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生後6か月を過ぎてから、散歩中おばさまに声をかけていただくことが格段に増えた。

息子が生後6か月を過ぎたあたりから、近所の散歩でやたらおばさまに声をかけられるようになった。

それまでは、小さすぎて遠慮するのかあまり声をかけらることはなかった。

声をかけられ始めたら大げさではなく毎日声をかけられる。


息子は7カ月ごろから相手が笑っていたらニコっと笑うようになりました。
もちろんおばさまにも笑います。
なんならこちらから先に笑うくらい。

するとおばさまたちは、その反応に「いやー!!!笑ってくれたー!!」と喜んでくださり、さらにこちらへ寄ってきてお話をしてくださることもしばしば。


先日お会いしたおばさまが、息子が笑うと喜んでくださりこちらへきて少しお話をしました。

「いやー笑ってくれたーかわいいなー。愛想がいいなー人が好きなんか」
って。

人が好き、か。なるほどな。
なんか、すてき。

まだそこまで分かってないんやろうけど、疑うことを知らない純粋無垢な感じがとてもすてき。
そして、純粋無垢を超えて、人が好きなんじゃないかって言ってもらえてこれからが楽しみな、そんな気持ちになりました。

本当に好きかは分からないけど、今のところ自分が笑うと相手が笑っていることが楽しいんだろうなってそう思いました。


『鏡は先に笑わない』
はじめてのおつかいというテレビ番組のあれから〇〇年で昔おつかいした子の〇〇年後を取材するというコーナーがあります。
そこで、昔ある男性のところへおつかいに行った子どもとその男性の〇〇年後が取材されてました。

その中で男性がおっしゃっていた言葉です。

息子が笑うとおばさまたちはもれなく笑ってくださり、話しかけてくれます。そして「ありがとうねー」「健やかにねー」「嬉しかったよー」と言ってくれます。

「いやいやこちらこそありがとうございます」って感じです。


私が誰かと目が合うたびに笑っていたらちょっと怖いと思いますが、でもマスクが自己判断となった今、こちらから笑顔で寄っていくことが本当に大切だなって改めて思いました。



話しかけてくださるおばさまの中には結構積極的に来られる方もいます。

先日は、例のごとく息子が笑うと「いやー笑ってくれるのー」と寄ってこられたおばさまがしきりに「寒いね寒いねー」と言ってこられました。

とても暖かな日で息子は半そで7分パンツです。


でもおばさまは「寒いねー寒いねー」と言い、息子の足をさすさすしてくれました。

そして少し話して解散しました。



そのおばさまは半そで半パンでした。
きっとご自身が服装ミスったと思っておられたのでしょう。



では、また。



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