エレガントな日常/日本語と黄金虫に喜びを見出す
「饗庭外記(あえばげき)」
ナ、、、ナニ?
note仲間『笹目いく子』様のご著書である
『独り剣客 山辺久弥 おやこ見習い帖/アルファポリス文庫』
に出てくる文字です。
1度完読して大いに泣いたのち、2度目からは見聞きしたことのない日本語を拾ってネットで調べながら読書を楽しんでいます。
えーっと。
「あ・え・ば」
検索ポチッと。
「饗庭」さんという苗字の由来のサイトばかりが出てきます。
うーん。そこじゃないのよね。
意味を教えてちょーだいな。
「饗庭 意味」ポチポチッと。
「女性の喘ぎ声が男性にもたらす効果」
お?
むむむ。
そっちがヒットしましたか。
(開いちゃダメよ。またこんなことで脱線するんだから)
頭とは裏腹に熟女になると本能のままに行動に出てしまうことが度々起こります。ポチッ。
(ほほー。女性が声を少し我慢している感じが男性にはたまらないのか。恥じらう官能美ってとこか。ハッ!←サイトを閉じる)
失礼いたしました。
結局のところ
「饗庭外記(あえばげき)」
のピンポイントの意味は把握できません。
私の中では前後の文脈から
「お家騒動」
という言葉に翻訳しながら読み進めることにしました。
いーのです。
これは楽しむためにやっていることですから勝手に解釈、勝手に翻訳しちゃうもんね。
ちなみに、翻訳と言えばこんな話を聞いたことがあります。
英語↔︎日本語翻訳家の第一人者のご高齢の男性がおっしゃっていたのですが
「翻訳に必要な才能は語学力ではなく情報収集力と推理力」
へぇ、なるほどね!と当時私は通訳/翻訳をしていおり特に翻訳は大好物でした。
好き過ぎてすぐに取り掛かるのはもったいなくてワザと数日間放置しては
「美味しいものは後々にとっておく」
という変態プレイをしていたほどです。
(そして納期が迫り中途半端な翻訳にて提出)
通訳のほうは劣等感ばかりでしたが、翻訳だけはいつまでもやっていたい、しっくりくる言葉に出会えるまでネットサーフィンでほとんどの時間を費やしていました。
ですから、情報収集力や推理力と聞いてどんなに慰められ励まされたことでしょう。
(と言いつつ神のような救いをくださったその方の肝心なお名前を覚えていない。スミマセン)
そうそう。お名前をしっかりと覚えているパターンもあるのですよ。
ロシア語通訳・エッセイストである
『故・米原万里』さま。
その方も私を大いに慰めてくださいました。
「第一線の通訳人はたいてい下ネタ好きである」
というようなことをおっしゃっていて、
(やったー!!ソレ私よ私!)
良かったー。
実力はともかく才能だけは持っているんだ、、、
と変なところで立ち直ることが出来たことが何度もありました。
(その才能を磨こうともせず劣等感を長年ブレずに貫く私の気骨。その能力のほうもある意味すごいかも)
確かに私の周りを見ると言語の才能がある人はみんな下ネタのキレもいいし、
あるいは下ネタのセンスが光っている人は言葉の表現力が豊かです。
そんでもって楽器を奏でるというのも共通しています。
それはきっと脳みその構造上、言語とか音楽は(そして下ネタ)同じ部分を使っているのかなぁと漠然と捉えていますが、それ以上調べることは億劫なのでここで自己完結。
ということはですよ。
こんなにも素晴らしい日本語をあやつり、クラシックピアノも弾かれる
『笹目いく子』様は、、、
もしや。
下ネタ好きなのでは、、、
ハッ!
し、、、失礼いたしました。
暑さで脳みそが溶けて私ったらなんてことを。
(いや。エアコンの下で爽やかに過ごしているからむしろ健全に冴えていたとも言える)
その他に検索した言葉は、
・悋気(りんき)
→男女間の嫉妬、色恋沙汰における怒り
・胡乱(うろん)
→怪しい、うさんくさい
一方、漢字の読み方検索も。
・家譜(かふ)
ふむふむ。
面白いなぁ〜。
たった1ページの中にこんなにキラキラした宝物が散りばめられています。
もちろんそれらの意味が分からなくても漢字の形状や文脈から漂う美しさと物語の感動は変わりません。
ジャズの音楽だって理論を知らなくても(むしろ知らないほうが)充分楽しめるのと同じですね。
笹目いく子さんネタでついでにもう一つ書かずにはいられないことがありました。
今朝のこと。
図書館からのメールが入っていました。
以前にいく子さんの本を図書館に置いてもらおうと(買わせようと)申請していたのです。
それが入荷したので貸し出しできますよー、というお知らせでした。
ぬぁにぃ〜?!
申請が通るのがこんなに遅いとは思わず、痺れを切らして買っちゃったじゃないかー。
図書館側から連絡が来ない場合には申請は通らなかったと判断して下さい、と言われていたので残念に思っていたのです。
図書館へ置いてもらおうとした理由ですが
一つは色んな人の目に触れて欲しいのと、
(私の知り合いよ〜sns上だけど。と密かに自慢したい)
もう一つは自分のお財布を痛めることなく自治体に買わせちゃえ〜ムフフ。
というセコイ考えからでした。
(いいアイデアでしょ?)
でもね。
買って良かったです。
私はミニマリストなので本も2冊しか持っていませんが、笹目いく子さんのご本は自分だけの宝物にしたい!
そんな気持ちがわいてくるものでした。
天の計らいはすべて一寸の狂いもなく最高最善のタイミングにて物事を贈ってくれます。
図書館には置いてもらえるわ、私の宝物は増えるわですべて万々歳の出来事でした。
今回はちゃんと記事に貼り付けますよ〜↓
まだ雨が降る前。
スーパーへ買い物に行く途中に目の前をキラキラする物体が横切って植え込みの葉っぱに止まりました。
近づいてよーく見てみると
黄金虫。
玉虫色の複雑な色彩が見事です。
しばらくじーっと眺めてキラキラを堪能したあと、私は向きを変えてまた歩き出しました。
その直後のこと。
前方に今見たばかりのキラキラした玉虫色が目に飛び込んできました。
デ、、、デカい黄金虫だぁー!
停めてあるバイクに乗ろうとした人のヘルメットが太陽の光の反射で頭全体が玉虫色だったのです。
数秒前に見たばかりの黄金虫にそっくり!
まるで顕微鏡で拡大したかのようでした。
わぁ。。。
なんか縁起良さそう。
良い事が起きるかな?
なぁーんて嬉しくなっちゃいました。
そのあとすぐにこんなふうに思いました。
(虫やヘルメットの色のシンクロに気がつけたこと、そんでもって縁起良さそう〜って喜びを感じる今この瞬間の自分の感受性こそが幸せなんだなぁ)
と。
普通に歩いていたらなんとも思いませんものね。
そこらじゅうに落っこちてある幸福を拾い集めることが出来た自分の感性の開き具合に感謝しつつ胸がジーンとしました。
いつもは夜遅い時間の記事投稿なのですが今日は早い時間でのアップ。
どうしてかって?
まぁ、いつものアレですよ。
仕事からの現実逃避です。
トイレ掃除なんてかなり丁寧に行ったし、
普段はやらない浴槽の掃除とか
(私は浴槽は使わずシャワー派)
暇さえあれば(隙さえあれば、ですね)ちょこちょこと記事を書いていたのです。
そしてやることが尽きたところで観念して先ほどやっと仕事に着手しました。
鬼集中力にて1件終了!
あとは明日〜。
さぁて。
今夜は時間があるから女磨きをすることにします。
最近やけに顔が汚いなぁと気になっていたので入念にリンパマッサージをしようと思います。
(以前よりも顔の色にムラがある!シミも目立っている、、がーん)
日焼け止めやファンデーションを塗らずに外を歩いているのが影響してきたか、、、
そろそろこちらも観念しどきなのかもしれません。
顔面を覆う大きなサンバイザーを身につけるか(あれは圧巻よね)素直に顔に何かを塗るか。
熟女には試練と決断を迫られることが次々とやってきますね。
私は今日もエレガント。
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