【警鐘】昨今のHSP流行について

う〜ん。
HSPは最近の流行ですが、個人的には診断基準見て「自分そうかも」と思う程度の人は該当性がかなり低いと思ってます。

なぜならHSP名称の提唱は最近のものであり、その気質、性質自体は特段新しい概念でもないと自他ともに認め体感してるからです。
わざわざHSPなどと敢えて唱えられなくても、物心ついた頃から何十年もその特性と一緒に生きてきてるわけで「今更何を言ってんだ?」と鼻で笑いたくもなります。
加えて人の見立てが重要な仕事をしていた実績経験もあるので余計に強く訴えたいところです。

感受性が強く感度が高い者同士は互いにその種類や強弱の度合いさえわかるものです。また鈍感な人からも感度の高い人は認識できます。

仕事においても敎育や心理、社会系で現場経験を積んでる専門職なら人の見立てが出来ないと仕事になりませんのでその経験値は馬鹿にできません。
数値やデータ、質問形式テスト等は参考程度に活用するものであり後天的生育環境、行動観察、面接、社会情勢の影響等を踏まえた個別具体的かつ総合的な判断が求められます。

実際、専門家と称されている人でも総合判断でもって見極める自信がなく対人面談が苦手な人ほど診断テストや他国の研究結果、データの数字に頼りたがる傾向があると感じています。

難しく書き連ねてしまいましたが、たかだか数十個くらいの質問式の診断テストくらいでは人の性質を判断できません。安易に鵜呑みにするのは事の本質を見誤る危険性があるのでご注意ください。

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