
病巣巨大電機産業が消滅する日(江上 剛)を読んでみた
東芝に関わる一連の事件から着想を得たフィクションのお話
利益操作
粉飾決算
巨大損失
グループ事に社長がいて
それぞれ会社の為ではなく
ただ自分達の表面に見えている成績の競争が始まって行く
1度外れた歯車は元に戻すのは勇気がいる
そこで自分が試される
尊敬していたそれぞれの社長に幻滅していく若手社員
最後その若手社員達が立ち上がる
この本は恋愛の人間模様は出て来ない
終始会社内外の人間模様だった
大企業に就職すれば安泰だと言う話が
まだまだ聞こえてくる
もうそんな事は無いんだと私は思う
トップが代わって1年を過ぎる頃から変化していくなぁ〜と何処の会社でも思った
(昔は会社を転々としてたから)
自分の色?に変えていく
トップだから自分のやりたいようにするのは当たり前……
でも会社や社員の方を向いているか
自分の方を向いているかで会社の方向性が変わってくる気がする(傍観者の勝手な意見)

悲しい場面もあり
ワクワクドキドキ
引き込まれ一気に読み進んでました。
東芝を思い浮かべて読んでいましたが、
何処にでもある事だと思います。