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「聴いてほしい」それが相手の望むことなんです

ここではよく書いていることですが
目の前の人が悩んでいるときは、まずその人の話しを聴くだけにしてほしいなぁと思います。

カウンセリングでも、まず悩んでいる人への対応としてはこれが基本になります。

目の前の人は、解決して欲しいけど、その前に自分のことを分かってほしいと思っています。

つまり話を聴いてほしいのです。

頭の中が悩みでいっぱいなので、それを一旦外に出したい。

出してない状態のときに、こちらが良かれと思ってアドバイスや解決方法や自分の経験談をしてしまうと、相手の人の頭の中は満タン状態なので、こちらの言葉は入りにくいんです。

だから気のない返事になってしまいがちです。

その気のない返事に対してこちらが
「聴いてるの?」「わかった?」「しっかりしてよ」
などを言ってしまうと、相手からすればこの人も「わかってくれない人」になり二度と相談に来なくなります。

もちろん、アドバイスしたことで、そのアドバイスが相手にフィットして、その人のためになることもあります。

そうなると、また悩み事ができるとそのたびに頼ってくるようになり、その回数が増えると、いつの間にか「うざい存在」になっていくこともあります。

理想は、その人が自分で解決できる能力を持つことです。

そのためにも

まずは相手の話をしっかり聴くこと

これを意識してみてくださいね。

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心理カウンセラーきのしたまさのり/60代直前人生まだまだ上り坂!
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