クウェート①〜ちょっぴり埃っぽい街〜
日本と”クウェート”の意外な関係
”クウェート”
そう聞くとどんなイメージを思い描くだろうか。
”危なそう、気をつけて行ってきなよ〜”
わたしのベルギーの友人は口々にそう言っていた。
正直、行くまでは何も知らなかったけれど、
なんとなくイラクも近くて少し危なっかしいのかも
と思ってはいたものの行ってみないとわからない。
そうおもって、いくことに決めた。
そんなイラクとの関係は1990年のクウェート侵攻を機に断絶していたが、
2010年以降は外交使節の交換が行われるなど回復しつつある。
また、東日本大震災に際し、500万バレルの原油が無償援助されたことがある。被災した三陸鉄道ではクウェート政府の資金援助総額500億円から新しい車両を3両南リアス線に導入したみたいだ。
意外と日本と縁が深いのかもしれない。
記事:『東日本大震災義援金の4割はクウェートからだった』
イメージを吹き飛ばす”普通の街”
クウェートへはベルギーからアラビア半島へ着陸後、
小さなチャーター機に乗って移動した。
(アラビア半島での国を超えた移動はバス、あるいは飛行機だったが飛行機は小型が多く、ほぼプロペラ機)
到着してすぐに気付くのは、”普通”の空港という感覚だ。
特段厳戒態勢が敷かれているわけでもなく、”危ない”の雰囲気はない。
今回のクウェートは都市のクウェートのみに1泊滞在。
とにかく肌で感じてみたいという興味本位で立ち寄った。
街を歩いているとわかるが、埃っぽいというか砂っぽい。
そして暑すぎて人があまり出歩いていない。
本当に人が住んでいるのか不安になるくらいに
人とすれ違わないので少し不安になる。
街中、涼しいところ探し
ひたすら暑いのでとにかくお店を探すがおおきなマーケットは今のところ見当たらず。小さなお店がぽつぽつとあるだけ。
太陽の日差しが昼に近づけば近づくほど強くなってくる。
実は会う約束をしている人に会うにはまだ時間があった。
とりあえず目に付く場所に入ってみる。
”スーパーかな・・・”
日本では常温で置いてあるような果物も全てチルドらしい。
それくらい暑いし、いたみやすそう・・・。
陳列はヨーロッパよりもガサガサしていなくて綺麗に並んでいる気がする。
写真の左上のパイナップルは小さめで可愛かったな。
めずらしい野菜や果物を探してみる。
あった・・・
"ナスじゃん!”
って言いたいところだけど名前が”Black Kuwait”になってて
なんかかっこいい。1266ってなんだろう・・・。
調べてもわからないままだったけど、
ツヤツヤしていて美味しそう・・・
ちなみに0.5 Kuwaiti dinar=214円なので
日本でのナス3本入りよりも高い・・・
カラフルなアイス屋さん
続いて足を踏み入れたのは
なんやら可愛らしい外装のお店。
入る前は何が売っているのかわからない・・・
Tea Party Sweetsというロゴが目に入ったのと、この外観でなんとなく
お菓子屋さんかなあと目星をつけて侵入。
扉を開けるのにも勇気がいるけどとりあえず入ってみる。
ショーケースを探すと、「あった!結構本格的、そしてファンシー・・・」
でも後ろを振り向くと、そっち側はおもいっきりアイス屋さんだった・・・。
暑いからそうなるよね、ケーキなんて売れないよね、うんうん。
入ったからには、というのもありつつ
暑いのもあってアイスを頼むことに…
迷っていると試食用とミニアイスをくれた。
小さいケーキは2.5KD=1100円
ホールだと12〜15KD=5200〜6500円
ケーキは高すぎた・・・
続く・・・
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