エレガントにハンバーガーとポテト
今日は美容院にてシャンプーとマッサージをしてもらう日です。
ロングカーリーヘアにしてからはカットの頻度も少なくて済むようになりました。
その代わりに3週間に一度シャンプー&マッサージメニューに変更しました。
(と、もみあげツーブロック整え)
個人経営のお一人でされている美容院なので決まったメニューがあるわけではなく、
「なんとなくそうなっていった」
という緩い感じが私には心地よく感じます。
お会計も
「"じゃあ"千円で、、、」
と言われる時もあれば
「千円です」
と言い切る場合もあり
(一体本当はいくらなんだろうか?)
と聞いてみたいものの、いつもふんわり雰囲気で済ませてしまうのでした。
私は普段「湯シャン」なので汚れが実際に取れているのかどうか自信がありません。
ですからこうして定期的に美容院でプロの手で洗ってもらいリセットしています。
何よりマッサージがとてもお上手。
スマホで固まってしまった肩や首をほぐしてもらって頭皮マッサージにて頭が軽くなるのも嬉しいのです。
帰り道に寄りたいお店があったのでゆっくりと長いお散歩が始まりました。
そのお店とはインポートのインナー屋さん。
先日偶然見つけてパジャマやインナーを買いました。
それがものすごくヒット!
こんな着心地がよいパジャマを着たことがないというものでしたし、
こんなに美しくて着け心地が良く、気分が上がるインナーはないというものだったのです。
ここからは個人的な感想です。
昨今の日本の女性用下着は
「男性目線」
にかなり寄っていておかしな方向になっていると感じています。
(あくまでも私の意見よ)
日本製の大手下着メーカー通販で購入していたのですがとにかく
寄せる、盛る、持ち上げる。
補正、補正、補正のオンパレードです。
道行くご年配の淑女さんもお顔や背中の曲がり具合とはウラハラにど真ん中にオッパイがあって(寄り目みたいに)ものすごく高い位置に膨らみがあります。
若い子もみーんな寄り目オッパイ。
体のど真ん中でぷるんぷるん縦揺れしています。
(もちろんその姿も素敵とは思うけど、、、)
そんな私も通販というギャンブル勝負に負けて
(えーん。こんちくしょーだまされたぁ。こんなの不自然じゃーん)
と床に投げつけたくなるような寄り目下着を何着も買うハメになっていたのでした。
(じゃあちゃんとお店に買いに行けばいいのにね。テヘヘ。面倒くさいのよ)
そう。
インポートランジェリー。
これは秀逸でした。
ただのエロいお姉さんたちが身につける下着かと思っていた偏見が取れました。
お値段は高いけれど、その分日本のレースよりも痛みにくく耐久性に優れているからコスパ良し!
形は程よいナチュラルさがあります。
年齢に合った体型をそこそこに醸し出しつつもシルエットが美しい。
何よりも買って驚いたのですが、干している姿が美しくて飾り物みたい。
いつまでも眺めていたくなるのです。
それは
「自分だけの喜び」
のために存在していました。
こんなことを思い出しました。
昔クリスチャンディオールが世に出たとき、そのデザインは
「男性が好む形」
だったそうです。
それに対してシャネルはあくまでも身体への負担を減らして女性の内面の美しさを引き出すシンプルなデザイン。
世の中はクリスチャンディオールがどんどん売れるようになったとの逸話を聞いたことがありました。
(まさに今の日本の下着業界はソレだ)
と思ってしまいました。
この話になると私は鼻息荒くなりがち。このへんでやめておきます。
失礼いたしました。
で。
インポートランジェリーの素晴らしさを知って再度見に行ったのですが開いてなくて残念。
という長いお散歩だったのです。
でもお散歩の途中でこんないいことも!
どうしても年内にマックが食べたくてしょうがなかったのです。
今までに何度もチャレンジを試みても混んでいたり、客層をチラ見するとそこに溶け込めないのはアリアリと分かるお店ばかり。
(そりゃそーだわね)
でも今日はラッキー、、、というのか店内の席は2Fのみ。
どんな客層でどんな雰囲気なのか外からはまったく見えません。
イチかバチか思い切って入ってみることにしました。
(ギャンブル好きだよね〜)
まずは席が空いているか聞いてみたところ空いているとのこと。
「ダブルチーズバーガーセットをください!飲み物はホットコーヒーで」
店内では(ホール)70〜80代にお見受けするスタッフさんがいました。
今はシニア枠があるのですね。
その昔モスバーガーがそういう試みをしたところ大好評というドキュメンタリーを観たことを思い出しました。
シニアさんは落ち着いているしコミュニケーション能力も高くてお客様の相談相手にもなるとか。
ハンバーガーを包む作業は若い人の倍の速さでした。
その世代の方々は風呂敷や新聞紙なんかで「包む」行為を自然にされていたから上手なんだそうです。
今日行ったマックのシニアスタッフさんたち。
働く喜びに満ち溢れておられます。
ニコニコとテキパキと、床のお掃除をしたりテーブルまで運んできてくださったり。
ゆっくりと、注文したメニューを確認しながらしっかりと私の目を見て笑顔で置いていかれました。
(えー?すごい。両手で2つトレーを持って二階まで持ってきたの?!)
私もつられて笑顔。
お互いに見つめ合うひとときにほっこりとしました。
これよ。これですよね。
若い人には若い人しか出来ないことがあるし、
歳を重ねた人にはその人にしか出せない人格や優雅な立ち振る舞いがあります。
適材適所の世の中、ひとつの空間に色んな世代がいるって健全でいいなぁと思いました。
そして!
何年ぶりかに頬張ったマックは激ウマ〜!
(ケチャップもらえば良かった!シェークも頼めば良かった!)
帰り道。
インポートランジェリー屋さんが閉まっていて良かったかもしれないと思いました。
だってやっぱり高いもんね。
見ちゃったらアレコレ欲しくなりそう。
散財を免れたこともラッキーのひとつ!
私は今日もエレガント。