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相手ごとから自分ごとへ

人のしてることを見聞きして「自分にはとてもできなーい」って言うときは、わたしにとって相手を尊敬のまなざしでみているときです。相手に伝わるか伝わらないかは置いといて、最高の褒め言葉です。言い換えると「その発想はなかった」って感じかな。

自分にとっての"最高の褒め言葉"を知っとくと、それだけこころが振れてるっていう合図だと気づける。そしてそこには、客観的に自分のことを知るヒントがた~くさん散りばめられています。

今日は、雑誌「暮らしのおへそvol.34」で一級建築士の田中ナオミさんの記事に目が釘付けになって「わたしにはできないっ!」と思わずつぶやきました。だってこの方、なんと・・・一日の終わりに家じゅうの水分を一滴も残らず拭きあげるんだとか。キッチンはもちろん、お風呂の洗面器までですよ!すごすぎます。

と、ここからちょっと踏み込んで「どうしてこのエピソードにこころが振れたか?」を観察します。

記事には、こうナオミさんのことばがありました。

私は片付けは得意なんですが、実は掃除が苦手なんです。それでもカビや水あかやぬめりは絶対に防ぎたいからとにかく水分を残さない!

暮らしのおへそvol.34|主婦と生活社

ほほう~。苦手なことなんだけど、絶対に防ぎたいことがある。だから、毎日拭きあげる。そこから導き出したわたし観察結果は2つ。

◎苦手なことのなかにも習慣にできることってあるんだ
◎絶対に水を残したくないから、拭きあげてるって流れがとってもシンプル

ってこと。相手ごとから自分ごとへほぐしておくと、いつか何かのときに「あ、そういえば・・・」と、どこかで繋がる瞬間に気付きやすくなりますよー。

ほんの少し踏み込んで、自分ごとにしておくひと手間おすすめします。

良い一日を!



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