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サッカーチーム×青きな粉


サンフレッチェ広島と

上万糧食製粉所の

掛け合わせ


以前、少しだけ紹介したサンフレッチェ広島公式の「棚田遼選手密着動画」と、そこに出てきた広島市にある上万糧食製粉所の青きな粉。

まさかの両社への取り組みについてインタビューした記事が公開されていて、興奮しながら読んだ。

上万さんの悩みがとても興味深いので、少しだけ抜粋してみる。

青きな粉は、我々が消費者向けに提供する商品の中でも圧倒的な認知を誇っており、広島では「きな粉は緑色(青きな粉の色)」と思っているくらい誰もが知る商品です。しかし、広島市内ならほとんどのお店で売っているために、上万糧食製粉所が広島の企業として認知されていない課題がありました。

広島では浸透しすぎて、全国的な企業だと思われていることが課題となっているらしい。地域で当たり前の存在になっていると、認知度に問題が出てくるというのが意外だった。

青きな粉のコアユーザーの高齢化が進んでいることも課題視していました。そのため、YouTubeで若年層やその親御さんに届く施策ができたらと考えました。

青きな粉のコアユーザーの高齢化が進んでいるということは、広島でも若い層は黄大豆のきな粉が主流になっているということだろうか。そもそも、きな粉は高齢者の方が購入率が高いということだろうか。

いずれにせよ、若い層に向けて発信したいと考えていたとは。恐らく、この世代の販売を伸ばしたいのは、どこのメーカーでも同じだろう。TwitterなどのSNS発信が出来ると言えば、もしかしたら需要はあるのかも。入り込める余地はあるのかな。

上万さんのお悩みだけでなく、サンフレッチェ広島の方の発言にも思わず反応してしまった。

調理師さんがから揚げやお好み焼きなど様々な料理の中に青きな粉を入れていました。

最初はトーストに青きな粉ペーストを塗って食べてもらうくらいで十分だと思っていたが、調理師さんがあろんなアイデアを出してくれたらしい。青きな粉おにぎりも、調理師さんによって作られたそうだ。

たくさんの人の様々な知識や行動によって、生まれた青きな粉メニューたち。サッカーチーム×青きな粉という予想だにしない掛け合わせが、新しい文化や風を生み出したんだなと思う。

きな粉と組み合わされる食材は、お餅やご飯、ヨーグルトなど現時点ではほぼ決まっている。しかし、今回の記事を読むと、新しいものと掛け合わせれば可能性は無限大なんだと教えてもらえた気がする。

今回のインタビューがとても面白かったので、できれば連載だったり定期的な記事としてあげて欲しいな。

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