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いつもと違う本との出会い方
日曜日。晴れ。風強し。
今日はやりたいことがいくつかあった。
やりたいこと、やることがあるとやる前から充実感を感じられて、朝起きたときから満たされた気持ちになる。
やってないのに。
やりたいこと、やることは次の通り。
①こいのぼりを組み立てる
②市議会議員選挙にいく
③駅前でやっているイベントにいく(前日にたまたま知って興奮)
④一週間の食材買い出し
⑤息子の離乳食ストック作り
⑥夫と話したかった話をする
⑦プロ野球デイゲームのテレビ観戦
言ってるだけで充実感。
中途半端になったのもあったけど全部やった。
やりたいと思ってたから全部やった。
そして今、本当の充実感と心地よい徒労感でいい感じ。
やったことのなかで、③のイベントにおいて『ビビっときた』ので充実感とともに残しておきます。
そのイベントはスペインのある地方で行われているものらしい。
その地方では4月23日には薔薇や本を、家族や恋人に感謝と愛の言葉とともに贈るのだそう。
すてき。
薔薇って私はなかなかもらう機会に恵まれずにきたから、とても憧れる。
そして、本ってのがとってもいい。
その風習を日本でもということで、イベントが行われた。
アレンジフラワーのお店が、薔薇一輪や薔薇を使ったブーケの販売。
古本屋。お菓子やワイン販売。
そして、私がこのイベントに行きたいと思ったきっかけとなったのは、ブラインドブックなるもの。
参加者が持ち寄った本をラッピングしてくれ、そこにキーワードだけ持ってきた人が書いて置いておく。そして、他の人が置いていった本をキーワードを頼りに1つ持ち帰る。
というもの。
とっても楽しそう!!素直にそう思った。
私は普段、古本はそんなに利用しない。
たまにのぞいて、ビビビときたら、買って帰るけど、積極的には利用しない。
人が先に使っていると、「ポテチ食べた手で読んでるかもしれない」とか思っちゃって、積極的には利用しない。
でも、気に入れば「ポテチを箸で食べる人かもしれない」とかワケわからん願いを込めて本を購入するんやから、ほんま私って勝手。
まぁそういうことで普段本との出会いはもっぱら本屋な私。
でも今回これはやってみたいって思った。
キーワードで本と出会うなんて…新しい出会いができそう。
こんなスリリングな出会い、刺激的。
到着して、私が持参した本を見えないように包んでもらっている間、一通りキーワードに目を通した。
面白いもので、キーワードだけですでに私の中で持ち帰りの対象から外れるものがあった。
普段いかに自分の興味のあるジャンルを読んでいるのかが分かる。
せっかくの機会だから、普段読まないような本との出会いを楽しみにいったんやけど。
キーワードだけで結構中身の感じが想像できるから、最終選考まで残ったのは全て私の興味あるワードが書かれた本。
『どうする、わたし。』『それでいいのか、わたし』
問いかけながらウロウロした。
せっかくの出会いだから気になるワードがどんな本として私の前に現れるかという楽しみが勝った。
女性として。母とは。
こう短く書かれた本を手に取った。
(これがどの本で、どんな感想を抱いたのかはまた読破後にまとめられたら…)
普段とは違う本との出会い方に、後れ馳せながらの春を感じながら、帰路についた。
おまけ。
先日散歩の時にどっかに落としてなくしちゃった『春野菜の手拭い』。
帰りに間もなく家というところで、ふと下を見ると…
側溝にひらりと数々の春野菜たちが!!
「春野菜や!」
って夫に伝えた。
一瞬なんのことって顔をして、私の目線をたどり、手拭いを見つけた夫が、春野菜たちを収穫してくれた。
もう会えないと思っていたから、本当に嬉しい。
夫が風呂に入ったときに、手洗いで土を落としてくれていた。
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そこまでなんだか野菜の収穫後みたい。
そんな暖かな春の1日でした。
昨日、楽しかったので書いておきたいって書き始めたけど、途中でノックアウトしてしまいました。
24日になっちゃったけど、23日の出来事です。
今日は少し寒いですが、体調に気を付けて過ごしましょう!