人生フルーツから都会ですぐに始められる愛ある行動を9つ考えてみた。
こんばんわ。また夜更かしをしています。
さて、最近、人生フルーツを観ました。
年配の人の映画は頭より先に心が鳴り響いてしまうので、冷静に観れず、号泣しすぎて顔に滝ができました。
ちゃんと観れないので誰か、涙のワイパーください。と本気で思いました。好きすぎる。
人生フルーツってなんの果物?ってくらい知らない人もいると思うので、説明すると、
90歳の建築家、津端修一さん(元広島大学教授、元日本住宅公団)と、
87歳の妻、英子さんの二人の生活を追ったドキュメンタリー映画。その自宅では、年間を通じて約100種類もの野菜や果実が育っている。家は平屋建ての杉の丸太小屋。津端夫妻のモットーは「年を重ねるごとに美しくなる人生」から人生フルーツというタイトルになっている様子。番組のナレーションは、女優の樹木希林。
です。説明ではよくわからなかったー!という人や気になる人は予告も観てみてね。
ワイパー事件の後、冷静になってから再度みて、独り身、金銭の余裕なし、の私には、ライフスタイルを同じように真似るのは、もうっちっと先のことかな。と感じたのです。
なので、他で毎日に取り入れられることを考えました。
それは…愛ある行動!とおもいました。そもそも愛情って何?感じた事ないって人もいるかもしれませんが、行動だとこういう事なのかもしれない。それが、育った環境が良かったり思考が健全だったりして、何も考えずに出来るのは1番よいです。だけれど、家庭環境や様々なトラウマから考えながらしかできない人もいるかなぁとおもうのです。
では、愛情100万個くらいあると思うんですが、私が勝手に感じた、書ききれる9個に収めました。
1.一緒に喜ぶ。
修一さんは庭で、大きな筍が採った。そして、すぐ英子さんに報告しに行って
「筍取れたよ〜」というと、英子さんは「大きいのが採れたね〜」とすごい喜んでいた。
もし誰かが何かの成果を出した時、すごいね〜!と一緒に喜びたい。一緒に喜ぶと嬉しさは何倍も上がる。
これは自宅だと、インスタやツイッターでもできるだろう小さな事でもコツコツやってみよう。
2.可愛いあだ名で呼ぶ。
英子さんは修一さんのことをお父さんと呼んだりしゅうたんと呼ぶ。
しゅうたんってなんだか愛らしい。年齢を重ねると尚良い。
かわいいあだ名で呼ばれるとその時ふっと優しくなれそう。優しいスイッチがあだ名にはあるかもしれない。
私は独り身なのでとりあえず自家製の発酵食品たちにに名前を付けていきます。家電製品、の洗濯機やルンバとかは付けやすいかもしれない。ちょっと恥ずかしいが心のスイッチとなるかもしれないからあなどれない。ほしよりこさんのほしルンバかわい。
ルンバが急に愛おしい。あだ名って愛情の湧き水ですね。手始めに最近干してる切り干し大根に名前をつけてみました。
**
3.植物に語りかける。**
野菜70種類 果物50種類を育てているが、一種類ずつ、植物の名前の看板を作っているのだ。
その一つ一つの立て看板に名前とともに、楽しい一言が添えられている。植物へ語りかけてるように思えた。
あなたが育つのを楽しみにしているよ〜。と、言われているような気持ちになる。人や自分対してもそのような気持ちになれそうな気がする。家には植物はないので、公園にまだ咲いていない花をみて、「待ってるよ〜」とか咲いた花に「こんにちわ、美人だね〜」と思えたら結構楽しいかも。マスクしているからニヤけたりしてもわからないから好都合。声に出してしまわないように注意したい。
4.感謝の気持ちを伝える。
修一さんは90歳でも1日10通は手紙を書いて自転車に乗って郵便局へいく。会ってなくて、お手紙だけで繋がっているお友達がたくさんいるそうだ。
魚屋さんで買った魚が美味しかったら、美味しかったですと感謝と励ましの言葉を手紙にしたためる。
手紙を出す事が現代は少ないので、それができなくとも、八百屋や魚屋さんに行って美味しかったら「こないだ買った◯◯美味しかったです。」という会話から初めてみても良いかもしれない。
お互いにちょっと心が1度上がる日になるだろう。レジなら「いつもご苦労様です。ありがとうございます。」と伝えるとか、配達員の人とかもよいかもしれない。2メートルの人間距離は保ちながらって難しいかなぁ。
5.相手のやりたいことを尊重する
英子さんは厳しい家で育ったので、人に物事を言えるようになったのは結婚してから。「これやっていいかしら?」と修一さんへいうと「それはいいことだからやりなさい。」と必ず言ってくれたのだ。そうやってどんどん色々なことができるようになって話せるようになった。
やりたいことをやりきって生きれないと、死ぬ直前に後悔する人も居るだろう。だから、まず、やりたい事を見つけた事って素敵なのだ。
否定から入らず、いいね、やるって大事。とまずやるって事を尊重できる言葉を持ちたい。心配事は進んでみたら、意外となんとかなることも多い。まずは自分がやりたいことをやってみよう。自宅制限は守りながら。
6.一から何かを全部自分でやる
英子さんは「これ業者さんにたのんじゃったら良いじゃない?」と修一さんへ言ったところ、修一さんは「とにかく自分一人でやれることを見つけて、コツコツやればなんか見えてくるから。とにかく自分でやること。」と言う。英子さんは確かにそうする事で見えてくるものがあったそうだ。
面倒くさい気持ちをお留守にさせてくれる言葉だと思う。私自身、味噌作りのですが、やってみて
すごく美味しい、簡単!など1時間くらい語れそうなのだが、言葉で言っても伝わらない事多いのと、面倒! という思いに話した順にかき消されてしまいます。
やってみてみえてくる景色が人生の色々なことが少しみえてくることにつながる気する。料理以外でも、マスク作るとか、絵を描くとか、靴を磨きを極めるとか、noteを自分が読みたい雑誌っぽく書いてみるとか小さい事で良いと思います。
7.何を話す時も笑顔で
テーブルの位置で、話し合っている。修一さんはもう少し窓側にテーブルをおきたいが、英子さんはもうちょっと窓際からテーブルを離したい
景色の美しさのこだわりがあって、どっちも少し満足していない状態なのは、間をとってるから。けれど表情は嬉しそう。
二人は喧嘩を一度もしたことがないらしい。揉める内容なのに二人が嬉しそうだから、見てるこっちまで嬉しくなっちゃう。笑顔が素敵。
年齢を重ねると口角をあげる筋力って低下するが、2人はしっかり上がってて、笑顔って何年もかけて作り上げた陶芸のようだ。と描いてて初めて思いました。『誰かによく思われたい』という気持ちの偽物の笑顔の固さはない。
占い師でも何でもないが、空間をあったかいものにしたいなぁと思いながらの柔らかい笑顔はきっと場を和ませると思う。
私は、お笑い番組をみないのでなかなか家では工夫しないと笑顔は難しい。だから、いい音楽をかけ、鼻歌歌いながら、笑顔で料理や掃除をしたら、そこはステージとおもって笑ってこなそうとおもいます。お風呂とかでも良いね。
理想はこんな感じ↓
音楽は最近、はっぴいえんどを聴いてるとウキウキしてきてしまうのです。特に最後きたぁ〜って所笑顔にならざるおえない。好き。
そして友達に電話して笑顔にしてもらいます。人に頼りすぎると自分の心が安定しないと思うから、基本は自分で自分の機嫌はとろうと思う。
8.人に喜んでもらえる行動を知る
修一さんはジャガイモが好き。英子さんはジャガイモが唯一苦手だが、ジャガイモを使った料理を修一さんのために沢山作っている。
人生喜ばせごっこだ。とアンパンマンの作者 やなせたかしさんが言ってたそうなのだけれど、本当にそうだと思う。
しかし、同時に自分が居心地良いことばかり押し付けてしまう時もある。人の心地よさを知らないと、喜ばせごっごなど出来ないだろう。「何が好き?」って質問からだと思うのでゆっくり始めたいです。それってとってもあたたかい循環となる。
育った環境によって、喜ばせるの事のみが好きなタイプも居る。その時は、してもらった事に素直に全力で喜ぶのが喜ばせごっこの秘訣かなぁと感じる。
9.ときをためる。
度々、時をためると言うフレーズを二人は言うのです。
時は消耗するって考えだったので、ためるって視点があったのかぁと驚きました。
作物を育てる、何か一つのことを一人でやってみる、ものを大事に使う、人を思う、土を思う、全てがこの言葉に集約されるんだなぁと思った。二人の行動は愛情がどんどん溜まって幸せに包まれてる。
この辺で終わりとします。気になる人は映画を観てみてくださいね。めちゃ人生観変わった人が多いだろうなぁと思うし、ここには書けなかった素晴らしいエピソードが満載でした。
書いてみて、こういう小さな行動の先に豊かな縁があるんだろうな、そうやって縁をつなげば私の人生の豊かなフルーツが熟されていくだろうと思う。
自分のおじいちゃんやおばあちゃんにも教わったことない深いことを人生フルーツに教わりました。
映画って出ている人を家族みたいに思える瞬間があります。本当の家族ではないけれど、映画で会えたかのような深い学びを受けられることに感謝です。津端夫妻に感謝いっぱいでまた泣きそう…。
英子さんのまねして、ホットケーキでケーキ作りました。愛情いっぱいになれるケーキです。