパンチャーで脳みそが柔らかくなるまで叩いてあげる必要がありそうだ。

そんなことを思ってはいるけれど、こんなにゲーム楽しんでる!と思いながらも終わらせたくない気持ちは初めてだ。それでもとにかくその終わりまで見届けたい。見届けるしかないと思っている。
おかずクラブのゆいP(大好き)が、「生まれて初めて寝食を忘れた」という言葉の意味を今更ながら噛み締めている。こりゃあ忘れますわ。

月が見届けてくれるフィナーレ、なんて詩的なタイトルだろう。

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