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保育園見学をしていて思うこと。

絶賛保育園見学中の私と息子です。

とは言ってもまだスタートしたばかりです。

スタートしたばかりですが、ちょっと思ったことがあります。


「1歳児さん、2歳児さんかわいいー♥」
「4.5歳児さん、お兄さんお姉さんに見える―♥」



いや、それも思いましたがそうじゃない。


「保育士さん、忙しい中ただの見学人に挨拶してくれてありがとうございます。」


そうです。
保護者でもないのに、ただの見学人に対して挨拶してくれる保育士さんが多くてなんだか嬉しい気持ちになって帰ってくるんです。


嬉しい気持ちになるということは、期待以上のことをされたということですよね。

人は日々の生活で自然とこれくらいのことが起こるだろうって期待していると思っています。
そして、その通りだと安心?というか何も心は動かない。
それ以下だと勝手にがっかりする。
そして、それ以上だと嬉しい。


だから、部活動の生徒には挨拶やごみを拾うなどで期待されているもの以上のことをして期待を超えようって話をしています。

あ、余談でした。



私は、見学なので文字通り見学することが目的でしたので、ニコっと笑顔で「こんにちわー」なんて声をかけられるなんて、期待以上なんです。うれし。

でも、期待以上があると、それが私の期待のベースになってしまって、挨拶がなかったら、ちょっぴり残念な気持ちになってしまっています。

もちろん、目を離せないタイミングだったり、距離があったり、園児の状況もこちらでは分からないので、挨拶がないことは全く問題はないのです。
ただ、ベースができてしまったのです。



そこで、私は色々考えました。

私は学校で勤めています。(現在育休中)
保護者の方や業者の方、他校の先生、地域の方。色々な方が来られます。

誰なのか分からない人が入ってきます。(それはそれで危険。)

私は結構どんな人でも、校舎内にいる知らない方には挨拶をします。
別に不審者対応のためのつもりではないのですが、結果として声をかけるということがそれにつながることもありますね。


挨拶をすると、結果的に誰に用事があるのかとかどこに行きたいのかなどを
聞くことができることもあります。


でも、職員室では入ってきて明らかに困っていそうな方に全く声をかけない教員もいます。というか私の勤めているところは結構います。
いつもそれが嫌でした。

だから、遠くてもわざわざ「こんにちはー」なんて大きな声で言ってみたりもしていました。


今回、保育園をただ見学する人に挨拶をしてくれたことが期待以上で嬉しかったという経験から、普段我々(勤務している学校のメンバー)がどれだけ期待以下のことをしていたのかということが改めて分かりました。


何もお店のようにみんなが笑顔で挨拶できなくていいと思うんです。
でも、人と人としてまずは挨拶で心をひらく。それが自然にできる職員室なら、きっと生徒もそれを見て自然と挨拶ができるようになるんだろうなと思いました。(挨拶しろーーーなんて言わなくてもいいんです。見てできるようになるから。)


育休あけたら、私のこと知らない先生もたくさんおられるので、まずは挨拶から、こちらから心をひらくことからやってみようと思った一日でした。


では、また。

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