星井きなこ

校正の仕事しながら執筆生活、だいたい昼寝。まぁまぁ無口。窓辺でぼーっとするのが好き。noteコンテスト「#私のコレクション」受賞🎖️ご用の方はこちらからどうぞ。https://note.com/kinacopan1125/message

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最近の記事

嘘つきエッセイストはピザを食べる

本屋さんで立ち読みしていたら、エッセイは別にほんとうのことを書かなくてもいいと書いてあった。読者にとっては、ほんとうのことかどうかはあまり関係ないのだそうだ。 そんなもんかなぁ? ほんとうは、今日ピザを食べてなくたって、ピザを食べたことを書いてもいいってわけね。あいにくピザで何かを書けるほどのひらめきがないのが残念だけど、まぁそういうことなんだろう。ピザは食べてないけど、エビチリドックを食べた。どうでもいい。 本屋さんでは谷川俊太郎さんの追悼コーナーがあった。谷川さんは

    • ポロポロと流した涙を拾った日

      いまタイムマシンにお願いして、戻るは1992年。 1992年12月の3歳のわたしは、ちょっとかなしげ。 どうしたのでしょうか。 当時の幼稚園の先生と母とのやりとりに、こんなことが書いてありました。 もうそのときのことは覚えてないのだけれど、すごく「わたし」を言い表しているエピソードです。3歳だった自分の心の内は、ヒリヒリしているだろうな、と容易に想像できます。 なので、わたしはわたしに手紙を書きました。そしてその手紙を、タイムマシンにのって、コトンとこっそり郵便受けに

      • 腹時計が壊れた猫と過ごすとき

        何を思ったか、腹時計が壊れているのか、猫がごはんの時間よりものすごく前にニャーニャーないている。 この時間の過ごし方は苦手だ。なにかに集中することはむずかしく、ただ時間が過ぎてくれるのを待つばかり。 「にゃー」といえば、こちらも「にゃー」と言ってみる。 そんな果てしない時間を過ごす。 お土産にもらった花畑牧場のちゅーるのような「トロリ~ヌ」がひとつあるので、それをあげてもいいけれど。 ちなみにトロリ~ヌはちゅーるのような大きさの袋に入ってるので、4~5本くらい入って

        • 手帳を睨みつけずに、ほわっと見ていたい

          エッセイのある日常。11月 #3

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        記事

          ねこの時間、わたしの時間

          11.17(Sun) うちのにゃんこは7歳になるんだけど、調べてみたらシニア猫の仲間入りだと書かれていて「え、もう!?」と思ってしまった。 うそ~、もうシニアなの。早すぎる、嘘でしょーと涙目になった。 「ゾウの時間ネズミの時間」じゃないけれど「猫は猫の時間」を過ごしているにすぎないんだよなぁ。そーだそーだ。 とかなんとか言いつつ、わたしが先にあの世いきっていう可能性もじゅうぶんあるじゃないか。そーだそーだ。 どっちだっていいけれど どっちだっていいけれど ふつうの

          ねこの時間、わたしの時間

          静かな時間に一冊の写真集を添えて

          ほんとうは、そんなに多くの情報をごくごく飲めるはずもない。 ほんとうは、そんなに多くのことを「いいね」と思ってるわけでもない。 自分の声に耳を傾けぬまま、次々にスクロールし、いいねを連打。 いったいわたしたちは何をしてるんだろう? ほんとうの無言の世界は、目が死んでない。 ほんとうの無言の世界は、静かに熱い。 ほんとうの無言の世界は、内なることばが宿る場所。 写真集専門書店「book obscura」の店主、黒崎由衣さんからとても大切なことを教えてもらった気がしま

          静かな時間に一冊の写真集を添えて

          ちょっとしたことだからこそ声にする

          11.14(Thu) 80代の祖母宅へ行く。トイレにいくと便座がひんやりした。 「えっ、これ冷たくないの?」と祖母に聞くと、そういえば夜中のトイレの時にひやっっとしていたとのこと。でも、自分では設定がよくわからずそのままになってたみたい。 なんだ、聞いてよかった。 みると、節電モードになっていた。説明書をよむと、普段あまり使わない時間帯をトイレが判断して、便座のぬくもりを調整しているらしい。すご。 いまは節電よりもお尻のぬくもりが大切。 というわけで、節電モードをO

          ちょっとしたことだからこそ声にする

          【3行日記】メルカリあるある

          11.13(Wed) メルカリでちと高価なものを出品したら、すぐ売れた。「もしかしてだけどーもしかしてだけどーも少し高くしても売れたんじゃないの~」という耳鳴りをどうにかしたい。

          【3行日記】メルカリあるある

          花を活けるように夫はプラモを飾る

          11.12(Tue) 花を活けるように、夫はプラモを飾る。 「ただ、かっこいいと一緒にいたい」と彼は言う。 ほんのそれだけのことなのだ。 そこに他者が入る余地などない。 「いい大人が」 「こんなに集めてどうする」 「お金の無駄」 それらの声は、どこから聞こえていたんだろう。 どうしてわたしの耳だけに届いてたんだろう。 花ならよくって、プラモならいけないのか? 馬鹿げてる。 「美」と出合ったとき、 自分に見合うとか似合うとかに容易に振り回されがちだ。 そしてそ

          花を活けるように夫はプラモを飾る

          マガジン収入でコメダに行こう

          11.11(Mon) 有料でマガジンを投稿しているが、だいたい購読者が3~5人をいったりきたり。月500円(初月無料)で設定しているが、それは購読されている方から、月に一度コメダ珈琲のアメリカンコーヒー一杯ごちそうになろうという心持ちでやっている。 有名人でもない平凡な人の文章をお金を払って読もうと思って、実際に行動してくれた方々にこちらが珈琲をご馳走したいくらいである。Thanks!!! 考えてみれば、わたしは実際にコメダに月に2回ぐらい行ってアメリカンをいただいてい

          マガジン収入でコメダに行こう

          人ってそれぞれ物語を生きてる

          エッセイのある日常。11月#2

          人ってそれぞれ物語を生きてる

          スキしてみて

          この度イラストレーターのぷんさんに依頼し、スキリアクションを追加することにしました。 わ~! ぷんさんに依頼するのは3回目。これまでスキリアクションを5種類描いていただいています。今回2種類を追加しまして、本日より全7種類でお届けします。お楽しみに!♡ 【ラインナップ】 ●のびのび踊る女の子←NEW ●お部屋でまったりする女の子←NEW ●頭にバナナが生えた女の子 ●水瓶座の女の子 ●我が家の2にゃんズ(素敵な企みver.) ●我が家の2にゃんズ(ルンルンver.) ●

          スキしてみて

          誰かはみていて、誰かはみていないけれど

          11.9(Sun) 高速バスでうとうとしてたら、遠くの方でくっきりと花火が見えた。 音のない11月の花火。 通路を挟んで左側の人たちは見れないんだな、と思う。 同じ側にいてもこの時間は寝てる人も多いから、 何人のひとが気付いてるかなって思う。 左側の人たちは、別の景色に心躍らせ、 眠る人は、素敵な夢を見ているかもしれない。 わたしには、知る由もない。 わたしが言葉にできるのは、11月の無音の花火。 知りようのないことを想像するのは、意味のないことでしょうか。 答え

          誰かはみていて、誰かはみていないけれど

          誰かと出合うことで、自分の物語の章が変わることってあるんだろうな。そしてわたしも誰かの物語の登場人物になれると思うと不思議な気持ちになる。

          誰かと出合うことで、自分の物語の章が変わることってあるんだろうな。そしてわたしも誰かの物語の登場人物になれると思うと不思議な気持ちになる。

          嫉妬する心のだいたいの着地点

          11.8(Fri) 自分とおんなじようなことを書いている記事に、スキが何千もついているのを見ると落ち込む。「なんで?なんで?なんでー?」ってなる。 はいはい、だいたいの着地点はわかってます。 ●人と較べる必要はない ●スキは目安に過ぎない ●自分で記事を書くことが大事 もう何万回も較べなくていいと思ってきたことですけど、どーしてまた較べて落ち込むかなぁー。あほなんだろうか? ここでどう折り合いをつけようと考えると、やっぱりそれでも「書く」しかないんだろうと思う。

          嫉妬する心のだいたいの着地点

          【3行日記】はぐれ刑事からのきらきらひかる

          11.7(Thu) 昔、この時間はぐれ刑事純情派見てたなと思い出す。純情派ってすごいな。17時からの連ドラも楽しみだった。ダントツ好きなのは、きらきらひかる。この懐かしさどうしよう。

          【3行日記】はぐれ刑事からのきらきらひかる