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- 娘の現在 -

"娘について"を読まれてからどうぞ🤲🏻♡

画像はソファーに座って本を読んでる
姿勢の悪い娘です笑


2つ前の記事で話させて頂いた通り、
娘の左脳はほとんど残っていません。

その上での娘の"すごさ"を伝えさせてください。
これは奇跡ではなく、娘の力なのです。
そしてそれは、他の子供にも言えます!

7ヶ月の時に突然に告げられました、
“脳梗塞” “右片麻痺"
「この規模の脳梗塞で月齢相応な運動ができることがあり得ないです。なので、診断を誤りすみません」
そう、仰ってました
その後は残酷で、これからは、
「嚥下障害」「てんかん」「車椅子」「装具」
娘が障がいのある前提でどんどん話が進まりました。
誰しも脳の半分が死んでしまってたらそう思うでしょう。

私もそんな未来しか見えませんでした...
(ちなみにてんかんに関しては今でも心配しており、
何かあるたび脳波を取り続けています)

ほんとにすごいんです。

やがて、月齢相応の運動が始まるのです。

9ヶ月頃から“はいはい”の前兆が見られ、
もちろん右手右足は麻痺してるので動かせませんが..
それでも四つ這いをやめなかったのです😭
ずり這いで移動ができるこの子に
麻痺の手足を動かさないといけない"はいはい"はメリットがないのです。
でも娘ははいはいの形を続けました。
3ヶ月弱かかりましたが、右手右足も使えて、
ぎこちなさもなく、"はいはい"を習得しました!

その後は立つことも覚え、
一歩、二本、と。
最初は麻痺の足が伸び切ってしまい、
二歩が限界の期間が続きましたが、
初めて歩いた日から2ヶ月はかかったものの、
今はもう早歩きで歩いてますし、
少しの距離でも立って歩いて、
移動手段は立位になりました。
散歩が好きで、お外が好きで、手を引っ張ってどこでも連れて行かれます😅

前までは、「歩くようになると大変だよ」が、
羨ましくてしょうがなかったのですが、
今はほんとにその通りで、
「贅沢な悩みだけど、ほんと大変だよね😊」
と夫婦で話してます。

娘と普通の子ここが違う!

一歳半検診に行ったのですが、運動面、発達面、
どこも劣ってるところがありませんでした。
会場にて、まだ歩いてない子もいましたし、
娘はスタスタ歩き、本を持ってきて
「はい!」と渡してくるのです。
保健師さんに、歩くのが上手と言われ、手が器用と言われ、「麻痺してるので右手は使えませんが😅」
って言うとすごい驚かれました笑
私たちも娘には日々驚かされてるので、
その何十倍も驚いたと思います。
「これで半分脳がないんだもんなぁ」と。

運動面、見た目は何も変わらないのですが..
ココが難ありで、、
麻痺してるので、“頑張って”足を動かしてるのです。
普通に歩けるのではなく、
多少無理して歩くのです。
そこが、転倒しやすかったり に繋がります。
また転倒した際に咄嗟に右手が出せないこともあり、
受け身が取りづらいこともあります。
なので、見た目では普通のことができてても、
娘にとっては、普通ではないのです。

デメリットをメリットに変える娘

麻痺してる娘にとって、はいはいも立つことも歩くことも、困難な道でした。
なぜ、そんなデメリットをするのか..
担当のPTさんとそれについてよく話すのですが、

きっと娘さんは人生何周目か通ってるんですよね!
じゃないとデメリットを無理してやろうって思えない!
自分で考えて日常でリハビリしてくれてるんですよ!

そう言ってくれます。
ほんとにそうだと思います!

階段の登りは麻痺側から登り、
降りる時は健常側から降り、
(麻痺があると反対が楽なのです)
うんちを踏ん張る時はうんち座りをして、
(麻痺があるので屈伸はかなり難しいらしいです)

なぜ、辛い事をするのか、

娘にとってデメリットこそが未来のメリットと感じてるのかもしれません。

そして、
できることが当たり前ではない娘だからこそ、
できた時の感動が計り知れないのです!


全力で娘自慢をさせてもらいましたが、
週に3限リハビリ取ってますし、
なかなかハードで頑張ってます!
えらいぞ、我が娘👏🏻
娘は希望と勇気の塊です!
母も負けてらんねぇ!!!!

PTにて、歩く練習
一歳一ヶ月。

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