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子育てって、成功とか失敗とかあるんですか?
こんにちは、きなこです。
現在3歳の子どもがいます。
実は我が子、トイトレ(トイレトレーニング)を上手く進めることができず、3歳直前まで全くトイレでおしっこができない子でした。
誘ってみても、「いやー!」と言って逃げる。
試しにパンツを履かせてみても、そのままおしっこして本人は全く気にしない様子。
そんな感じで、どうしたものかと頭を抱えていました。
・・・
そんなある日、保育士をしている友人と合う機会がありました。
友人の旦那さんも知り合いなので一緒にランチ。
そこで、「トイトレが上手くいかなくて…」と、つい悩み相談をしてしまいました。
友人は、さすが保育士。
どうやって興味をもたせるか、声掛けの具体例など、色々と教えてくれました。
さらに、「まだそんなに焦らなくて全然いいよ!」と励ましの言葉も。
「ありがとう。焦らずに頑張るよ〜。
上手くいくといいなぁ。」
と、私が弱気なことを言っていると、
それまで黙って話を聞いていた友人の旦那さんが口を開きました。
「上手くいくも何も、
トイトレって成功とか失敗とかあるんですか?
赤ちゃんはみんなオムツだけど、
大人になったらみんな
トイレでできてるじゃないですか!」
…確かに。彼の言葉を聞いてハッとしました。
・・・
私はなんとなく、3歳までにはトイトレを終わらせなくては!と、焦っていました。
保育園の他の子の様子を見たり、ネットで検索したりして、「遅くてもこれくらいかな?」と勝手に期限を決めて、勝手に焦っていたのです。
そんなこと、本当は誰にも求められていないのに。
それから。
とりあえず、一般的に効果的と言われるようなことは続けていましたが、別にトイレでおしっこが出なかったら出なかったでいいや。
と、気楽に考えられるようになりました。
・・・
ちなみに。
その後我が子はある日突然、トイレ(というよりパンツ)に猛烈に興味を持ち出しました。
そして、そこからたった2〜3日で日中はほぼ100%トイレでおしっこができるように。
保育園の先生もびっくりの突然の出来事でした。
・・・
今回はトイトレの話でしたが、友人の旦那さんに言われた、
「成功とか失敗とかあるんですか?」
という言葉は、子育て全体に言えるような気がしました。
上手くいかない…。という悩みの大半は、親や他の誰かが勝手に正解を決めて、それに当てはまらないというだけなのかもしれません。
もちろん、命や健康に関わることなど、ある程度親がしっかりしないといけない部分もあると思います。
でも、何でもかんでも親が決めた正解にとらわれなくてもいいのかなと、最近思えるようになりました。