料理は異質な家事で、料理好きはクリエイティブな職種が向いているかもしれない
料理は家事の中でとんでもなく異質
料理は、家事の中でかなり異質だと思う。
まず、作る行為であること。
ほとんどの家事は、片付けたり汚れを落としたり、元の状態に戻す行為。洗濯も掃除も風呂掃除も洗い物も汚れる前の状態に戻す。
ところが、料理は作る行為。性質がまるっきり違う。
もうひとつ違うの、料理は基本的にがんばるほど、金銭的にも時間的にもコストがかかること。
時間的なコストは、料理の時間だけじゃなくて、洗い物や調理器具の片付けなど別の家事の量が増えること。こんな家事は多分料理だけ。
やればやるほど他の家事が増える料理、半端ない。
料理好きはクリエイティブな職種が向いているかもしれない
料理が好きな人はクリエイティブ、というよりは創造するような行為を行う職種が向いている人が多そうに思う。
(後者の書き方と「クリエイティブ」って若干ニュアンス違いません?)
例えば、(全部ジャンル問わず)デザイナーとか作家とかエンジニアとか。
得意かはわからないけど、少なくとも好きだよね。
料理好きは、作るって行為が好きな可能性がある。
もちろん、人によって料理しか好きじゃないかもしれないけど。
さらに料理は2つの行為に分解できる
そして、料理は少なくとも2つの行為に分解できそう。
1つは、使う素材や組み合わせなどレシピを考えること。
もう1つは、実際に調理すること。
このどちらが好きかで、向いている職種は変わるはず。
例えば、家を作る場合で考えたら、レシピを考えることが好きな人は設計で、調理が好きな人は実際の建築工事のほう、みたいな感じ。
どちらが偉いとかはないけど、レシピのほうが抽象的だから、(多くの人にとって)難易度は高いはずで、世の中で実際にできる人は少ないだろうし、給料の差もあるはず。
筆者の場合の向き不向き
自分の話をすると、僕は料理が嫌いだ。
ずっと嫌いで、極力やらないようにしている。
「料理で嬉しかった経験がないだけでしょ」と思われる方もいそうだが、そんなことはない。
一度クックパッドのとあるレシピで作ったナポリタンがとんでもなく美味しくて、妻も同じ感想をくれた。
作ったのは4年前だが、僕も妻もそれがとても美味しかったのはいまだに覚えていて、いまだにたまーに会話に出るレベルで美味しかった。
嬉しかったしとにかく美味しかったが、料理は嫌いなまま。
で、料理が嫌いだから、普段の食事は妻がいなければ三食決まったものをひたすら食べている。(妻がいるときは、妻が夕食でおかずを作ったり昼食が麺類に変わることがよくある)
その食事は、レンジでチンする以外の調理はしない。
で、僕は最近気付いたが、創造的な行為が好きじゃないから、料理も嫌いで、他の創造的な行為もきっと向いていない。
ある程度はできるかもしれないが、多分あまりできない。
今までに(どちらかと言えば)創造的な業務・職種の経験は複数あるが、全部楽しくはなかった気がする。
もちろん、スポットで楽しい瞬間は何度もあるが、その業務・職種自体は楽しくない、という感じ。
今は、個人的には創造寄りではないと思っている仕事ができているので、基本楽しい。
職種を書くと、同じ職種の一部の人が怒る気がするので書かないが、主観の話だし、「創造的な仕事のほうがよい」と思い込まず、自分の価値観で決めればよい。
余談で、僕は自分の向き不向きはたまに考えている。
料理が異質な家事ってことに思い至ってから、それをもとにした仕事の向き不向きの考えに至れたときは、結構スッキリできた。
創造的かどうかにいい悪いは多分ないが、差は理解しておきたい
一つ前と似たような話だが、創造的かどうかに、いい悪いはないと思う。※いい悪いがあると思っちゃっている人はたくさんいると思う
ただし、難易度や給料(需要と供給)に差はあって、一人が与える社会的なインパクトにも差はあるだろうから、そこは理解して職種選択をすると、変な不満などのネガティブ感情は抱きづらくなるかもしれない。
余談 この記事を作ることはクリエイティブ?
文章を作っているし、オリジナルなのでクリエイティブだとは思う。
ただし、僕は思考の整理と言語化をしただけという思いなので、個人的にはさほどクリエイティブだとは思っていない。
もしかしたら、僕のクリエイティブの基準がおかしいのかもしれない…
余談 筆者の食事
完全に余談だが、最後に僕の食事のメニューの載せておく。
以下の観点でメニューを選んでいる。
料理の手間の少なさ(レンジでチン以外はしない)
コスパ
塩分の少なさ
高血圧がいる家系で、自分もたまに上が130くらい出るため
栄養
タンパク質と脂質が足りていない
タンパク質はプロテイン込で1日60gは超えているはず
ビタミン・ミネラルはサプリで補強
洗い物の少なさ(基本一食でお椀一つと箸かスプーンを一つしか使わない)
一度に全部食器に盛らず、食べ終わったら次のメニューを同じ食器に盛るようにすれば、洗い物は増えない
血糖値の上昇を考えれば食べる順番は決まっているので、一度に盛る必要はない
ただし、一度食べ始めてから立ちたくない人は、別の食器に盛ることを推奨
朝食は一人暮らしを始めた2017年3月から、昼食はコロナ禍でフルリモートになった2020年3月からずっと改善を続けていて、結構いいメニューになったと自負している。
朝食 パターン1
無糖ヨーグルト100g
バナナ1本
以下を混ぜたもの
納豆1パック
タレは半分(味が濃すぎる)
生卵1個
キムチ25g
米100g
(無塩かつ野菜のみの)野菜ジュース180ml
朝食 パターン2
以下を混ぜたもの(栄養摂取と割り切っているので、ドレッシングなどはなし)
納豆1パック
タレは半分(味が濃すぎる、以下すべての納豆も同じ)
生卵1個
キムチ25g
以下を混ぜてレンチンしたもの
オートミール50g
はちみつ3g
プレーンヨーグルト100g
バナナ1本
(無塩かつ野菜のみの)野菜ジュース180ml
昼食
以下をレンチンしたもの
冷凍ほうれん草80g
冷凍オクラ80g
冷凍ブロッコリー50g
僕はブロッコリーが嫌いなのであまり食べないが、好きならもっとたくさん食べるとグッド
以下をレンチンして混ぜたもの
無塩ノンオイルツナ缶1缶
生卵1個
オートミール50g(これだけまず水を少し入れてレンチン)
納豆のタレ半分
板のり半切れ
約半分は、のりに乗せてマヨネーズをかけて食べる
無糖カフェオレ(牛乳200mlと少量の水とインスタントコーヒーで作る)
夕食
以下をレンチンしたもの
冷凍ほうれん草80g
冷凍オクラ80g
冷凍ブロッコリー50g
納豆1パック
生卵1個
米200g
ウインナー2本 or 冷凍唐揚げ2個
ウインナーは、レンジNGと書かれていようがラップしてレンチンすればOK
キムチ25g
(たまにみそ汁を作る)
おしまい
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