冬の贈り物
こんにちは。家亀です。
今日は四季シリーズ(詩)最終(4)弾です。
うちの周りでは最高温度を5℃下回り、今年の12月後半もものすごく寒くなりそうです。
冬の贈り物
寒さが静かに忍び寄る夜
空気は澄み、星は輝き
けれど窓越しに吹く風は冷たく
指先が寂しさを語る
そこで現れる暖房の声
低く、穏やかに、部屋を満たす
無音の灯が吐き出す息は
凍りついた空気をほどき始める
暖房はただの機械ではない
それはぬくもりを運ぶ魔法
冷え切った足元を包み
孤独な心をそっと慰める
冷たい冬があるからこそ
この温もりが特別になる
寒さという空白の中で
そっと咲くひとひらの春
暖房よ、あなたの贈り物は
見えないけれど確かな愛
手を差し伸べるようなその温かさに
今日も感謝の祈りを送る
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