リヒト

2023年6月にはじめた、駆け出し若葉マークヒカセン、MMOは初経験。その時感じたこと…

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2023年6月にはじめた、駆け出し若葉マークヒカセン、MMOは初経験。その時感じたこと、思ったこと、その時点での考察などをネタバレを見ず気ままに書いています。ほぼ感想文。

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  • 世界観考察

    FF14に関する世界観の考察や、今後の展開を考えた記事まとめです。

最近の記事

【感想】漆黒とハーモニーとユートピア

漆黒をほぼ全編クリアした今だから、改めてアーモロートという街の在り方や古代人たちのことを考えて、いろいろ本を読みなおしたりしていた(厳密にはもう少し続いているが、すでに暁月への準備段階という感じなので)。 私が大好きな本に「ハーモニー」というものがある。 この本は伊藤計劃の遺作で、彼はこの作品をガン治療中の病床で書いている。 ハーモニーの世界の大人たちは言う、「リソース意識を持ちなさい」。 どうだろう?この生府のあり方はちょっとアーモロートっぽくないだろうか。アーモロ

    • 【雑記】感想文をお前も書け!!

      最近「映画を見た後、適当な感想文を読んで自分も同じ気持ちだ~!と思ってしまう。よくないと思っている」みたいなツイートを見かけた。 よくない。 ひっじょ~~~~によくない、と私は思う。 そこで感想文を書くことにかけてはやる気MAX、小中高では読書感想文でコンクール入賞を果たし、仕事中も文章の構成を考えてしまい、人の感想文を読んでにやにやすることが大好きで愚かな感想文中毒者の私が、日頃どうやって感想文を書いているのかここに書いておこうと思う。 気分はさながら「三島由紀夫レタ

      • 【雑記】ファダニエルの足元すくわれそう感

        タイトルの通りです。 ゼノスの相棒?として暗躍をスタートしたアシエン・ファダニエル。 彼はアシエンとして、アサヒの肉体を使ってブルトゥス家のお金をいっぱい使ったうえで、さらにお金をばらまきまくっているようだ。すごくディズニーシーでこういう人見たことあるなと思いながら見ていたし、「どうだ明るくなったろう」のおじさんを思い出している。 つまり、暁月はこのファダニエルも相手にしなければならないのかと思うと、ゼノスも面倒臭いやつと手を組んだなと感じる。 ところでブルトゥス家ってど

        • 【感想】WoL討滅戦終了、漆黒はまだ続く

          ということでWoL討滅戦まで進めた。なんでこんなすっきり終わります!!みたいな顔しているのにエンドロールも「つづく」も存在しないのか全く理解できない。これが漆黒後半戦の中盤だということが一番信じがたい。 こんなことあっていいのか!?て思うけれど、なっているので受け入れざるを得ない。 漆黒のヴィランズでは第一世界での新たな冒険やたくさんの出会いとともに、二人のアシエンと戦うことになった。 一人はみんな大好きエメトセルク、もう一人は唯一白い服を着たアシエンだったエリディブス。

        【感想】漆黒とハーモニーとユートピア

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          【感想】漆黒5.0完走

          ということで漆黒5.0を完走した。 このストーリーが好きだという人の気持ちがすごくわかるし、私も好きだった。正直プレイ中、つまらないなとか飽きたなとか、感じる暇がない。 一旦ここで漆黒の物語も折り返しになるし、面白すぎてプレイがやめられないので前半戦の振り返り。 SSは整理して今後追加する元気があれば追加します。 サンクレッドとリーンの擬似親子が好きだ原初世界のミンフィリアを失い、その時できなかったことをもう一度…と肩ひじ張りまくっているサンクレッド。その隣で自分自身には何

          【感想】漆黒5.0完走

          【雑記】千年王国は来なかった

          ということで5.0も最終盤、アーモロートまでたどり着いた。 アーモロートはアシエン・エメトセルクが愛する古代の人々の営みがそのままそっくりに作り上げられた幻覚の都……災厄が訪れる前日を、いつまでも繰り返していた。 この事実がつらく苦しく、また悲しい。街を照らす明かりの中で、生きている人は一人もいない。 古代人:争わず個性のない、薄気味悪い人々古代人たちはこんな人々だ。 まず争わない。それから個性を持たず、個性的であることは良くないことと思っている。そうして自分が作り出した「

          【雑記】千年王国は来なかった

          【雑記】エメトセルクについて考える

          紅蓮の最後で、ガレマール帝国に関する重大な秘密が明かされる。それこそが「初代皇帝ソルは、アシエンであった」と言うことだ。 正直にいうとなんかこう、私の思っているソルと言う人物像と、エメトセルクのキャラクター像がどうにも噛み合わないなぁ、などと思っていた。 だがティターニア戦後や、キタンナ神影洞後のカットシーンでのエメトセルクを見てみると、ソル帝とのイメージがかなり合致してきた。面白いキャラクターだなあ ハイパー苦労人?神経質?エメおじ考ということで、まずは最初にヒカセンと

          【雑記】エメトセルクについて考える

          【雑記】見た目以外もヴァリスが好きなので理由を考える

          ちょっと前にこんなことを書いた。 紅蓮から漆黒に入り、まだ中盤ではあるもののさらに「ヴァリスというキャラクターは好きだな」と思うようになってきている。 いったいどうしてそう思うのか?なんでそう感じるのか? これまではあまり魅力を感じなかったタイプなので、整理してみようと思う。 ヴァリス・ゾス・ガルヴァスが気になりすぎるさてヴァリスはこんなキャラクターだ。 まず彼はガレマール帝国の国父ソル・ゾス・ガルヴァスの長男の息子、つまり孫だ。長男が早くに亡くなったこともあって、その

          【雑記】見た目以外もヴァリスが好きなので理由を考える

          【漆黒折り返し】気になることまとめ

          タイトルの通りです。 今はミンフィリア、サンクレッド、ウリエンジェとヒカセンの4人でアム・アレーンを目指しているところまで来た。 全体的に見てみるとメインパッチとしては折り返し地点まで到達している。爆速でストーリーを進めているせいで、個別の記事を書いている余裕がないので、まとめてどーん!!とお出ししちゃう出血大サービス。 ただ考えていることをまとめただけなので、ここから記事になるかもしれないしならないかもしれない。たぶんならない。のちのち答え合わせはすると思います。 エメ

          【漆黒折り返し】気になることまとめ

          【雑記】アサヒっていいキャラしてるよね

          紅蓮のカットシーンを何となく見返している(クリスタルタワーを見返していたついで)。 アサヒがヒカセンにブチ切れてメンチ切ってきた理由が「自分はゼノスの友になりそこなったのに、ヒカセンはゼノスの友になれたから」だったなと改めて感じて、ニヤニヤが止まらない。 4.3あたりプレイ中は「本性をあらわにするのが早すぎると思いませんかァ?エオルゼアの英雄であるこの私に対してェ?」の気持ちになっていたりしていた。もうちょっと本性隠せよアサヒ、と今でも思っている。 だがこういうところが「

          【雑記】アサヒっていいキャラしてるよね

          【考察】水晶公の正体と最終目標を考える

          ということでいよいよスタートした漆黒のヴィランズ。 今はアリゼーと合流し、アルフィノとともにユールモアに潜入。ふくよかぽっちゃり「あらあらまあまあ」が口癖のチャイ夫人と、気難しそうだが奥さんにはめっぽう頭の上がらない旦那さんの専属絵描きになって街を探検したのち、ホルミンスターを終わらせたところまできた。 アリゼーを迎えに行った先では、冒頭からかっ飛ばしまくった演出で第一世界の悲惨な現状をぶつけられ、アルフィノと合流した先では退廃の極みに達する人々の、堕落しゆがんだ生活を見て

          【考察】水晶公の正体と最終目標を考える

          紅蓮までクリアしたので好きなキャラクター、お世話になったジョブと装備、好きなダンジョンなど語る

          はい、定番です。 蒼天編はこっち。 ということでパッチとしては3つ目、紅蓮のリベレーターをちょうどプレイ開始1周年の節目にクリアした。 今思うとガッチガチ王道RPGだった蒼天のイシュガルドに比べて、めちゃくちゃガンダムっぽかった。絶対内部にガノタがいると改めて思った。 新生のころから思ってはいたけど、髪色が真っ黒になった直後のハウルがごとくガノタ成分をドロドロ出してる奴が開発チームにいる。 これまで頑なに顔を隠し続け、底抜けに明るい姿ばかり見ていたイダ(リセ)の振る舞いが

          紅蓮までクリアしたので好きなキャラクター、お世話になったジョブと装備、好きなダンジョンなど語る

          【感想】紅蓮のファンファーレが辛い話

          ということで4.0をクリアした。 改めて考えてみても、紅蓮はキッツイ物語だったな〜と思う。 以前こういう記事を書いたのだけれど、今回は物語的だけでなく音楽的文化的にキッツ…つら…と思ってしまった「壊神の拳が届く場所」に絞って感想を書いてみる。 こういう見方もできるな、考え方もできるなと思わせてくれるから大作ゲームは遊んでいても、考えていても楽しい。 ファンファーレを聞くのがつらいゲーム内は、14開発チームの皆さんがこだわり抜いている音楽がたくさん登場する。そのこだわりは、

          【感想】紅蓮のファンファーレが辛い話

          【雑記】PvPはこのマインドで挑め

          絶対入手無理!!って装備は皆様ありますか。 私はありました。それがこれ!フィアスタイラント。 ということで絶対入手は無理だと思っていたフィアスタイラントチェストを入手した。かっこいい。タンクでよく遊ぶので欲しいと思っていたけれど、本当にもらえるとは思ってなかったので、喜びもまたひとしお。 何気に脚装備が可愛くて、色々着回したいな〜と思っている。 でももうしばらくPvPはお腹いっぱい。そもそも私はPvPが苦手だ。 でも欲しい装備はある。欲しいならやるしかない! ということで

          【雑記】PvPはこのマインドで挑め

          【雑記】ゼノス造形論4.0

          どこかで「ゼノスが嫌い」という人の記事があったり、twitterのフォロワーさんに「ゼノスって気持ち悪いキャラだよね」と言われたことがある。私もゼノスはきもいと思う。 にも関わらず「ゼノスが普通に推しだな」と思っている私が、いったいどうしてゼノスが嫌われるのか、なぜゼノスを気持ち悪いと表現する人がいるのかを、4.0までクリアした段階で大真面目に考えてみた。 いつも通り長いです、ほぼ9500字です。あほか。 ゼノスの気味の悪さはどこから来るか?個人的にゼノスは「エオルゼア

          【雑記】ゼノス造形論4.0

          【雑記】ヨツユが粛清するのは「自分が辛い思いをしたことを誰かに訴えたい」からじゃないのがいい

          紅蓮の「解放決戦 ドマ城」までクリアした。 だいぶ前にこんなことを言っていた。 ヨツユはまさに生まれ育ちが悲惨だったために受けた悪意を、自分から周囲に振りまく人間だった。虐待され育った子供が、大人になってから自分の子供に虐待を加えてしまうこととよく似ている。 ヨツユの中で好きなところは悲惨なバックボーンを持つが、その悲惨なバックボーンがあっても全く同情できないところだ。またそのバックボーンをひけらかさないし、そもそも自分自身同情してほしくないと思っているところだ。 だから

          【雑記】ヨツユが粛清するのは「自分が辛い思いをしたことを誰かに訴えたい」からじゃないのがいい