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自信はあってもなくてもいい

自信があるほうが人生が楽しく生きられそうだから、自信について普段よく考えている。でも自信を持つか持たないかは本人の選択なので、持たないといけないわけではないと気づいた。

根拠のない自信が最強。自信を持つと決めればいいだけなので、特技や人と比べて秀でたところなんてなくていい。私は自分に自信を持っています、以上終わり、でいい。人と比べた上での自信ではないから、自信を奪われることがない。自信を持つのをやめなければ失うことがない。

根拠のない自信の意味がわからない人が案外多いと感じる。学校の偏差値教育の弊害や常に自分と人とを比べることによって、自分より上か下かを無意識に判断する癖がついていることが多いから。その場合、人より優れたところがなければ、自信とは言えないし無価値だと思うんだろう。

自信のなさと劣等感、コンプレックスは深く関わっているけれど、他人のあら探しや悪口が大好きな人が一番劣等感が強いと個人的に思う。他人がどういう個性があって、どういう考え方をしているかどうかはその人の自由なのに、その人を自分の下に置かないと居心地が悪いってやっぱり劣等感が強いと考えざるを得ない。人を攻撃したり蔑むことで、矛先が自分に向くのを防いでいるのかもしれない。根底にある強い恐れ。でも、それもその人の選択なので、自由なんだけど。

何はともあれ、私は自信を持って人生を楽しむと決めた。日々思いこみに気づいて修正するのが楽しい。ブロックを外すのって案外簡単。自分でできるようになる。持っていたい思いこみは、何度もそう思うことによって強化できるし。

自己対話を繰り返すことによって、自分のあるがままを受け入れることができるようになった。もちろん人間だからたまには人と比べて落ち込んでしまうこともある。人と比べたとき、あの人より私のほうがマシだなんて思うのは自分の美学に反するけれど、落ちこむのはそんなに悪いことじゃないよって自分に言ってあげる。

人生はどこまでいっても自分から逃げられない。死ぬまで片時も離れず一緒にいるのは自分だけ。自分とどれだけ仲良くなれるかな。今日も仲良くしようね。これから一緒にたくさん楽しい経験しようね。今よりもっと幸せになろうねって自分に言ってあげたい。