コロナ禍で、お金が余る富裕層の話
先日、埼玉県へサイクリングに出かけて、途中、おしゃれな喫茶店に入った。
隣に全身着古したユニクロのような姿の高齢者夫婦が座った。髪の毛の手入れもさほどしておらず、白髪と黒髪が混ざってほぼ白髪の2人組だった。
予想に反してと言ったら失礼だが、隣の老夫婦はどうやら富裕層らしい。席の間隔が狭いので、会話が嫌でも耳に飛び込んできたのだ。
コロナになったことで、お金が余ったから宝石を買おうと言う話をしていた。宝石だけでは足らず、石神井公園のマンションも、ついでに余計に買っておこうかと言う話が飛び込んできた。
コロナの前は海外旅行に年に3回行っていたのだが、いけなくなったことで、その分のお金が余っているようだ。
この手の話は別に珍しいことではなく、目黒区や品川区に住んでいる富裕層にとっては普通の会話だ。都会の富裕層においては、余ったお金を投資として、青田買いの絵画を購入することにあてて、いるそうだ、バンクシーのように売れる見込みがあるが、まだ売れてないアーティスト探している。そうすることで、将来アーティストが売れたときに保有している作品が爆上がりするからだろう。
だけどこの話と似た会話を繰り広げているのは田舎の老夫婦だ。
都会とは違い、アーティストの青田買いをすることはしないが、マンションを買って投資として運用する発想は、やはり富裕層に共通するようなのだ。
人は見かけで判断してはならない。こちらの富裕層の老夫婦は、おそらく話を聞いている限り、多くの土地を保有する地主らしい。そのため、余った広大な土地を駐車場にしたり、マンションにしたり、空間を看板として貸し出すことで収益を得ているようだ。不労所得が大量にあるから、ぼんやりしてても、毎月のように大金が入ってくる。
なるほどね。
土地柄によって、何にお金を使うセンスは分かれるところだが、運用方法はどうやら似ているようである。
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