エレガントな日常/団子より花を選んだ日
東京ジャーミィへ行く予定でした。
代々木上原にあるイスラム寺院です。
「ジャーミィ(cami)」
とはトルコ語でモスクを意味します。
そこはイスラム教徒ではなくとも自由に見学ができる場所。
大天使ガブリエルのエネルギーに包まれる私のパワースポットでもあります。(個人的な見解ね)
モスク内では女性はスカーフを被って髪を隠さなければなりません。
(よしっ。今日は金曜日だから14:30以降なら入れる)
毎週金曜日13:30〜14:30ごろまではイスラム教徒のみの礼拝の場となります。
なのでその時間帯を避ければ18:00まで入ることが可能。
美しい寺院を見ながらゆっくり瞑想をして大天使ガブリエルと繋がって、売店にてトルコの食材を買うはずだったのに、、、
あれあれ?
なんでパジャマだの下着だの買って帰ったのかしら?
答えは簡単。
なんだかスムーズに進まなかったからでした。
地下鉄の駅に行き、
路線を間違えて記憶していた上に、
駅のホームでそのことに気づいて、
(セーフ!まだ乗る前で良かった。ネットで乗り換え調べよっと。ポチポチ)
あーそっか。あの路線だったのね。
しょうがない一度あの駅まで乗って、乗り換えるかな。
数分後。
「あの駅」へ行く逆方向に乗ってしまいました。
もうダメだ、、、今日はことごとく道が閉ざされている。降りて帰ろう。
降りた駅の近くにてちょうど買うものがあったのでそこへ向かいます。
残念無念トホホ〜なんて思いながら歩きました。
おや?この道は、、、
なんだか行きたくなってきたぞ。
インポートランジェリーショップへ!
禁断の沼へと吸い込まれて行きました。
なんと開店時間までまだまだあるのに開いていました。
(もーダメだ、、、散財覚悟!)
こんにちは〜。
あぁ。
ヨダレが出そうな美しいランジェリーや着心地のよさそうなパジャマ、ルームウェアがたくさんあります。
以前このお店にふらりと吸い込まれてパジャマや下着を購入したところ、どれも大当たりでした。
今までに着たことのない着心地のパジャマや美しくて体に優しいランジェリーに大感激。
これを知ってしまうともう戻れなくなってしまったのです。
(他のお客様も同じことを言うらしい)
お店のオーナーさんは、それはそれはインポートランジェリーに詳しくて(そりゃそうだわね)本音でお話しされている感じが信頼できます。
ですから高いものを売ろうとする言動も無し。
こちらのニーズを把握して適切なものを提案してアドバイスをいただけるのでした。
えぇ?!
こ、、、これを着けてもエロくならないの〜?!
という大胆なデザインも教えてくださいます。
服の上からサイズ感が把握できるとのことでつけてくれました。
、、、ブラジャーをね。
わー。素敵だわー。
見た目はとってもビックリだけどとてもエレガントです。
「(ガチャッ)宅急便でーす」
ぎゃー!
男性が決して入れない空間にオトコの声がして慌てました。
だって私はブラウスの上からブラジャーを着けているという変態みたいな装いなんだもん。
咄嗟に商品の影に身を潜めたものの、
あれは絶対見たな。
私のマヌケな姿を。
(エロいブラを服の上から身につけ鏡の前でウットリしていた熟女の姿に今夜夢でうなされるがいい)
結局今回は大胆なデザインは却下、夏服に向けて即戦力のあるものをチョイスしました。
でもいつかアレを身につけてみたいなぁ。
この「ナルエー」というメーカーの綿100%を着ちゃったらもう大変。
毎回袖を通すたびに気持ちよくてとろけそうになります。
ナルエーのパジャマは平面で見るよりも実際に着てみるとイメージがまったく異なるのが特徴です。
独特の洗練された女性らしいラインが光ります。
ちなみにホームページは外国人モデルなのでイメージがつきづらいのですが、個人的には日本人のほうがとても似合うと感じています。
今日買ったこの白黒柄のパジャマも見た目は昭和のおばさん柄(またはマリメッコ柄)なのですが着てみたらホレボレして鏡を見ちゃいました。
ズボンの裾はワイドパンツまでいかないけれど広め。
七分丈は私の身長にはちょうど良い9分丈になりました。
着心地は、、、
最高〜!!
さらっとふわっと肌に触れて軽いのなんの。
上下バラバラに着れば近所ぐらいは出歩けるワンマイルウェアにもなるとのことです。
夏の暑い日にこれをずっと履いていたいなぁ。
↑こちらの「TUNIC(チュニック)」というメーカーも抜け出せないシリーズ。
着心地、手触り、肌触り抜群。
体にフィットする感じもピチピチしすぎず、ダボダボもなく
"美しいぴちぴち感"が出ます。
このメーカーの部屋用のインナーを持っているので、その天国のような肌触りは知っていました。
カットソーは今回初チャレンジですが、オーナーさんがこう言っていました。
もしこの先Tunicのパジャマに手を出したら沼にハマってしまうとのこと。
誰もが戻れなくなるそうです。
(あぁ、分かるわかる!でも幸いパジャマのほうは私の好みの柄ではないので沼に入らずホッ)
そんな訳でモスクでお祈り&食材調達のはずが下着とパジャマに変身してしまいましたとさ。
花より団子ではなくて花のほうを選んだエレガントな私、アッパレです。
「団子より花」のスタンスは続きました。
甘いものでも買おうかなと誘惑されましたがヴィーガン弁当を買ってみました。
(正確にいうとマクロビオテック弁当)
というのは先日外食にてファラフェルサンドを食べたところ、
オヤっ?
という感覚になったのです。
(ん?なんだか安心する〜)
そして昨日、ピビンバ弁当を買いました。
蓋を開けた途端に
(うっ。臭っ。違和感がある)
と、魚介の臭いが鼻についたのでした。
その感覚はほんの一瞬です。
口に入れてからはどちらも美味しくいただきました。
でも、私の中でどうしてもその一瞬の
「安心」と「違和感」
がずっと心に引っかかっていたのです。
(私はいよいよ本格的なヴィーガンになってしまったのかな)
(そうだったらどうしよう。コンビニお惣菜やカップ麺が食べられなくなっちゃう)
(しかもオーガニック野菜に手を出したら散財もいいところ。そうなりたくないよ〜)
そんな抵抗が生まれてきました。
たまたまオーガニック系のスーパーに寄ったので店内をグルグルしながらお弁当前で立ち止まっては
ジーっ。
高い。
こんな高いお弁当買うの?
見た目は美味しくなさそう〜。
マクロビオテックのメニューって情報量多すぎて苦手だなぁ。
でも、、、食べたらどう感じるのかな、、、実験したいなぁ。
このお弁当にはちゃんと内容の説明がついてました。
が!
読むのも億劫なので食べちゃえー、とパクリ。
あ。甘い。
これデザートじゃーん。
見た目がさっぱりなんだか分からないのでオカズなのかスイーツなのか区別がつきません。
(だからメニューを読めばよいものを)
どれも美味しくって、しっかり塩分もあり、甘味もある。
得体の知れないタレは一体何にかけるのかは不明でしたがとても辛かったです。
(どうしましょう。私はこのお弁当を褒めているのかどうか自信がなくなってきちゃった)
率直な感想は、たまーに食べてもいいお弁当だな、というところでした。
きっと目に見えないエネルギーとか、体の細胞が喜ぶのはこちらなのかもしれません。
ですが私が、より満足&安心したのはファラフェルサンドのほうでした。
油ギトギトが良かったのかもね。
今朝は私の年上の友人でもあり、恩師のようでもあり、もしかしたらソウルメイト?かもしれない女性から電話がありました。
「もう90歳なのよ。私ね、そろそろ寿命もきたかなぁと最近思っているの」
と、60代前半のような張りのある声と滑舌、そして頭の回転の早さで話してくださいます。
「(あれ?この前までは88歳だったのに。ま、いーか)またまたぁ〜。私が返事に困ることをおっしゃらないでくださいよ。そーですね、とは言えないじゃないですか」
「あはははー!」
このかたから電話がくるとたまに耳が痛いことも言われるのでビクビクしていた私です。
でも最近では舌も滑らかにジョークで返せるようになりました。
このかたのお母様は明治生まれで菜食主義だったそうです。
およっ?
またヴィーガンというキーワードと繋がった??
(こじつけかな)
私は今日もエレガント。
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