歯医者と美容院は実験
今日の キナータイムは、「歯医医師と美容師のみつけ方」。
自分が満足する「歯医医師と美容師」を探すのは大変だが、探し方に共通点がある。
・内科よりは気が重く、外科よりは気軽に行ける医院=歯科医院
・痛みを伴わない簡単な印象整形=美容院
比較的、敷居が低いが、心から満足のいく治療やカット&カラーをしてくれる「理想の一人」を見つけるのは至難の業だ。
「箱」じゃなくて「人」
なぜなら、医院や美容室などの「箱」ではなく、直接対面する「人」は会わないと判断できないからだ。
この二つの職業は、直接、顔付近を触らないと成立しない。リモートでは効かない実務ばかりだ。
実際、第1回目の緊急事態宣言が発令されたとき、歯医者と美容院へ行くことを控えるように言われた。口の中を触る歯科医がコロナ対策に途方に暮れるニュースが流れ、髪が伸びても我慢する著名人がたくさんいた。
見つける方法は似ている
残念ながら、いまのところ、これしかない。
自分自身が実験台になるしかない!!
お金を出して何回も通うためには、腕の良さ以外にも知りたいことがある。それは、先生や美容師の人間性だ。
「腕が良い+誠実な人」じゃないと通う気になれない。やっぱり、自分の感覚でしか判断できないことは、自分が体験するしかないと思う。
歯科医師も美容師も、最初の2回目までは素を出さない。
たとえば、丁寧な説明と無理強いしない、穏やかな雰囲気を醸し出す人がいる。だけど、3回目になると気が緩むのか、本当の顔が出てしまうようだ。雑になったり、貸し切り状態でもアシスタントに任せて休憩へ行ってしまう。
情報収集はあてにならない
口コミサイトや自社ホームページなどのインターネットの情報はおろか、リアルな知人の紹介もあてにならない。
いちおう、提供する側が見せたい情報を知るために、ざっと見るだけ。
1.口コミ
やらせやサクラの口コミを調査する「サクラチェッカー」で買いたい商品を入力すると、ほとんど全部がサクラという結果になる。あまり口コミの正確さがわからない。
でも、Googleで実名口コミしている人がいるが、そうゆう人の地元の医者の感想は当たっていることが多い気がする。
2.自社ホームページ
歯科医は自分で広告内容は自由なので、何を書いてもいいようだ。お世話になっている歯科医によれば、本当に腕に自信のある医師はホームページを作らないという説もある。
美容師が得意なヘアカット実例写真があっても、自分の髪質や毛量を見せないと、実現できるかわからない。
3.リアルな知人の紹介
その知人だって、はじめは良くても、途中で嫌になることもある。仮に、私が真に受けて通ったとして、嫌いな店だったから行かなくなったら、紹介した人がキレる性格の人がいる。
腕の良し悪しは、それぞれの人の感性によるものだ。
自分が実験台になる
歯医者は歯を削るし、美容院は髪を切るし、カラーで頭皮が痛む。
身を切る思いで体験することになる。まあ、歯のほうが取り返しがつかないけど。
そして、その気はなくても、嫌でも人間考察の勉強になる。
3年通った美容院
通いやすい距離の美容院を渡り歩いたあと、どれもピンと来なかったり、店長なのに技術がおかしい店が多く、疲れ果てた頃。
「地球」という名の美容院に行きついた。
フランチャイズが有名なだけあって、店舗数が多いところが良い。行った店舗が気に入らなくても、違う店舗に行けばいいからだ。
でも、一番の魅力は、店舗を変えても、カットの技術がみんな平均的に上手い。変な美容院に行くより、上手い人が多いと思う。一定の技術をクリアしないとランクアップできないテストがあるんだろうか。そのテストの水準を決める人が天才なのかもしれない。
デビューしたてのフレッシュな若手美容師も上手いので、わざわざキャリアの長い美容師に高い指名料を払う必要がない。そのせいか平日は、どこの店舗も店長の指名が少ないようで、暇そうにしている気がする。
内装が数パターンから選べるようで、似たり寄ったりなのに、おそらく店長のセンスがにじみ出る。というか前面に炙り出されている。それって、同じ制服を着ているから逆に、本人の魅力が浮き彫りになるようなかんじ。
手はじめに、自転車で行ける店舗に行きました。
こちらはまた次回に。
やっと選んだ歯科医院
地元の歯医者を5つ巡った末に、やっと1つの医者を選んだ。
決め手は、
・物腰の柔らかさ
・診療説明に時間をかける
・小さな虫歯を発見したが、削らない方針
・医師1人だから患者1人ひとりに時間をかける
自分的にはいろいろクリアしたけど、結局失敗した。最悪だった。
書きたいことが多いから、違う記事に分けることにします。
歯科医院の失敗談は、また次回に。
ざっとでも読んでくれて、ありがとうございました!
みなさんの出口がみつかりますように。