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52,里親活動コラム「ほめトレ」

昨年、里親研修の中で受講した「ほめトレ」について、振り返ってみました。「効果的にほめる」って、意識すると出来るようになるものなんです!

「ほめトレ」とは
ほめて育てるコミュニケーション・トレーニング のこと。

なぜ、「ほめトレ」が必要なのか?
「ほめて育てるコミュニケーション・トレーニング」は、自立までの5段階を経る中で必要な「しつけ」の段階で実施ができる、効果的なトレーニング方法だからです。養育者側がこれを理解して、実践することで、「しつけを効果的に行う」ことができます。

自立までの5段階
自立は、1→5の順序で進んでいきます。
(順序が5~1と表記したのは資料図が下から上に表現されていた為です)

5)社会性の取得、自立
4)勉強、スポーツ、習い事、ができる
3)しつけを効果的に行う
2)幼児期に良好な親子(養育者との)関係を作る
1)乳児期に愛着関係を築く
※「しつけ」とは、やっていいことと悪いことを子どもに教えることのこと

トレーニング内容(養育者側の理解)
1、怒る/叱る の違いを知る
2、甘やかす/甘えさせる の違いを知る
3、効果的なほめ方 を理解する(ほめる、認める、共感する)
4、効果的なしつけの仕方 を理解する(効果的な叱り方・教え方)

子どもへのトレーニング方法
前提:良好な親子関係、養育者との関係があること

<出来たことをほめたい時>
1、できていることをほめる
2、できた行動を具体的に伝える
3、感謝や喜びのことばを伝える
4、結果よりも子どもの気持ちや努力を認める
5、人と比べない。その子なりに進歩があったことをほめる
6、共感する
(うれしい、怒ってる、嫌だった、悲しい、楽しい、の喜怒哀楽を一緒に感じて言語化する)

<しつけ、出来なかったことを注意する時>
1、あいまいな表現ではなく、具体的にどうしたらいいかを伝える
2、あらかじめ伝える場合も具体的に伝える
3、禁止するだけでなく、どうしたらいいかを伝える
4、繰り返し伝える
5、関係ないことは言わない
6、指示や約束を理解したかを確認する(やらせてみる)

出来たら➔<出来たことをほめたい時>の段取りでほめる!
出来なかったら➔<しつけ、出来なかったことを注意する時>に戻る。

所感
ほめる、認める、共感する。
この動作があると、大人同士でも信頼関係構築されますよね。
大人同士でのコミュニケーションでも意識して出来ることだと思いました!
(2022年夏 受講)
                                     

引用;ほめて育てるコミュニケーション・トレーニング テキスト


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