読書記録2024/11/29

2024/11/29
合計: 22 ページ
アメリカ 『 アメリカ短篇24 現代の世界文学 』: 6 ページ
堀之内出版 『 ニュクス 2 』: 8 ページ
吉村萬壱 『 バースト・ゾーン 』: 8 ページ

 今日はあまり捗らなかった。
 ニュクス、二つ目の論考は、ヘルダーリンを扱った、悲劇と時間についての論考。
 ヘルダーリン、一八〇〇年代頃に活躍した作家(?)だが、キャリアの最初の方で、精神が崩壊してしまい、体系的な本は残っていなくて断片のみになってしまった、その断片からヘルダーリンの思想を読み解くしかないという人らしい。
 時間の経過を決定的に表しているのが、「祖国の没落」であるという。
 人が動くときに必ず時間は過ぎてしまう、その時に起こることは、二度と元に戻らない、バラバラになってしまう円環的な動き、このような書き方はしていなかったかもしれないが、そういうことを表現していた。
 もしかして、エントロピーみたいなことを言っているのだろうか。まだもう少し読み進めなければわからない。

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