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特集されていた選手が見たくなって、愛知・豊橋に行ってきました。

3月5日・6日は愛知県豊橋市に行ってきました。
観に行った試合は、三遠ネオフェニックス対アルバルク東京の試合。

なぜ豊橋に行ったのか

この試合に行こうと思ったキッカケに、三遠ネオフェニックス・津山尚大選手の存在がありました。

先日、「BTALKS」というYouTubeチャンネルで特集動画が公開されていた津山選手。
その動画は、本人や中学校時代の恩師のコメントなどを通じて、彼が歩んできたバスケ人生を浮かび上がらせる、約20分の長編。

沖縄県出身選手、地元の琉球ゴールデンキングスでプロのキャリアを歩み始め、その後ライジングゼファー福岡へ。
海外挑戦を経てアルバルクでプレーし、今シーズンからネオフェニックスでプレーしています。

特集動画では、本人が思い描いたプランと異なる状態で25歳を迎えた焦りやネオフェニックスに加入してからの心境の変化などを率直に語っていた津山選手。
仕事中の昼休みに見始めたら、そこからはあっという間でした。

わたしは先日、ある節目の年齢になったばかり。
どこか「数字に対して色んな面でレベルが追いついていない」と危機感を持つ一方、加齢に由来するであろう気持ちの変化も感じていた最中。
津山選手と自分を重ねて、刺激を受けたのでした。

そして、「BTALKS」では以前、同じくネオフェニックスに所属する山内盛久選手も特集していました。
山内選手も沖縄県出身、ゴールデンキングスで長年プレーをしていました。
その後サンロッカーズ渋谷に移籍し、今シーズンからネオフェニックスでプレーしています。

地元のチームで切磋琢磨し、いったん離れていたふたりが、再び違う場所で同じチームメイトとして戦っているのって、なんかドラマがあっていいなと、今さらながら思うように。

そして、今回は、津山選手がかつて所属していたアルバルクとの対戦。
これは試合を観に行くタイミングとしてもバッチリかもしれない。
そう考えていく内にだんだん行きたい気持ちが強くなり、チケットを購入したのでした。

ちなみに、以前から応援しているサンロッカーズ渋谷はこの2日間、富山県でアウェー戦の試合に臨みます。

ネオフェニックス・アルバルクのどちらにも、サンロッカーズでかつて活躍した人たちがいるので「その人たちの応援も兼ねて」と、富山に行かない理由を言い訳。
でも、「やっぱり津山選手が見たいのだ」という本音を抱えながら、豊橋市総合体育館へと向かったのでした。

津山選手は試合前、アルバルクの選手たちがアップしているところへ自分で向かい、しばらく談笑。
その様子にほっこりしながら、試合が始まるのを待っていました。

強豪相手に苦しみながら戦った2日間

5日のGAME1は、1Qこそスリーポイントが好調だったものの、中盤にスリーポイントが決まらなくなってきたことや、ミスが続いたことなどが響き、ネオフェニックスは25点差で敗戦。

この日の津山選手は約10分の出場で、スリーポイント2本を含む11得点。
打った4本のシュートはすべて入り、うち1本はバスケットカウントと活躍。
ベンチに戻っていた間も常に身体を動かしていて、その姿も印象に残りました。

6日のGAME2は、出だしからシュートがなかなか決まらない一方、アルバルクの外国籍選手に立て続けに点を取られる展開。
スリーポイントで勢いがついた2Qや外国籍選手を中心に得点を重ねた3Qは善戦したものの、4Qではフリースロー以外で成功したシュートが2本のみに。
最終的には31点差がつきました。

津山選手は約14分弱の出場で、得点はなし。
試合前にゼネラルマネージャーが注目ポイントを紹介するコーナーでは、キープレイヤーとして挙げられていた津山選手。
この日は惜しくもシュートは入らず、アシストを狙うパスを多く出していた印象がありました。

アルバルクは、GAME1の途中で主力の帰化選手が足を負傷して途中退場。
GAME2ではロスターからも外れました。

それでも、代わって入った若手の日本人ビッグマンはしっかりと活躍し、質の高いバスケットを維持。
ネオフェニックスは後半になるにつれて、アルバルクに次第に圧倒される展開が2日続きました。

もっとも、ネオフェニックスは外国籍選手1名がケガで離脱している上、フィリピン代表としての活動があった関係で帯同していない選手もいた状況。
厳しい中で、チームとしてどう戦っていこうとしていくのか。
懸命に模索する姿勢は、ひしひしと伝わってくるものがありました。

ネオフェニックスが残りのシーズンをどのように戦い切っていくのかも、そして、津山選手がまたこれからどんな風に進んでいくのかも、ますます気になる。
そう思いながら、豊橋を後にしたのでした。

最後まで読んでいただいて、ありがとうございます😊 「面白かった!」「もっと読みたい」と思っていただけたら幸いです。